2011年08月08日

連日の暑さ! 輪菊出荷もピーク

今日の最高気温は 32.6℃(アメダス月形データ) 。
暑かったですね〜。

この暑さ、今日に限らず連日続いています。
【月形の最高気温】 8月3日 29.4℃
           4日 29.5℃
           5日 28.9℃ 
           6日 33.0℃
           7日 31.4℃

本州などに比べれば「それほどでも・・・」と思われるかもしれませんが、北海道に住む者にとってはかなり厳しい状況。私もすっかり北海道仕様の身体です。


そんな中、お盆用の輪菊出荷が山場です。
春から丹誠込めて育てた輪菊が、今こそ出番と白い蕾をふっくらさせています。

空が白んできた頃から花を切り、一気に撰花。パートさんだけでなく、夏休み中の子ども達も総動員。セリ前日の夕方には箱詰めされた輪菊が札幌の市場に向けて出発です。

お盆のお供えやお墓参りには欠かせない白輪菊。先祖の供養や大切な人への想いを込めてお供えする花。輪菊は花の形をした「人の心」ではないのかと私は考えています。「人の心の橋渡しをする花」を育てるのが私の仕事であり家業。誇りでもあります。

全ての輪菊を出荷し終えるまであとわずか。
暑さにめげず、求める人の手に届けられるよう、もう一踏ん張り頑張ります。
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8月に入って、円高が進んだり震災関連法案が可決されたりと国政にも動きがありましたが、国の動きや国会議員の発言を聞いていると、東日本大震災は遠い過去の出来事のよう。とても5ヶ月前の出来事とは思えないくらい緊張感や臨場感、危機感が感じられません。なぜでしょう? 

農作業をしていると太陽の動き、風の匂い、気温の変化、草花の生長に敏感になり、時間の移ろいを肌で感じます。毎日は同じようで同じでない、日々変化し様態を変えていくのが解ります。それもこれも自然の中に身を置いているから感じられることなのでしょう。
アスファルトに埋め尽くされ、車やコンクリートに囲まれた世界で、人と人との関係性が最も重要な関心事である暮らしでは、自然の営みなどには鈍感になってしまうのかもしれません。


また、6日には「ヒロシマ原爆の日」を迎え、改めて「原子力」について考えさせられました。「原子力の平和的利用」をしてきた私達ですが、ひとたび事故が起きてしまった時の状況とその対応は、66年前に初めて被爆した国として、その事実を真摯に受け止め対応してきた結果だったのか・・・。
明日9日は「長崎原爆の日」。もう一度、目を背けずに向き合い考えたいと思います。


そして「ゴミ処理問題」。美唄市の高橋新市長が初議会で「生ごみの堆肥化」の方向性を打ち出しました。高温発酵と低温発酵から選択する旨が新聞報道されましたが、果たして月形町はどの様な選択をするのでしょう? 
生ごみの資源化の考えは素晴らしい。私も同感です。ただ、生ごみに混じる不純物(特にプラスチック片)の問題や、生産した堆肥の流通・販売の道筋は描けているのでしょうか? 循環型社会の基本である「動脈と静脈」の考え方が、これからのゴミ処理(廃棄物処理)には重要です。

月形町として方針がないまま「乗せてもらう」方向へ進むのか、今後の展開に注視。

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