2017年12月23日

チャレンジか可能性を広げる【酪農学園大学・実践農学の授業講師】

昨日(12月22日)午前、江別市にある酪農学園大で「実践農学」の授業をしてきました。

この講座が3年前に開設されて以来お声かけいただき、年に1度90分間、若い学生(今年は1年生が対象)に講義を行っています。毎年この講座の「トリ」を勤めさせていただくので、かなり気合い入ってます(笑)

私に与えられたテーマは「花き栽培」「新規就農」なのですが関連していればかなり自由に話せるので、今年は「地域活動」「市民自治」などの話題も厚めに盛り込みました。そして最後のまとめでは「自分の人生を切り拓くための具体的な行動」についても。

「酪農」をめざして入学してきた学生がほとんどなので植物を対象にした農業の話を聴くのはこの「実践農学」が初めてらしく、花の種類や植物生理に興味を持つ学生もいれば、様々な花を組み合わせる経営スタイルに前のめりになる学生もいたり。同様に「市民自治」にも反応があったので、話題提供できてよかったです。

でも一番反応が良かったのは「人生を切り拓く」をテーマにした部分。そう、大学生の頃って人生に悩む時期ですものね〜。それまでメモばかりとっていた学生が顔を上げ背筋を伸ばした姿は圧巻でした。それと、この部分に反応したのは圧倒的に女子が多かったことも印象的でした。私の経験に基づく話しだったので同性として共感したのか、女性が生きにくい社会を暗示しているのか・・・。いずれにせよ、「チャレンジすることの重要性」が伝わったのは私にとっても大きな喜びになりました。

私に「場」を与えてくれた猫本先生に感謝です。


そうそう今年初めて気づいたのですが、授業の出席確認は学生証で「ピッ!」の時代なんですね〜。教員の事務作業軽減に役立っているそうです。

今年初めてといえば・・・「声とことば塾」に通い出して初めての講義。そこで学んだことが活きました。
月形から江別まで車で1時間あるのですが、運転しながら呼吸法・母音発声・舌のストレッチをやり、信号で止まったときには指ヨガを実践。大学に到着する頃には「準備は整った!」みたいな余裕が持てて、講義にスーッと入っていけました。さらに時間配分がバッチリ決まったのは「15秒スピーチ」の訓練のお陰ですね。萬崎先生に感謝です。

やっぱり「チャレンジが可能性を広げる」んですよ

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