2019年12月10日

この意見をどう盛り込むかが、役場の力の見せどころ【令和元年第3回月形町創生総合戦略審議会/傍聴】

昨日午後4時から今年度3回目の創生総合戦略審議会があったので傍聴してきました。
 
今回の審議会では、前回(11月25日)示された第2期総合戦略の原案(役場内部組織が作成したもの)に対して、委員が具体的な意見を言う場でした。前回いくつか質問が出ていたのでその回答と参考資料が提示されましたが、原案の見解を裏付けするための資料のようなモノで(委員が問題視した視点で解析したわけではないので)新たな知見は示されませんでした。
 
会議は原案の章ごとに意見を募る方法で約1時間半行われ、数名の委員からは積極的で具体的な質問や意見が出ていました。その中には現状確認の質問があり、団体代表の委員が最新情報を提供するなど、このメンバーならではの展開もあってよかったです。
 
で、問題はこれから。様々な意見を受けて原案をどう修正するかは事務局(役場)に任されました。
今回出された意見の中には個人的見解や想定以上の最新感覚を持ったものも含まれていたので、それをどう取り入れるのか、どう活かすのか、役場職員の力の見せどころになります。町民参加の「審議会」組織を作って審議しているのですから、そこはぜひ活かしていただきたいです。
 
次回は1月。今回の意見をふまえた修正案=答申案が出されるとのこと。個人的には、これで答申案をつくるのはとても乱暴だと思っているのですが・・・これが町の進め方。できれば最低でももう1回審議の時間をとり、同意形成に向けて議論する時間を必要だと思っています。

次回も傍聴する予定です。

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