2020年08月26日

月形町も重点支援地区に含まれる。これからの議論が重要【病院再編】

今朝の北海道新聞にあった「病院の再編・統合に財政支援 厚労省、南空知と南檜山選定」の記事。とても重要なことが書いてあった。月形町は南空知にあり、この重点支援地区に含まれているのだ。

記事には「重点支援区域は、複数の病院間での入院機能の統合や、病床削減など医療提供体制の見直しを前向きに進めている地域が対象」「南空知では急性期診療の機能を強化するため、国の助言が必要と判断」とあるので、既に議論が進んでいるのだろうけれど(←議会への報告はないからどの程度進んでいるのかは不明)、今回選定されたことで再編の議論はより加速すると考えられる。

月形町立病院は、南空知医療圏の中の1つの医療機関としてどう位置付けられるのか? 
議論の際には、全体の利益と地元の利益を両立できるように主張したり知恵を出すなどの働きかけができるか? 

とても重要な局面に入ってきた。
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4年前の町長選挙でも町立病院は争点だった。「病院を守る!」という上坂候補の言葉は耳当たり良く、多くの町民の心に響いた。その結果が現在。

上坂町長は、2,3年前の急激な経営悪化時に「病床数削減」「指定管理者制度導入」などを口にしたものの、院長交代等で経営改善がはかられると病院体制変更を先送りにして話題にも乗せなくなった。町民にとって必要な医療とは何か、議論がないままに現在まで来ているが・・・ 今回の再編議論の中で、何をどう主張していくのだろう? 

「病院を守る!」と掲げたあとの4年間で何をしてきたのか、現職町長にはその検証が必要だと思うし、これから何をめざしていくのかも示して欲しい。院長に頼っただけの経営では医療側の負担が大きすぎるし、将来を見通せないから。

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