2007年11月21日

石狩川を語るつどい in 月形

本日、【北海道遺産・石狩川を語るつどい in 月形】が「はな工房」大ホールで行われました。この「石狩川を語るつどい」は今まで石狩川左岸側8カ所(河口の石狩市から上流の旭川市まで)で実施され、今回右岸側で初めて月形で行うことになりました。石狩川の存在が生活や歴史に密接に関係していたこと再確認し、語り継いでいこうとする企画です。
外は雪が降りしきる悪天候でしたが、150人以上の人が集まりました。

チェロ演奏の後、歴史作家:合田一道氏による「松浦武史郎の石狩日誌に見る石狩川」の講演があり、その後「石狩川の変遷」として石狩川開発建設部から説明がありました。そして「石狩川とともに歩んだ生活の歴史をたどる」のパネルトークは、地域を代表して熊谷正吉さん(月形町郷土史研究会会長)と溝口信行さん(語り部)が出演しました。

様々な視点から「石狩川」が語られましたが、特に興味深かったのはやはり地元の熊谷さんと溝口さんのお話でした。川縁に巣作ったカワセミ、溜まり水での水浴び、ウグイのひっかけ、蒸気船上川号と空知号、水害、作家吉村昭などなど、次から次へと出てくる話題と身近な登場人物に、その時の様子が目に浮かんできました。
会場もお二人の話に引き込まれ、笑いあり感嘆の声ありで、「つどい」は熱気に包まれつつも解散となりました。

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