2007年06月06日

第1回国保運営協議会

本日、平成19年度第1回月形町国民健康保険運営協議会が開かれました。
私は今年の5月7日に委嘱され、前任者の残任期間(今年の7月9日)まで会長代理を務めることになっています。

数日前、今回の協議会に先立ち担当係長から国民健康保険の制度やH18年度の決算見込み、保険税の賦課率に関する考え方などについて説明を受けました。私は国民健康保険の被保険者になって十数年経っていますが、賦課率が毎年変わっていることすら認識していませんでした。お恥ずかしい限りです。
一般に被保険者側は、ただ「負担額」にばかり目が行ってしまいがちです。その裏でこれ程までに複雑化した制度で運営している国民健康保険の実態を理解する機会はほとんどありません。今のままで今後大丈夫なんだろうかと、不安になってしまいました。
それでもこの機会に、疑問に思うこと全てを質問し回答いただいたお陰で、おおむね理解することができました。担当係長、ありがとうございました。


その下準備があったので、今日の会議のほとんどの場面で何ら質問することはありませんでした。会議の活性化という点では良かったのか、悪かったのか分かりません。ただ、今回の協議会が初めての参加となるのは私だけだったので、他の委員さんにとっては周知の事実だったのか・・・。


この会議の最後に「平成20年度からの特定検診」についての説明がありました。
国からに指示により、今まで住民検診の実施主体が市町村だったのに対し、H20年度からは各医療保険者(ここでは国民健康保険)に変更になり、また内臓脂肪型肥満(メタボリックシンドローム)に着目したものになるということです。色々工夫しなければなりません。
月形町のような小さい自治体では、こういった「工夫」の部分で担当者の負担が増すばかりか、アイデアの不足も考えられます。制度が変わって良い面もありますが、上手く機能しないこともままあります。


地方分権とその受け皿という点でも、国民健康保険の問題は考えさせられることがたくさんありました。

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