今日の昼間、私の住んでいる市南行政区主催の『ゴミ分別説明会』が開催されました。
月形町ではH17年度から本格的な資源分別(プラ、PET、ビン、缶、紙など)が始まり、周知も進んで資源化率は高まってきています(資源化率 H19年度:17.5%)。
しかし、家庭人として実際にゴミを分別しようとした時、わからなかったり迷うことも多く、自信を待てないまま分別しているのが実際のところです。
そこで、その疑問を解決しようと、行政区役員としてこの説明会を企画しました。
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市南行政区主催『ゴミ分別説明会』
1. 基本的なゴミ分別の説明・・・役場担当者:大和田さん
・ゴミの全体像(回収量の推移)
・資源ゴミ分類の説明(分類の仕方と出し方)
・資源ゴミのその後(どのような製品に生まれ変わるのか)
・分別の注意点(現状の問題点)
・生ゴミ処理機等の助成案内(環境保全推進協議会から)
2. 家から出たゴミはどうなる?・・宮下
(スライドを使った説明)
・月形町リサイクルセンターでの資源ゴミ処理の様子
・埋め立て処分場の現状、汚水処理場の紹介
3. 昼食・・・お弁当とお茶(PETボトル)の無料配布
4. 分別の実践・・・お弁当やお茶の空き容器を実際に分別
・各自が紙、プラ、PET、一般ゴミに分別
5.情報交換
・質疑応答(廃油の処理、衣類のリサイクル、電池・蛍光灯、生ゴミ処理機、
紙についているホチキスの針、ダンボールのガムテープや針、他)
・ゴミ分別、洗浄の工夫について情報交換
(油、マヨネーズ、ドレッシング、酢などの容器洗浄の工夫)
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日曜の昼間という時間帯に約60人の参加者がありました。多くが女性で、普段分別をしている時に感じる疑問や不安を解消しようと参加した人がほとんどでした。そのため積極的な質問が多く、とても活発で有意義な説明会になりました。
特に【お弁当の空き容器の分別実践】は好評で、「実際にやってみてよくわかった。」との声を聞くことができました。
この他には以下の感想が聞かれました。
・細かい疑問が解消された。
・夜の会議は参加できない。昼間に開いてくれてよかった。(女性、小さい子供あり)
・リサイクルセンターの様子や、プラやPETのベール(センターで圧縮したもの)など、今までみたことがないものを見ることができ理解が深まった。
・資源ゴミの分別が書いてある紙は配布されているが、それだけではわからないことが多かった。こうして話を聞いたり、実際に作業したのでよくわかった。
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今日の『行政区主催のゴミ分別説明会』は初めての試みで、どんな風になるのか蓋を開けるまで不安な面もありました。しかし説明会終了後の参加者のみなさんからは「よかったよ」という声をかけていただき、企画した者として大変嬉しく思いました。
今日の結果から、この様な説明会が行政と住民を繋ぐ一つのモデルになるのではないかと思います。住民が求めるモノ(身近な情報、わかりやすい・興味をひく方法、開催時間帯)を提供することで、参加者を増やし、両者(住民と行政)が満足する結果が得られることもわかりました。『今までの方法+ちょっとした工夫』が必要なのだと思います。
今後このような説明会が他の行政区にも広まっていけばと思いますし、ゴミの説明会だけでなく、他のテーマでも応用していけたらとも思いました。
それから、議員として参加者の声を聞いて、以前一般質問で提案した「エコステーション」についても具体的に働きかけていきたいと強く感じました。
最後に、この説明会をいっしょに企画・運営して下さった行政区役員、町内会関係者と役場の地域担当・ゴミ担当のみなさん、どうもありがとうございました。