2010年10月09日

三輪子供会の廃品回収

今日の午前中は、私の住んでいる地域(市南行政区の一部)の子供会の廃品回収でした。町内でも廃品回収を行っている子供会は数少なくなってきているので、貴重な存在です。
我が家は中2の息子が会員、夫はその育成会(保護者の組織)会長なので、3人で参加してきました。

回収対象物は、新聞紙、雑誌、ダンボール、空き缶、空きビン。

毎年春(4月末)と秋(10月中旬)に行っているのですが、回収物の量には例年の傾向があります。春は新聞紙と日本酒ビン、秋は空き缶類がそれぞれ「ちょっと多い」です。季節的な消費の動向と合っていますね。

それから最近は「死にビン(ビンとしてリサイクルされず、一度壊して再生されるもの)」が多くなってきています。ビンの多様化の影響もありますし、今まで「生きビン(そのままビンとして再利用される物)」だった物が「死にビン」扱いになる場合もあります。その規格のビンの流通量が減って再利用されなくなったからのようです。

それと回収量(収益金)は年々減ってきています。大きくは人口減と高齢化。消費量が減ってきているのでしょう。また、行政による毎週の資源ゴミ回収の影響もあるでしょう。家に長く置いておくより、近くのゴミステーションに出してしまう方が手軽ですものね。それでも地域の人は「子供会の活動資金のため」と貯めておいてくれるので、本当に有り難いです。

さて、今回の廃品回収の特徴は・・・

空き缶、特にビール(ほとんどは発泡酒かな)が非常に多かったです。
今年の暑い夏と世相を反映していますね!
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「たかがゴミ、されどゴミ」

廃品回収される物は「ゴミ」であるけれど「ゴミにあらず」。

月形に住んでいる人は、よくわかっています。
回収された物が資源化され、それがお金を生むことを。
また、お金を生むまでには多くの人の手がかかることも。
だからキチンと洗い、分別してくれます。

「たかがゴミ、されどゴミ」

ゴミの始末をどうするかで、その人の、その地域の、その自治体の文化度がわかります。

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