2008年03月13日

平成20年度予算特別委員会終了

予算委員会は3月11日終日、12日午後、13日午前をもって審議を終了しました。

平成20年度の一般会計予算の歳入歳出は 32億6600万円

各種財政指数の見込みは
・経常収支比率  97.9%
・公債費比率   13.9%
・実質公債費比率(3ヶ年平均)10.5%
・公債費負担比率 24.1%
・財政力指数(単年度)    16.3%   
・財政力指数(3ヶ年平均)  17.4%

今年度の事業の中で私が気になるものは
・月形交流センターの建設(約3億円)・・・各種補助金や過疎債で対応予定
・地域新エネルギービジョンの策定・・・予算の大部分はNEDOから
・むらづくり塾の創設・・・農業・商工業分野のリーダー発掘と育成
・樺戸博物館の利活用・・・観光施設としての利用、公開講座、特別展
・家庭用ペレットストーブ購入に対する助成・・・1台上限15万円、1/2助成
・買い物の足事業・・・予算措置なし。中古自転車をリサイクルし観光客に町内で利用してもらう

各特別会計の平成20年度予算規模(歳入歳出)は以下の通りです。
月形町国民健康保険事業特別会計予算   4億9800万円
月形町老人保健事業特別会計予算       7689万1000円
 ※老人保健事業全体は終了し、後期高齢者医療等へ移行。残存分の予算措置。
月形町後期高齢者医療特別会計予算      5270万円
 ※H20年から始まる事業。大きなお金の動きは来年度から。
月形町介護保健事業特別会計予算     3億0294万8000円
月形町農業集落排水事業特別会計予算   2億5433万6000円
国民健康保険月形町立病院事業会計

        

2008年03月12日

第61回 月形中学校卒業式

 今日は月形中学校の卒業式でした。予算委員会が午前中休会になったので、卒業式に初参加させていただきました。卒業生36人の中に赤ちゃんの頃から知った顔があり、また去年の春に議員になってから何かにつけ行事に参加させていただいたので、妙に感慨深い式になりました。

haikei.jpg 会場の体育館は2年生が飾り付けしたそうですが、正面の紙製の豪華な「桜」と「新風」の文字、背面の「絆」と「夢」の文字、全体を人型の紙製レリーフと紅白幕が取り囲み、普段とは全く違った空間が出来上がっていました。ここまで仕上げるには相当の時間と、根気と段取り力が必要と感じ、感心しました。

gassyou.jpg さて卒業式は厳かに進み、送辞の後は在校生から歌のプレゼント。1年生は「道」を、2年生は「心の中にきらめいて」を全員で合唱しました。そして3年生の答辞と「旅立ちの日に」の合唱。この辺まで来ると会場の至る所で鼻をすする音がし、私も涙があふれていました。
 そして卒業生からのサプライズ企画(この瞬間まで卒業生と一部の人だけで進められていた極秘プロジェクト)で、担任の先生に向けて歌(smapの「オレンジ」)をプレゼント。先生が号泣したのは言うまでもありません。

 卒業式が全て終了するまで1時間40分、私は清々しくて力強い素敵な青春時代を旅させてもらいました。
 月形中学校の皆さん、素敵な時間をありがとう!!

2008年03月10日

3月定例会 町政執行方針、教育行政執行方針に対する質疑

 本日は、7日に行われた「町政執行方針」「教育行政執行方針」に対する質疑が行われました。
詳しくは後日公開される議事録をご覧下さい。

 私が議員になって初めて迎えた「町政執行方針」「教育行政執行方針」は、一般住民として聞いていた今までとは全く違ったものでした。この執行方針にそってこの一年が進められるという緊張感と、私が一般質問で指摘したり提案した施策などがどう盛り込まれたかどうか、変化がなかったのか、興味深かったからです。
 
 本日の質疑件数が最も多かったのは「合併問題」。町長の合併に向かう姿勢がハッキリしないことに対しての質問でした。月形町はH16年2月に住民投票を行い旧法化での「合併」という結果を得ましたが結局かなわず、現町長は新法期限(H22年3月)までに合併すると言うことを以前に明言しています。道の合併構想や財政指数の公表、支庁再編など、合併を取り巻く環境が変化する中、町長がどのように梶を切るのか? 
「今は、ハッキリしたことが言える時期ではない」との答弁でしたが、今後注目していかなければと思います。

他には、新しい取り組みの「ぬくもり福祉券」「むらづくり塾」「地域新エネルギービジョンの策定」「月形交流センターの建設」等の質問もありました。
教育執行方針に対しては、「道徳教育」「北教組のストライキ」「青年教育」などの質問がありました。

私は
1.「地域情報発信能力の向上と公的サービスの充実に向けた、公共機関および通信企業の支援策調査」の具体的内容
2.学童保育の位置づけの確認
3.生涯学習拠点としての公共施設の有効活用はどのようになっているのか
4.教育の現場における地域力の活用に対する取り組みは
などについて質問しました。

