2008年02月16日

劇団がたっこ「ザ・シェルター」

 月形にある児童劇団「がたっこ」の第3回公演が本日午後5時30分から行われました。あいにくの天気(大雪)で汽車が遅れるなどしたため、開演が多少遅れるというハプニングはありましたが、130人ほどの観客を集め多いに盛り上がりました。

 今回のお話しは、4人家族(夫婦と娘とお爺ちゃん)が核シェルターのモニターとしての体験を演劇にしたものです。場面は核シェルターですが、世代が違う家族同士の心の交流や葛藤などを描いていて、身近にある問題や幸せを気付かせてくれる作品になっていました。
 出演は4人だけ、場面もシェルターだけとシンプルだったので、子供達の演技力が公演成功の鍵でしたが、第一声からぐいぐいと引き込まれ見応えがあり、アッという間の1時間15分でした。

 昨年の公演後団員が減少し、今回の公演にかかわった団員は9名。出演した4人の他は照明や音響、大道具などで活躍していました。少人数ながら「第3回公演」を形にして成功させたのは素晴らしいし、それを支えた大人(月中の河合先生:演出、文化連盟の釣崎さん:世話人、地域の企業や協力者:資金や技術援助)の連携も見事だと思います。
 
 月形も少子化で子供の人数は目に見えて減っていますが、「やりたい!」と素直に心の声を発する子供がいるということ、その子供の気持ちを汲んで環境を整える大人がいるということ、そしてそれを見に来る、応援する仲間がいること、全て「月形の宝であり、力」だと思います。

 月形の宝に乾杯!!!

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