2009年06月03日

平成21年度第1回 国民健康保険運営協議会

本日午後、国保運営協議会が開かれました。

平成20年度の医療給付状況と国保特別会計収支決算見込みが報告され、平成21年度の国保税賦課諸率について審議しました。
・平成20年度は子候補特別会計の収入が増え、基金からの繰り入れをせずに決算できる見込み
・国や道からの財政調整交付金の減額、交付金過年度精算などが確定したので6月議会で補正を行う
・平成20年度の住民所得が上がっているため、平成21年度は課税標準額が増加する。
 そのため応能応益割合バランスが崩れるので修正が必要。

この後、滞納問題、基金の状況と今後の方向性、国保税負担感軽減策(健康な人への施策)などについて、情報交換を含め参加者全員で意見交換し閉会しました。
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昨年は農業所得が伸びたことにより今年度の国保の収入も増えると予想されるなど、社会全体が複雑に絡み合っているのを実感します。また、国民健康保険は自営業者や農業者が加入するため毎年の所得の変動が大きく、よって国保税収も不安定です。

人としての生活を保証する健康保険は、安心の基本として、もう少し安定した財政になって欲しいと考えます。規模拡大や公財源の投入拡大など、制度で変えられないものかと・・・。今のままでは負担感だけが増大し、破綻するのではないかと心配です。

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