2014年05月21日

ステキなものを見ちゃった♪【日暈(ひがさ)と環水平アーク】

昨日(5月20日)の午前10時半頃。
農作業中、夫に声をかけられ空を見上げると・・・

目を引いたのは、樹木の後ろで虹色に輝く雲。虹のようだけれど虹でなし。
弧を描かず、透明感があって、絹糸が浮いているような感じ。虹色が鮮やかになったり、消え入りそうになったり。

そしてその上方、太陽の周りには大きな丸い暈(かさ)。こちらは太陽のように白く眩しく光り、外側に向けて糸を放っているよう。

その2つの雲は刻一刻と表情を変え・・・
ずっと見ていたい。
あ〜、でも眩しくて、眩しくて・・・ 手をかざしたり、目を細めたり。

あっという間に20分。
す〜っと何もなかったかのように消えていきました。
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調べてみたら、太陽の周りにあったのが「日暈(ひがさ)」。その下方に虹色に見えたのが「環水平アーク」。一緒に出現することは珍しいとのこと(ラッキー!!)。それと、お天気が悪くなる前兆の気象現象とか。

案の定、午後からは雲に覆われ、夕方にはポツらポツら雨が・・・。
それに翌日(今日)の天気予報は「曇りのち雨」。

私たちは、壮大な空間と時間の中で暮らしているんだと実感した一日でした。

ふとした瞬間に「宇宙の一員」だと思えるのも、農業をしているからこそ。
夫と二人、共通体験を分かち合えるのも、農業をしているからこそ。
大きく息を吸えば芽吹きの匂いがし、耳を澄ませば小鳥のさえずり、目をこらせば土色に化けた小さな虫の姿・・・身の回りに「命」がいっぱいあることを感じられるのも、その「命」からエネルギーをもらえるのも、農業をしているからこそ。

心を満たしてくれるステキな一日でした。

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