2010年12月13日
全員協議会(2010.12.8)コンプライアンス条例
第4回定例会にあわせて開かれた全員協議会での「月形町職員の公正な職務の執行の確保に関する条例(コンプライアンス条例)案」について、議会内討議の報告です。
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【コンプライアンス条例に対する意見】
■コンプライアンスの意味を狭めた条例ではないか。
職員の業務がどの法律に該当し、どう行動すべきだったのかを検討すべきではないか。
■コンプライアンス条例は再発防止策として進めるのであればよしとする。
ただし、切手事件の検証を行う予定の[法令遵守委員会]は非公開の会議であり、町側の説明では
積極的な公開もない考えである。検証は別の委員会を立ち上げ、早急に進めるべき。
■法令遵守委員会の活動内容が公益通報に偏りすぎている。コンプライアンスに関し、町長に提言
できる幅の広いものにするべきでは。
■法令遵守委員会の委員数は3人では少ない。5人にすべき。
■公益通報は「記名」で行うことになっているが、無記名の検討必要。
無記名で情報を集めることで、事件の未然防止に繋がる。
■関係業者との接触が厳しく規定されているが、月形町の実情を考えれば(町民の多くが対象者となる
ので)実現できるか疑問。
■厳しい倫理規定が設けられているので、このままの形で進めればいい。
■倫理規則に規定されている事項は紛らわしい。もっとわかりやすくできないか。
■これでまずやってみて、その後、様子を見て修正してみては。
■議会はこの問題の解決を「早く」と言ってきた。早急に動き出せるよう、まずは進めるべき。
【議長によるまとめ】
・議会はこのコンプライアンス条例を概ねよしと認めるも、内容には修正の必要がある。
今日の議論の内容を町長に伝え、検討を加えてもらったものを議会に図る。
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この協議内容を正・副議長が取りまとめ、町長ら理事者に伝えることになりました。
今後のスケジュールはその時に調整するとのこと。
- by 宮下ゆみこ
- at 23:32
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