2019年01月16日

稲妻のごときエネルギーの放出【きたひと懇親会】

きたひとネットフォーラム2日目の報告の前に、やっぱりお伝えしておきたい「きたひと懇親会」。今年はいつもの貸し切り会場が借りられなかったので居酒屋になりましたが、それぞれの準備と工夫でそれはそれは素晴らしい懇親会になりました。(役員さんはとっても大変だったでしょう。本当にお疲れさまでした。)
  
その懇親会で(手前味噌で恐縮ですが)一番の盛り上がりは「7人のこびとの行進」だったでしょう。
 
7人のこびとが入場するやいなや、アイドル登場かと思うほどのフラッシュと歓声の嵐。それはそれは素晴らしい演出と演技。最高潮に盛り上がりました。
 
この企画の言い出しっぺは那須さん。ちょうど1年前の懇親会の時です。たまたま背丈比べの場面があって「きたひとには案外ちっちゃい人が多いから、7人揃えてこびとをやったら面白いかも」と閃いた! それで私に「宮下さん、7人のこびとの帽子を作ってくれない?」と相談がきました。
 
最初は布製の帽子を考えていたけれど、時間と手間と出来上がりを考えると「うーん、違うな〜」と、数ヶ月。あるとき夫の母(義母)が編んだひ孫の帽子の写真が送られてきてビビッときたわけです。
💖超カワイイ〜〜〜💖これだーーー‼️
 
そう、今流行の「どんぐり帽子」またの名を「ホイップ帽子」
 
幸いにも義母は編み物が得意で手も早い。早速作ってもらうことに。
編み方を思い出し(本を図書館で借りてたので手元になく、既に貸し出し中)、大人用にフィットするサイズに何度か試作して形を完成させてくれました。毛糸は娘が調達。東京在住の強みを活かして近所のオカダヤで素敵な色をチョイス。義母は1つのことに集中するタイプなので、ひ孫の子守りの合間を縫って「楽し〜い」と言ってあっという間に7色帽子を仕上げてくれました。
 
この帽子に「きたひと=北海道女性農業者」らしさを加えたくてタグをつけることに(ここでやっと私の出番)。こびとさんそれぞれの色と農作物をイメージして作っていきましたが、完成したのは「きたひと」の前日昼。もうギリギリの攻防でした(笑)
ちなみに、「赤いほっぺ」の小道具を作ってきたのは那須さん。前日夜に牛用の粘着包帯を丸く切って、クレヨンで赤く染めたんですって。
空知の月形とオホーツクの常呂で、それぞれ楽しい懇親会をイメージしてワクワクしながら作業してたんですよ〜。面白いでしょ。
 
そして当日のこの写真。
「7人のこびとと、帽子を作ってくれたお母さん」
《赤》    渡邊さん(幕別町・酪農)
《ピンク》  三井さん(本別町・ジャガイモ)
《オレンジ》 中村さん(千歳市・酪農)
《黄》    尾﨑さん(北竜町・スイカ)
《緑》    那須さん(常呂町・酪農)
《青》    高橋さん(美唄市・アスパラ)
《紫》    山崎さん(枝幸町・酪農)
 
ホント、幸せが溢れる素敵な写真でしょ💕
そう、とにかく全員が楽しんだんです。
 
これぞ「きたひと魂」。義母と私と娘が連携して作った帽子を、全道各地から集まったこびとさんたちが形にしてくれた・・・ 世代をまたぎ、場所を越えて、“繫がって”1つになった姿なんです。
 
それからもう1つ。きたひと恒例の相撲部門でも“繋がり”ました。
このあと開催された手押し相撲の優勝者・石高さん(中富良野町)に「横綱エプロン」が引き継がれたんです。この「横綱エプロン」は、初代尻相撲チャンピオンの私が次の尻相撲横綱の尾﨑さんに昨年プレゼントしたもの。その綱に尾﨑さんが名前を刺繍して、まるで代々受け継がれる優勝杯のようにして次世代・石高さんにプレゼントしてくれたんですよね〜。これも本当に素晴らしい💕
 

「きたひと懇親会」は本当に楽しい!
紹介したのはほんの一部で、他にもいっぱい楽しいことが・・・
来年は、ぜひ参加を♪

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