---月形町議会議員補欠選挙に立候補するにあたって---

暮らしと議会はつながっている。みんなの町を私たちで作ろう。 2018年月形町議員選挙ハガキ
  • めざすもの
    •  私は、自分の住むまち(=月形町)のまちづくりに参加したいと思っています。誰かに任せっぱなしにするのではなく、自分で考え行動して、今よりももっと暮らしやすく、人々が活き活きするような「まち」にすることに関わりたい。住民自治(=自分のまちのことは自分たちで決める)を実践したいのです。
       この考えが長らく私を突き動かしてきました。議員であったときも、町民であるときも、そして今も。身分や立場とは関係なく、私自身の人生の方向です。

  • なぜ立候補したのか
    •  私にとって町長選挙は1つの挑戦であり通過点でした。私はそれまでと変わらず町政に関心を持ち、議会や各種協議会を傍聴し、町政懇談会などの機会があれば発言してきました。ブログやFacebookや「4つ葉通信」で発信を続けたのは、町民のみなさんと情報を共有して一緒に考え、住民自治を実現したかったからです。
       2年間町民として活動してきましたが、議会から得られる情報はしだいに少なくなっていました。ほとんど議論されることなく議案が通る上、会議日程は直前にしか公表されず、資料等も自由に得られなくなったからです。傍聴だけでは町政から切り離される!と危機感が増し、議会に不満を抱くようになりました。さらに、最近の町政には疑問と不安を感じるのです。

  • 町政で気になること
    • 【1】 人口減少(人口3,222人/2018.11.30現在)と高齢化(高齢化率41%)が顕著な月形町にあって、公共施設の増改築や新設計画が進んでいます。時代を逆行する「ハコモノ行政」が復活?

    • 【2】 町立病院では看護師の大量退職があり、それを派遣看護師で補完していて人件費が高騰しています。また、新院長の方針が「予防医療と終末医療(在宅・看取り)」であるため、入院病棟は半分程しか利用されていませんし、外来患者数も減少しています。町立病院の運営や経営が心配されますが、町長は現状維持の方針のようで、具体的・抜本的な改革内容は示されていません。

    • 【3】 温泉や皆楽公園の管理運営を任されている(=指定管理者)の月形町振興公社は、昨年度初めて1,500万円の銀行借り入れをしました。これは経営の悪化を意味しています。議会での経営状況報告では借り入れの要因や経緯が説明されることはなく、議員からも厳しい追求はなかったので、詳細は解らないままになっています。

  • 任期4ヶ月半で何をしたいのか
    •  今回の補欠選挙の任期は来年4月30日までの4ヶ月半しかありません。しかし、とても重要な4ヶ月半です。3月の定例会では今年度最後の補正予算審議があり、この1年間に実施された事業の精算と総括が行われます。また、新年度の執行方針や予算審議があり、これからの月形町について議論する場が設けられます。
       今回当選すればこの3月定例会に議員として参加できるのです。疑問点は即座に問い質すことができ、新たな提案や修正も場合によっては可能です。傍聴者では解らなかった町政の実態を知ることができるのです。

    •  私は、この議員活動によって得た情報を町民のみなさんと共有し、これからの月形町の姿を町民の民さんと一緒に考える場を設けます。

  • まちの力をまちづくりに
    •  11年前、私が初めて議員に立候補したときのスローガンが「まちの力をまちづくりに」。その想いは今も変わりません。町民のみなさんの多様な視点と豊かな発想は、月形町の未来を切り拓くのに必要不可欠です。

    •  町民のみなさん、一緒に月形町をつくっていきましょう。

2018年12月11日
宮下裕美子

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