明日からは予算委員会です。疑問点を素直にぶつけ、施策の方向性を見極めていきたいと思います。

(写真は今日の夕方、役場からの帰りに柳橋の上から見た夕日です。須部都川の雪も随分丸くなり、春の様相でした。)

2008年03月09日

3月定例会 一般質問を終えて

定例会第1日目の7日、無事に一般質問を終えました。
「一般ゴミの処理方法の今後について」の質問と答弁の要旨は以下の通りです。
・・・詳しくは後日「ゆみこの議員活動報告書4」で報告いたします。
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■現状■
・月形町では現在、生ゴミを含む一般ゴミ(資源ゴミは分別)を全量埋め立て処分
・処分場は平成26年頃まで使用可能(建設当初の使用期限を10年延長できる見込み)
・早くから「資源ゴミの分別」「一般ゴミの有料化」に取り組んだ成果

■処分場が満杯になったあとは■
・新しく設ける処分場は一次処理したものしか埋め立てられなくなった(法律の改正による)
・町は南空知地域ゴミ処理広域化検討協議会(岩見沢市、美唄市、三笠市、夕張市、月形町)に参加し、焼却炉による「生ゴミを含む一般ゴミ全量を焼却処分する」方向で検討中(まちづくり懇談会で説明)

■生ゴミを含む一般ゴミ全量焼却の問題点■
1)ゴミ量(=焼却炉の規模)を決めるにあたり、不確定要素が多い
 ・過疎化、高齢化 → 急激な人口の減少(ゴミ量:減)
 ・財政的、政策的、市町村合併などで広域協議会からの離脱自治体がでる可能性(ゴミ量:減)
 ・時代の流れによるゴミ減量化運動の成果(ゴミ量:減)  
 ・広域化による分別基準、意識の低下(ゴミ量:増)

2)コスト
 ・広域化による運搬コスト(運搬車の燃料、増車)
 ・焼却炉のダイオキシン対策(ゴミ収集量 < 計画処理量)
 ・焼却炉の維持管理費(均等割は小規模自治体に負担大)
 ・環境政策(炭素税、環境税、排出量取引などの導入)

3)現行政策との矛盾
 ・分別によるゴミ減量化政策、生ゴミ処理機・コンポストへの助成 を実施
  → 「何でも一緒くたに燃やしてしまえ」という発想にならないか。助成主旨との矛盾
 ・町長の姿勢(「環境」「地球温暖化対策」「カーボンニュートラル」の考え)や、
  講演会の実施、ペレットストーブの導入など、町としての政策との矛盾
  
◆質問◆
以上のように「広域化と焼却炉の建設」「生ゴミを含む一般ゴミの全量焼却」の方向性は様々な問題点がある。これらを踏まえた上で、ゴミ処理方法の今後について町長のお考えをお聞かせ下さい。

【答弁】
・H9年、ダイオキシン対策のため広域化によるゴミ処理を国が推進。南空知11市町村が参加。その後、別の広域処理グループに移ったり、市町村合併により減少、現在の5自治体になった。
・指摘の問題点は認識している。
・省資源、再資源化は重要と考えている。
・生ゴミも有効な資源と捉え、飼料化、堆肥化なども検討していきたい。
・ゴミに対する基本姿勢を詰め直していく。
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■ゴミ処理に対する私の考え■
1)処分場の更なる延命のため、ゴミ減量化の取り組み強化
 ただし単なる細分化・厳格化でなく、高齢化の進行する将来を見据え
 ・わかりやすい分別基準を作る
 ・継続可能な分別方法やシステムを開発する
 ・「エコステーション」の設置

2)将来的な処理方法の検討
 バイオガスプラント:収容人員1,800人の刑務所の存在。消化液を散布できる土地が豊富。

3)生ゴミ以外の一般ゴミを、焼却によらないで減量化する一次処理方法の検討

◆質問◆
以上、私の考えに対する感想や意見を伺いたい。

【答弁】
・ゴミの減量化強化は既に指示を出している。
・バイオマスエネルギーとしてのメタンガス利用は今後の検討による。
 (生ゴミ量を調査していないが、月形町で成り立つのか疑問)
・分別できなかった物に関しては、関係機関の皆さんの意見を聞きながら検討していきたい。
・H20年度、「地域新エネルギービジョン」を策定し、地域全体としての方向性を確立したいと考えている。
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2008年03月07日

3月定例会 第1日目終了

3月定例会の第1日目が終了しました。
本日の審議内容は以下の通りです。

・各常任委員会報告
・一般質問
・平成19年度の補正予算
・各種条例の審査
・平成20年度町政執行方針
・平成20年度教育行政執行方針
・平成20年度予算特別委員会の設置と負託

なお、今後の議会日程は
 8日(土)、9日(日):休会
10日(月):本会議・・・町政執行方針、教育行政執行方針に対する質疑(10時開会)
11日(火)〜13日(木):予算特別委員会
14日(金):本会議・・・予算特別委員会報告、議案(意見書等)審議

本会議、予算委員会とも本会議場で行われます。ぜひ傍聴にお越し下さい。(本日の傍聴者3名)

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