2020年03月25日

消毒薬が手に入らないなら → 酸性電解水の配布【消毒薬の代替品】

世界中で急速に感染が拡大している新型コロナウイルス。日本は大丈夫だなんてことはない!ので、今しばらく気を引き締めて暮らしましょう。
 
とはいえ、マスクも消毒薬も品薄状態が続いています。マスクは手作りや代用品のアイデアが次々と提供されて、何とかなりそうな雰囲気だけれど・・・ 消毒薬は?
基本的に「石鹸手洗い」で十分対応できるけれど、消毒をしたいと思う人も多くて、品薄感が不安感を呼んでしまっては良くないと思ってます。
  
そんな中、月形町では「酸性電解水の配布」を始めました❣️
 
《酸性電解水》 ・・・ 食塩水を隔膜を介して電気分解すると、+極に酸性電解水、−極にアルカリ性電解水が生成します。このうち酸性電解水はHClO(次亜塩素酸)を含んでいて殺菌効果があるので、食品製造工程で広く使われています。ただ、私たちが知っている消毒薬(アルコールや漂白剤等)とはちょっと違っていて、とても不安定。出来てから時間が経ったり、汚れ(有機物)に触れるとあっという間に効果が無くなるんです。なので、工場等では出来たての酸性電解水をその場で水道水のように使って食品を殺菌しています。
 
で、その酸性電解水を作る装置が、月形町振興公社が管理するトマトジュース工場にあったんです❗️(※)
 
そこに目をつけた月形町。普段は配布などしないけれど消毒薬として使えないか・・・と関係各所にも相談・確認して、消毒薬の緊急代替品として欲しい人に配布することにしました。
あまり馴染みのない「酸性電解水」ですし、私自身は石鹸手洗い派なので必要ないと思っていたのですが、状況を確認したくて昨日(24日・火)の午前に配布場所に行ってきました。
 
 
■配付場所:役場
まずは役場玄関ホール。ちょうど高齢女性が酸性電解水をペットボトルに分けてもらっているところでした。用紙に氏名と簡単な住所と持ち帰る量(最大1ℓ)を記入して持参した容器(500mlペットボトルとスプレーボトル)を担当者に渡すと、容器に誤飲防止用のラベルを貼って、大型のボトルから必要量を注いでくれます。その間にもう1人の担当者が注意事項を説明。特に「4日間しか保たないからね。次の金曜日にまた配布するから、それまでに使い切ってね」と声をかけてました。さらに注意事項の紙を渡そうとすると、その方は「前のときももらってるから解ってるよ。大丈夫。ハイ、ありがとう」と言って、安心した顔で帰られたのが印象的でした。そうこうしているうちに、今度は高齢男性。「テレビ電話で見たから〜」と、次々。
 

■配付場所:保健センター
続いて保健センターへ。こちらも同様に対応。特に「これは手を洗ってから仕上げに使ってね。汚れた手にかけてもダメだよ」「次の配布までに使い切れる量ね」と声かけしているとのこと。誤飲防止のラベルとテープで注意喚起はバッチリ。さらに「3/27まで」と消費期限がハッキリ分かる工夫も。
 
担当者に話しを聞くと、受け取りに来ている人のほとんどが高齢者とのこと。重症化するリスクを充分理解した上で対策をとろうと、みなさん頑張っているんですね。
 
 
不安が強くなっているこの時期、様々なアイデアを形にする努力と、対面での声かけたでどれほど安心感が増しているか。役場職員のみなさんに感謝です♪
 
 
(※)酸性電解水の製造現場を見せていただきました。小さなプラントのように組み立てられたホシザキ電機製の強酸性電解水製造機で平成16年設置。高性能のこんな機械がココにあったとは‼️ 調べたら輸出用機種で当時はこの装置が開発されて間もない時期。先進技術を取り入れた当時の判断にも感心しました。

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