2008年06月20日

もう少し待ってくださいね

みなさん、ご無沙汰しています。
ここ2週間ほど更新できなくて、心苦しいばかりです。

お伝えしたい情報はたくさんあるのですが、なかなか筆が進まず
今日に至っている次第です。ごめんなさい。
今月中には、時間をさかのぼって(経時的に)キチンと書きたいと思っています。

それまで、もう少しお待ち下さい。

更新していないにもかかわらず、カウンターが動いているのを見ると
「応援してくれてる」と思えて元気が出ます。

こうして見に来てくれることに感謝です。ありがとう。

2008年06月05日

市民サミット2008(その1・企画)

洞爺湖サミット開催(7月7〜9日)まであと1ヶ月となりました。

「地球を愛する会@月形」も参加している「G8市民フォーラム北海道」は、市民向けに様々な企画を検討していて、その核として『市民サミット2008』(=オルタナティブ・サミット)を7月6日(日)〜8日(火)に札幌コンベンションセンターで開催します。
その中で、G8市民フォーラム北海道が担当する分科会が7月7日(月)午後6時から予定されていて、その企画会議を覗いてきました。

環境・貧困・開発・平和・人権が今回のテーマで、世界の視点と北海道内からの視点を交えながら、未来の姿を模索しようとする試みです。この企画会議に参加していたのは、それぞれが別の支持母体を持つ代表的な人びとで、基礎となる考えが必ずしも一致しているわけではありません。それでも会話を重ねるうちに納得と妥協、理解と譲歩を繰り返して一つの方向性が見えてきました。

私は今までも何回か、G8市民フォーラム北海道の会合や、メーリングリストによるやり取りで会話に参加させていただきました。その度に意見はぶつかりますが、それにより理解が深まり、新しい発想や知識が増え、自分自身が前進しているのを感じます。「目的を同じにした衝突は問題解決への近道」だと再認識させてくれた出来事でもあります。

「市民サミット2008」そのものも楽しみですが、こうして企画が練られ形になっていくのを間近で見ることができること、サミットをキーワードに今まで知り得なかった人と繋がることができたことが、私にとっての大きな喜びであり収穫になっています。

あなたにとってサミットが北海道で開催される意義はなんですか?

2008年06月04日

国保運営協議会(H20年度第1回)

本日午後、平成20年度第1回月形町国民健康保険運営協議会が開かれました。
なお委員の変更があり、保険医代表として工藤宏之さんが平成20年4月1日から就任しています(任期は前任者の残任期間である平成21年7月9日まで)。

本日の会議では以下の報告がありました。
・平成19年度国民健康保険医療給付の状況について
・平成19年度国民健康保険特別会計収支決算見込みについて
・平成19年度国保ヘルスアップ事業の実績報告について
・特定検診等実施計画の状況報告について

また議件として
・平成20年度国民健康保険税賦課諸率について
等があげられ審議されました。

【報告から】
 前回の運営協議会で予測されたとおり、平成19年度は10月以降ずっと高い水準で医療費給付があり、特別会計全体を押し上げています。一方、国民健康保険税の徴収は、滞納分の収納率(一般医療分)が16.65%と1月末11.00%を大幅に上回り、滞納対策(年末・年度末を強化期間として、道と町が一帯となって対応。町税全般で収納率が上昇)が功を奏したとのことです。
 平成19年度の健康診断受診率は、特定検診の対象者(40〜74歳)が38%と、平成24年度の目標値65%にほど遠く、今後一層の努力と工夫が必要です。特に50歳代の受診率が低い。

【議件から】
 月形町国保特別会計は
・単年度の歳入歳出でバランスをとる。
・一般会計からの繰り入れは国保関連分のみ。
と言う考え方の基に予算組みされています。よって医療費が増えれば保険税も上げざるを得ません。
 平成20年度は後期高齢者医療制度の関係で収支総額は減ったものの、被保険者数も減少しました(全体で集めるお金の額は減ったものの、それ以上に払う人数が減ったので、保険税を上げなければ収支が合わない)。また構成員のバランスも変わったので、応能応益バランスを適正なもの(所得割+資産割:均等割+平等割≒50:50)にする必要が出てきました。
 運営協議会ではこれらの事情を加味し、様々な観点から賦課率を検討しました。新しい税率は6月の定例議会にかけられ決定します。
__。__。__。__。__。__。__。__。__。

 国民健康保険運営協議会で議論をする度、保険制度の複雑さと不公平さを感じずにはいられません。国民健康保険に加入している人は自営業や農業、年金生活者等、現在の日本の所得層の中では下層に分類される人達です。その中で収支を合わせるためには少しでも収入のある人から保険税を徴収しなければならず、心が痛みます。
(例)夫婦と子供2人(学生)世帯・・・総所得293万円、固定資産税額5万1800円の場合
           国民健康保険税は年間 42万2287円(平成19年度の賦課率で計算)

 年収が300万円もないにもかかわらず健康保険税として42万円も徴収されたら(現実には徴収されているのですが)あなたはどう思いますか?
 会社員や公務員の方、その家族の方、どうですか? 
 現在自分の負担している保険料と比較してみてください。

 今の保険制度は「職種」で分けてあるために非常に不公平になっていると思います。今回、後期高齢者医療制度で始めて「年齢」で分けたがために様々な問題が噴出してきました。が、・・・この件に関しては別に書きたいと思います。

2008年06月01日

月形町国際交流協会 日中友好講演会&交流会

昨日の午後、月形町国際交流協会の主催による、中華人民共和国駐札幌総領事館総領事 胡勝才ご夫妻をお招きした講演会と交流会が催されました。これは月形町国際交流協会会長の小林龍男氏と、許愛平領事との人間的なお付き合いの中から実現したもので、人口4,000人の町でこのような会が開かれたことに驚くとともに、人と人とが繋がることの素晴らしさを感じました。

講演会に先立ち、月形町日赤奉仕団から四川大地震に対する義援金の贈呈があり、また会場でも義援金の募金が行われました。今回の大地震では亡くなられた方が8万人もになるとのこと、心からご冥福をお祈りいたします。また今回の義援金は微々たるものですが、地震にあわれた方々の生活を取り戻すための手助けになれば幸いです。

講演会では、中国の過去と現在そして未来に及ぶ計画経済の実績と日本との関係について、胡勝才総領事が流暢な日本語でお話ししてくださいました。中国の計画性とそれに沿って実績を上げる実践力、大きな国土と13億人にも及ぶ国民の多さ(=スケール感)に驚かされました。

また今回は中国の視点での「中国の歴史」を聞くことができ、「なるほど」と同時に「へ〜」という驚きもありました。例えば講演の中での総領事の言葉「日本と中国の不幸な不和の時代は50年。でも友好な時代は2,000年にも及びます。」私の生きてきた時代では確かに不和の方が長く、それにとらわれがちですが、歴史を紐解けば確かに良好な時代の方が長かったのだとわかります。視点を変えることの重要性は大事ですね。

知っているようで知らない隣国、私にとって中国は近い国でありながら遠い存在だったのだなあとつくづく感じました。

souryouji2.jpgまた交流会は和やかな雰囲気のもと、総領事ご夫妻との会話を楽しませていただきました。

その後、総領事ご夫妻と許領事は月形町の宿泊施設「はな工房」にお泊まりになり、月形の温泉にも入られたとのことです。治安の良い我が町だからこそ、そして公式行事とはいえ広く周知しなかったこともあって、厳しい警備なしでゆったりした時間を過ごしていただけたようです。

1

▲TOPへ戻る