2007年05月19日

地方自治土曜講座

今日は「2007年度 地方自治土曜講座」の第1回開講日でした。

テーマは「地方分権改革」、会場は北海学園大学です。

講演1.「地方分権改革の道筋:自由度の拡大と所掌事務の拡大」
      西尾 勝 (東京市政調査会理事長)
講演2.「分権型社会と平等」
      山口 二郎(北海道大学大学院教授)
討論  「地方分権改革をさらに推し進めるビジョン」
      司会 : 山内 亮史(旭川大学学長)
      討論者: 西尾 勝 
           山口 二郎
           森  啓 (北海学園大学教授)

講座の主な内容は、
地方分権改革の本来の目的や、残された課題、功と罪。
改革政治の現実と、国民の望むもの。
これからの改革の方向性と、政治の原点。など

地方分権改革について丁寧な解説と方向性を示唆した内容は、これからの私の議員活動に多いに役に立つもので、満足の一日でした。


土曜講座は今年で13年目を迎え、私も参加して4年目になりました。
この土曜講座を通して各地の議員や自治体職員、自治に興味のある一般住民、大学等の先生方と知り合うことができ、常に新鮮な衝撃と情報を得ることができています。

これまでの3年間は一般町民として聞いていた講義内容も、今日は議員として新たな感覚で受け入れている自分がいました。ここで学んだことを即実践できる立場となり、おおいに活用していきたいです。

今現在、月形からの参加者は私だけですが、過去には多くの職員が参加していたとのこと。職員に限らず議員や町民ももっと参加して、共通の話題のもと議論したいものです。

2007年05月18日

自分を振り返る、道端の出会い

今日は夕方からPTAの懇親会があり、その帰り道のこと。
午後10時過ぎ。
今朝から雨が降ったり止んだり、その時も小雨が降っていた。

私は歩いて帰宅途中、
自転車に乗ったおじさんが私の横をする抜け道端で止まり、
そこにある大きな金属製の箱を空けてなにやら操作していた。

私   「こんばんは。何しているんですか?」
おじさん「ここに排水用のポンプが埋まっていて、
     警報がでたから操作しに来たんだよ。
     雨が降って水位が高くなっているから。」
私   「えっ! ここに操作盤があったんですか!
     警報って、夜中の場合も来るんですか?」
おじさん「ああ。」
私   「いやあ、大変ですね。
     それじゃあ、おやすみなさい。」

ほとんどの町民が知らないところで、おじさんは粛々と自分の仕事をしている。
そしてその仕事の積み重ねで、安全で快適な町が保たれている。
おじさん、ありがとうございます。
こんな風に、人の手で町が支えられていることを再確認する出会いでした。

さて、
私には(町の維持のために)どんな仕事が課せられているのか。
はたして、私はその仕事を粛々とこなしているだろうか。
自分の役割を考える出会いでもありました。

私が課せられていることとは、私が簡単にできることではないかもしれない。
それでも私にしかできないことなら、頑張ってやるしかない。
やることは分かっている。ならば粛々と行うだけ。

2007年05月15日

政務調査費の申請

今年度の政務調査費(年額48,000円)の申請をしてきました。

政務調査費については、議員の中でも要・不要が別れているところですが、
私は必要と考えているので、満額を申請しました。

政務調査費のように議員の活動に対する支給であれば、議員活動の様子を「お金」の面から明らかにすることができると考えるからです。もちろん公費で賄われるものなので、全ての領収書の添付と、政務調査費による活動の報告が前提です。

私はこの政務調査費で
「地方自治土曜講座」に参加する予定でいます(年会費6,000円)。
またそこで発行されるブックレット(講義内容をまとめた冊子)の購入を考えています。

現状調査

議員活動の一つとして、総務民教分野の現状調査のため、
役場各課にお邪魔してお話を伺いました。

・生活保護に関すること(住民課住民係)
・ゴミ処理に関すること(住民課住民係)
・公共施設について  (総務課財政係)
・危機管理について  (総務課危機管理係) 
・知来乙小の跡地利用について(総務課企画係)

2007年05月07日

世間の常識、議会の非常識(議席編)

議員になって最初に驚いたのは「議席順」でした。

本会議場の議席は「当選回数の若い人が前列から並ぶ」という、
国会に準じた議席順になっています。
私は当選1回目で年齢も若いので、(議長から見て)前列の左端です。
(議員の席は2列になっていて、前列4席、後列6席)
この議席順は今まで見知っていたので、何ら違和感はありませんでした。

一方、「議員控え室」の席順は・・・

議長を中心にロの字型になっていて、
左手前から当選回数の若い順(その中で年齢の若い順)に時計回りになっています。
ですから私の席は、議長の左手すぐのところになります。
これは本会議場と同じ法則なのですが、問題は議長の位置と部屋の向きです。
議員控え室の場合、この法則に則ると、私の席は部屋の最も奥になります。
つまり世間の常識で言えば「上座」に当たるところです。
入り口から最も遠く、窓際で開放感もあり、背中に暖房もあってとても良い席です。
一方先輩議員の中には、出入り口のすぐ近くで隙間風の入るところの人もいます。
(この部屋は議員しか入れないところなので、こんな風になっていたとは・・・)
それでもこれが「議会の常識」なので誰も文句は言いません。

議員の常識では何ら問題ないことも、
未だ世間の常識に縛られている私は「上座」の席に申し訳なさでいっぱいです。

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