2019年06月07日

「ゆみこの議員活動報告書15」への抗議に対して

5月30日(木)に発行した「ゆみこの議員活動報告書15」に対して、5月31日(金)に役場担当課長から、抗議と次号への訂正文の掲載要請がありました。この件について説明します。
 
■担当課長からの抗議と要請
「活動報告書15に掲載された3ページ目の皆楽公園の写真と説明文に誤りがある(添付写真1枚目)。事実に基づいた説明と訂正の次号(活動報告書16)への掲載」
 

■指摘を受けた問題箇所
1.写真掲載部分は河川管理区域(=国の管轄)。町管轄ではないため皆楽公園再整備計画の検討対象外。修繕をするかどうかは国の判断になる。審議会では審議しない。
2.写真の場所は現在修繕されている(添付写真2枚目)。この写真は読者に間違った印象を与えるので問題がある。
3.写真に掲載されているのは「階段」ではない。老朽化しているのは階段の間に併設されているベンチ部分であり、階段は問題なく使用できる。「メイン階段」という表現は間違っている。
4.町管理施設の写真を使用する場合、町に確認をとるべき。
 
■私からの説明と対応
活動報告書15の2〜3ページでは、審議会設置の流れを使って「月形町地域拠点施設(バスターミナル複合施設)計画」を書いている。審議内容の一部に皆楽公園再整備が出てくることから、本文に「皆楽公園再整備はコンサル報告書を基に、施設の老朽化とニーズへの対応、優先順位を検討する。」という1文とこの写真のみ掲載した。活動報告書15の主題はあくまでバスターミナル複合施設であり、紙幅の関係から皆楽公園整備計画はさわり程度。誌面全体の内容と文言を再検討したが、この説明文で問題がないと考える。

なお、写真を撮影したのは5月12日(日)で入稿する直前。雪融けから5月中旬までこの状態であったことに変わりはないので、問題があるとは考えられない。また、現状(添付写真2、3、4枚目)は簡単な白い柵が設けられただけで、木製部分は朽ちて壊れた状態のまま。本質的な状態は変わっていないと思う。
なお、公共の場における写真の使用に確認をとる必要があるとは考えていない。
 
以上のことから、町担当課長からの抗議と要請を受け止めるものの、次号での訂正文の掲載は考えていない。抗議があったことはブログとfacebookに掲載して周知することにする。
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以上が5月31日(金)段階のやり取りでした。突発的な事態に双方感情的になったこともあったので、1週間をかけて冷静に再検討しましたが、同じ結論に達したので掲載します。
 
なお、再検討する中で新たな問題点が浮かびました。
これまでも皆楽公園の国管轄部分(護岸、通路、手摺、階段、ボート発着場、東屋、ベンチ等)の修繕要請をしているものの、ほとんど行われないとのこと。今後も修繕の見通しは立っていないとのこと。つまり、皆楽公園の魅力の大きな部分を占める水辺部分は現状のまま(老朽化、危険回避のロープが張られている:添付写真5枚目)。

再整備計画によっていくら周辺施設を統一感を出したり綺麗にしても、公園の一部に危険箇所や廃れた部分があるのでは観光地としての魅力が大きく減衰してしまうでしょう。この状態で再整備計画を進めるのはどうなのか?
 
再整備をするのであれば、水辺部分を回避するくらいの大胆な周遊ルートの開発など、再開発的な発想が必要だと感じました。

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