一昨日悪天候で中止になった「月中雪祭」でしたが、授業のまとめとして今日の5、6校時にプチ開催となりました。吹雪の中を寂しくたたずむ雪像を見た私としては、その中で子供達がどんな雪祭をするのか、子供達の頑張りと勢いを感じたいと、お誘いに二つ返事で出かけました。
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学校に着くと、吹雪で埋もれた雪像や「かまくら」はすでに掘り出され、校庭全面を使った雪祭会場が整っていました。雪像等を2〜5人のグループで製作した子供達は、それぞれの作品の前で「いらっしゃいませ」と私達を出迎え、「おもてなし」として作品の説明や苦労話などをしてくれました。
左の写真は「かまくら」で5人の生徒が約2ヶ月かけて作ったそうです。雪を積み固め、あとから内側を掘っていく方法をとったとか。中は温かく広々としたスペースで、雪のイスやテーブルもありました。
右の写真は「万里の長城」です。雪のブロックを一つ一つ積み上げて作った長城は圧巻でした。このグループ(3人)のテーマは世界遺産で、他に「タージマハル」や「大仏」もありました。
この他に「かまくら」が2つ(上記と同じ作りで小型のものと、雪のブロックを積み上げたタイプのもの)、滑り台が2つ(滑る部分に水を撒き氷にした高速滑り台と、除雪でできた山を利用したそり用滑り台)、雪原のグランドゴルフ場、雪合戦場がありました。
イベントも企画されていました。
まずは「ココア飲み飲み大会」。熱々のココアを飲み干した方が勝ちとなるゲームで、多いに盛り上がりました。
それから「雪合戦」は真剣そのもの。楽しかったです。
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短い時間でしたが子供達のパワーと輝きを感じられた、とってもいい雪祭でした。
関係者の皆さん、どうもありがとうございました。
一つ一つを自ら作り上げたことで、自信と誇りを身につけた子供達。目の輝きは本物でした。またそれをサポートする大人の姿も印象的でした。
こういう経験が「人」を、「地域」を、育てるんですね。