2008年07月07日

第56回北海道女性議員協議会の第3回実行委員会

本日午後から岩見沢市役所において上記の会議がありました。

今回から実行委員=役員(会長、副会長、理事)と名称を変え、新たに役員として参加する方も加え、大きな組織になってきました。
開催地から役員として名を連ねているのは、岩見沢市議(山田さん、酒井さん)、江別市議(鈴木さん、高橋さん、吉本さん)、砂川市議(中江さん、吉浦さん)、滝川市議(大谷さん、窪之内さん)、美唄市議(吉岡さん)、三笠市議(岩崎さん)、栗山町議(重山さん)、長沼町議(吉本さん)、南幌町議(熊木さん)、奈井江町議(笹木さん)、そして月形町議(宮下)の合計16名です。

今日は、日程の確認やサブテーマの決定などの他、大会2日目(10月17日)に行われる講義と演習についての状況説明がありました。講義と演習について詳しくは以下に記しますが、大変興味深く、また地元に持ち帰って応用することができる内容で、ここに参加するだけでも価値のあるものだと思います。

7月末ごろ、全道の女性議員(道議、市議、町村議)にこの案内を郵送しますが、多くの女性議員が集い、活発な議論と、将来へ繋がる実践ができればと思います。そのために開催地の役員として活動していきたいと思います。
__。__。__。__。__。__。__。__。__。

大会2日目に開催する講義と演習は以下の通りです。

『災害図上訓練(DIG)を用いたまち育て人育て(仮題)』
  講師 北海道教育大札幌校 准教授 佐々木貴子氏

【災害図上訓練(DIG)とは】・・・自分達の住む街に災害が発生したと想定し、危険箇所を書き込むなどの作業により、災害に対する意識を高め、地域の防災力を向上させることを目的にしている。
DIGには、議論の中から街の抱える問題が明らかになるなど、自分たちの街を見つめ直すというメリットがある。最近あちこちの地域で開催されている。

【今回の大会での実施方法は】・・・全道各地から参加者が集まるので、参加者の出身支庁ごとにグループ分け(1班5〜6人)をし、市庁舎のある場所をモデルにして演習を行う。
市庁舎を中心に、住宅地図(A3版)を6枚接ぎ合わせたものを用意し、その上にビニールシートを乗せ、病院や公共施設、避難所などをマークして準備完了。
先生からの状況指示(例)震度6強の地震発生。震源は市庁舎から南へ500m・・・)に合わせマジックで書き込むなどして展開していく。  
※以上は、DIGを体験した人からの報告です。当日もこのような流れになるとのこと。

【地元での応用】・・・DIGは町内会単位や学校などでも盛んに行われています。先生も各地の招きに応じ、各地で現地の地図を用いて実践しています。今大会をきっかけに地元に先生をお招きして演習することもできます。また地元の防災体制を見直すこともできるのではないかと思います。
災害に強いまち→福祉のまち。

1

▲TOPへ戻る