2019年07月30日

夏本番、輪菊も本番【農作業日記】

先週末から蒸し暑い日が続いていますね〜。北海道も夏本番になりました。
 
昨日まで4日間ほど議員活動等中心の生活でしたが、今朝からは農業者に変身! 
ちょっと見ない間に輪菊が大きく育って、出荷時期を迎えました。
 
これまでも「ハシリ」の輪菊を夫が1人で切って撰花して出荷していたのですが、とうとう手に負えないくらいに増えてきたので私も参戦です。
 
涼しい早朝から花を切り始めます。今日はまだ手慣らし程度なので朝ご飯前に切り終えました。今日はたぶん1500本くらい。私が初日なのと、まばらにしか咲いていない(=切りどきの花を探す感じ)なのも時間がかかる要因。これから倍倍と咲き出すので加速度的にスピードアップできるでしょう。
 
※ 写真は標準的なハウス。手前は咲いているけれど、全体にはまだ緑色。
 
さて、朝休憩は終わり。またハウスに出勤してきま〜す♪

2019年07月29日

面白かった!【議会技術研究会フォーラム2019「私はなぜ議員になったのか」】

7月27日(土)に札幌で開催された「議会技術研究会フォーラム2019」に参加してきました。主催は北海道地方自治研究所と北海道自治体学会・議会技術研究会。(2019年7月28日の北海道新聞朝刊に紹介記事)
 
テーマは「私はなぜ議員になったのか」。フォーラムのメインは5人の新人議員(補欠選挙や春の統一地方選挙で議員になったばかりの市議3人町議2人)。立候補に至った経緯を中心に語りました。5人はともに議会や政治とは関係ない普通の暮らしの中から、それぞれのきっかけを得て議員になった人たちです。
 
・遠藤友宇子議員(雄武町議会)
・碧ひろみ議員 (札幌市議会)
・佐々木百合香議員(北広島市議会)
・新岡ちかえ議員(恵庭市議会)
・沼尾昌也議員 (浦幌町議会)
 

登壇された新人議員のみなさんは話の内容も伝え方もそれぞれに個性があり、それがまさしく「議員」の原点だと改めて気づかせてくれました。「議員」は多様な住民から選出(輩出)されるのだから、本来個性的で多様なはず。なのに現実には、画一した思考と行動様式を持った「ザ・議員」にに変質してしまう。その変質する鍵は何か? どうすれば防げるのか? と、問いかけられているように感じました。
 
議会に入って初心を貫き通すのがどれほど難しいか・・・
言い換えると、初心が明確でなければ自身の変質にも気づかない。そんなことも感じました。
 
フォーラムの最初、基調提起「議会が変わればまちが変わる」の中で橋場利勝・元栗山町議会議長は、議員としての夢や希望と同じように、議員としての職責があることを伝えてくれました。
 
橋場元議長のお話から私の中でイメージが膨らみ、浮かんだのは「議決の重み」。議員になると新人も数期目議員も採決時は同じ1票。審議内容を理解できているかいないかに関わらず、採決に参加し意思表示しなくてはなりません。その結果が「まちの未来」を決めていく・・・そういう役割を議員は担っているということも自覚する必要がありますね。
 
 
議会技術研究会フォーラム2019、新しい切り口で面白かったです!

2019年07月28日

月形町赤十字奉仕団として参加してま〜す【つきがた夏まつり開催中】

夏らしい暑さと湿気の中、つきがた夏まつりは絶賛開催中!

月形町赤十字奉仕団は、会場入口近くで活動中。防災備蓄品(5年保存できるパンと保存水、アルファ米)の試食と、募金活動をしていま〜す。寄ってくださいネ。

今年はずーっと涼しかったのに、今日はガッツリ「夏」。朝から気温が高い上に、風がなくて湿度が高い! 誰も彼も真っ赤になってやってます。

会場には多くの人出で賑わってま〜す。

2019年07月25日

最後の施設見学会【月形学園】

この前の日曜日(7月21日)、町内にある少年院「月形学園」の最後の施設見学会がありました。そう、月形学園は今年度末で46年の歴史に幕を閉じるのです。当日は町内を中心に20人近くが参加しました。
 
月形学園は月形町の誘致により昭和48年に開庁したのですが、それは月形町が明治時代に「樺戸集治監(明治14年〜大正8年)」を開設するために拓かれた町だったから。発祥に縁を感じて「矯正の町」として活性化しようとした先人の足跡でした。(この流れで月形刑務所も誘致し昭和58年に開設された。)
それが今、施設の老朽化と(少子化の影響もあって)非行少年数の減少を受けて集約化されることに。これまで道内4つあった少年院が3つ(男子は千歳市と帯広市、女子は千歳市)になるとのことです。
 
