2011年02月03日
美唄市とのゴミ処理についての情報
2月2日には産業建設常任委員会、3日には総務民教常任委員会が開かれました。その内容については追って報告しますが、委員会閉会後(あるいは開会前)に町側から「美唄市とのゴミ処理について、美唄副市長訪問の報告」がなされたので紹介します。
なお、今回は「正式な協議の場」ではないので議会は報告を受けるだけとし、今後、必要があれば全員協議会を開くことになりました。
※写真は今日の昼間に撮影したもの。今日の最高気温は +4.1 ℃。こんなに気温が上がったのは今年初。気がつけば今日は節分。気温にも陽射しにも春の兆し。
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美唄市副市長からのゴミ処理に関する説明と、今後の確認(1月31日、美唄市副市長来庁)
【美唄市側の状況説明】
●環境省の交付金に対し、平成23年度の補助申請に向けて準備を進めていたが、市議会から要望書が
提出された。
[要望書の内容]◎ 処理方法の選択に対して根拠が不十分。精査が必要ではないか。
・高温高圧処理方式の十分な理解ができていない。
・他の方式の検討は充分に行ったのか?
◎ 広域化によるコスト削減の可能性の検討。
・岩見沢市の(ゴミ処理に考え方)が3月に出てくることによる。
●市議会の要望書に対応するため、平成23年度の補助申請を1年見送る
【美唄市・月形町の確認事項】
■補助申請の1年先送りは了解・・・平成24年申請、平成27年供用開始(予定)に変更
■現段階では高温高圧処理方法による計画を優先する。
岩見沢市の動向を見て、平成23年度の早い時期(おおむね9月定例会前まで)に結論を出す。
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美唄市との確認を受けて、月形町の対応
■美唄市との一般ゴミ処理共同事業のために12月定例会で補正した
「一般廃棄物処理基本計画策定の委託料(381万2千円)」は執行見送り→3月定例会で減額補正
■衛生センター地域住民への説明は、2月2日に中和行政区区長と面会の結果
2月10日に説明会を開くことで決定。昨年実施したゴミ処理改善策についても説明する。
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美唄市からの正式報告の後、すぐに議会に報告があったことについては「誠実に対応していただき、ありがとうございました。」という気持ちです。が、やはりゴミ処理行政の進め方に関しては納得できない部分が残りました。
月形町のポリシーはどこにあるのでしょう。
それが何度話を聞いても見えてこないから、だから不安にもなるし、不信感も抱くのです。
ゴミ処理とは、「どんな施設を建てるか」という公共工事(ハード事業)的な感覚では上手くいきません。町民全員に長い間影響を及ぼす「ソフト事業」なのです。
ゴミに対する意識をいかに時代に合わせるか、高められた住民意識をいかに具現化するのか、その結果としての処理施設なのではないでしょうか。
単純にコストを意識すると、大きな自治体の動向に振り回されることでしょう。そういう選択をしたのなら致し方ありません。