2014年08月18日

超農繁期を乗り越えて、さあ秋の陣【近況報告/個人的な話題】

皆さん、お久しぶりです。お元気ですか?
お盆休みも終わり、空気も空もすっかり秋色です。

7月後半からお盆前まで、我が家(切花栽培農家)の一年で一番忙しい「盆用菊の出荷」を何とか終えることができました。「一山越えた〜。」という感じです。この間、ブログの更新が全くできずにごめんなさい。

北海道の農家は基本的に早春から晩秋までの8〜10ヶ月間が生産期間。今年の我が家でいえば3月下旬〜11月下旬までが生産期間になります(毎年品目や栽培方法を変えているので、その年によって生産期間は若干変わっています)。

その中でお盆は生産・収獲・収入の大きな山。今年は色々な面(栽培、人員配置、相場)で当初計画から大きく外れた状況が起き、想定外に対応するのが大変でした。最終的には人海戦術(=家族労働)に頼らざるを得ず、日の出と共に仕事を始め、シンデレラのように帰宅できれば良しという日々が何日も。反省点は次年度以降の課題として、また改善ですね。

とはいえ、問題発生・困難な状況でも何とか乗り越えられたことは自信になりました。農家の生活は常に「外的要因=自分ではコントロールできない状況」にさらされるので、想定通りに事が運ぶのはごく稀。それでも経験を積むことによって想定内の範囲を拡大したり、想定外の状況でも影響を少なくする手法を会得していたり・・・私たちも一端の農家として力をつけているんだなあって。

あっ! でも、最終的に今年の生産活動が全て終わってからでなければ安心するのはまだ早い!! 収支が合うのか、台風が来るかどうかも含め、これからも何があるのかわからないですものね。気を引き締めて、年末まで頑張ります。
農家の皆さん、安全に気をつけて秋の収穫期を乗り切りましょう。
 

さて、お盆中は疲れた心身に少しだけゆとりを持たせた時間を過ごし、近隣の「神居尻岳」に家族登山してきました。

友人のブログに触発され、登ってきたのですが・・・ 家族4人の中で私が律速に。直登する階段状の登りに息は上がり心肺機能の低下を、下りでは筋力低下による膝通と腿通から運動不足と体重超過を、思い知らされたのでした。(登山から3日後の今朝、やっと筋肉痛から解放されました!)
ふ〜、気持ちは高校生(!?)であっても身体は40代後半ですものね。

とはいえ、山の景色は最高でした。
頂上からは石狩湾や積丹半島、支笏湖近くの紋別岳、石狩川とその周辺に広がる平野や水田は滝川方面まで続いていましたし、足元には当別ダムや青山ダム、登山口の道民の森・神居尻地区も。目をこらせば月形町南耕地の頭首工や、新十津川町の徳富ダムもハッキリと見て取れました。
また、道端にはナデシコやリンドウ、トリカブトも咲いていて(必死で登る私を待っている家族の)目を楽しませてくれました。


さあ、今日からはギアチェンジ。9月の定例会に向け準備を本格化させます。明日は常任委員会、週後半には議会広報の研修、一般質問の〆切は来週頭、それに雑誌に寄稿予定も。気持ちを引き締めて取り組みたいと思います。

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