月形学園は短期少年院(半年以内)。教育活動の中で積極的に地域と関わっていて、近隣の事業所で実習したり、地域の人が学園に来て行事をしたり・・・。今回参加した人の多くが何らかの形で学園と関わったことのある人達(同じ町内会、少年の受け入れ事業者、教科の指導者、ボランティア・・・)だったので、過去の思い出とともに感慨深そうに施設を眺めていました。
 
私自身は、月形に移住して最初に住んだ実習農場が月形学園のお隣。私が農作業しているときに、少年達も農作業をしていたり、歩くスキーをしていたり。フェンス越しにあいさつを交わすこともあって親しみを感じていました。それから20年以上経過する中で、議員や地域住民として、主に職員の方達とお付き合いしてきました。全国・全道を転勤する職員のみなさんやそのご家族も地域に馴染もうと町内行事や行政の説明会等にも積極的に参加され、「新鮮な風」を吹き込んでくれました。月形学園は非行少年の「社会への窓」であるとともに、私たち町民にとっても「外界との窓」だったように思います。
 
これだけ地域に密着していていた施設が閉じられることに寂しさを感じずにはいられませんが、現状から当然の帰結だと思います。願わくば、月形学園の取り組み(=人と人との温かなふれあいで少年教育を進める)が受け継がれますように。
 
最後に
今回の施設見学会では学園長にとても丁寧な説明と対応をしていただき、穏やかな気持ちで見学を終えました。学園長と職員のみなさんさん、ありがとうございました。
数年ごとに替わる学園長、これまで何人もの学園長と接してきましたが、これほど親しみや穏やかさを感じたことはなかったです。職場の雰囲気や外部との関係を作り出すのは組織のトップ、その役割は重要だと改めて感じました。

  

2019年07月23日

参議院議員選挙が終わって思うこと【第25回参議院議員選挙】

国政選挙があったのか?と思うほど、状況も気持ちも変化がないのは初めて。自分が歳を重ねてからなのか? 世間が言うように「盛り上がらない選挙」だったからなのか? それにしても投票率の低さには驚いたし、これが現実かと思うとガックシ・・・
 
と言っても、思うこともあったので書き残しておこう。
 
■午後8時すぐに3議席とも当確なんて!
北海道選挙区は定数3。選挙終盤「上位2人(元知事のはるみさん、立憲の勝部さん)は当確、3議席目が自民か共産か」みたいな報道だったのに、開票開始時刻すぐに自民の岩本さんにも当確。もう終わり!? すっかり興味を失ってしまった。
報道機関が一生懸命調査したその仕事の結果なんだけれど、こんなことを見せつけられると自分の1票の重みを感じられない。結局、サンプル調査で充分じゃないかと擦り込まれているよう。
選挙をしたら開票して票数を確定しなくちゃならないんだから、開票作業に従事する人に敬意を払って待てないものなのか・・・ 報道関係者も働き方改革! 余計なことをしなくてもいいよ。
 
 
■参議院議員選挙の複雑さ
参議院議員選挙は複雑すぎる! 特に比例区は本当に複雑で何とかならないか。投票所記帳台に貼られた候補者リストは小さすぎて見えないくらい。狭い空間でクラクラしちゃった! 
■比例の個人得票と特定枠
比例区個人得票で最多99万票だった「れいわ」の山本太郎氏が落選するという現実。選挙の仕組みを活用した「れいわ」の作戦なのは解るけれど「山本太郎」と書いた有権者の想いを考えるとビミョー。
やっぱり、複雑な選挙制度は良くないと思った。
■選挙区と比例区
私は、参議院は専門家か当事者が議員になる方がイイと思っている。衆議院のカーボンコピーには断固反対。衆議院に落選した人や国政で仕事がしたいというだけの参議院議員では意味がないと思っている。
だけど、だけど、投票したい人に投票できない現実。意中の人が他の選挙区に立候補しているから。比例区だったら入れられるのに・・・
北海道選挙区の候補者はいつも衆議院と何ら変わらない人達。そこから選ぶとなると必然的に衆議院のときと同じ思考で選ぶしかなくなる。何だかんだ言っても、そうやって選んでしまう私自身に残念。
 
 
■「れいわ」の取り組み
れいわ新選組の勢いが都市部やネットを中心に広がっているのを知っていたけれど、必ずしも主張に共感できなかったので深掘りしていなかった。だけど、比例特定枠で当選された舩後さんと木村さんが、ASL患者と重度障害者で介助者を必要とするのを知って(今頃で恥ずかしいけれど)なるほどと納得した。新しい社会を切り拓くかもしれない。
1977年八代英太さんが初めて車椅子で登院した姿を覚えている(私は当時10歳)。当事者が議員になることでバリアフリー化が進んだ実例で、すごいニュースだったのを思い出した。

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