2009年07月02日
総務民教常任委員会(2009.7.1)学校給食の運営状況
前ページに続いて、7月1日に行われた総務民教常任委員会の要旨です。
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◆月形町の学校給食は平成4年に始まった。
◆学校給食は給食センター方式。
米飯給食を主体にした設備と施設となっている
◆1,000食/日の能力(=2時間で700食調理できる能力)を
持っているが、現在は約300食の調理
◆調理をするのは6名(調理員は8名。交代勤務)
栄養師は午前中給食センター、午後は栄養教諭として小学校に勤務
◆厨房機器
・ほとんどが開設当初に購入したもので、既に耐用年数を過ぎている(耐用年数は5〜9年)
・購入価格は平成3年当時、全部で約7,700万円
・製作所による部分的な修理で対応している。
・平成24年度を目途に更新計画を作成する予定
◆地産地消の取り組み
・材料の約6割を地元産食材で賄っている
・新鮮・安心は良いが、献立作成が2ヶ月前なので生産時期とのズレが課題
・地元産食材を使うには手間がかかる(洗浄、選別)。1次加工してあれば・・・
・冬場は地元産が全く手に入らない。冷凍食材など有れば・・・
◆月形町の学校給食(センター)の良いところ
・日食300と小規模のわりに厨房機器が大きく、短時間で調理でき良い環境
・調理時間が短くできるので、加工品を使わず手作りすることも可能
◆残食はメニューによるが10〜20%。家畜の餌として利用(友朋の丘へ)
◆その他
・厨房機器の更新の際は、能力も合わせて検討する。
・更新計画はすぐにでも取りかかるべきではないのか。
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学校給食センターを見学したのは今回が初めてでしたが、とても広い場所にたくさんの厨房機器があり驚きました。1,000食の能力は必要ないと前々から思っていましたが、大容量であることで「調理時間が短くなり、手作りの給食ができる」と言うことには気付きませんでした。
しかしながら、今後の厨房機器更新には莫大な費用がかかります。少子化で必要食数も減るのですから今のままというわけにはいかないでしょう。ただ、学校給食だけを作るのではなく、福祉関係等や道立月形高校への配食などに広げられたら、今の容量でも維持できるかもしれません。
もっとも、このアイデアには相当の壁が立ちはだかっているので、それを乗り越えるよりは、小さい厨房機器でいかに効率よく工夫した給食を作る方が簡単かもしれませんし、現実的です。
子供が少なくなってきている今、何でも「無駄だ」と言わずに、よりよい子育て環境を整えるようにはならないものでしょうか?
国が少子化対策をしようが、エンゼルプランを立てようが、実際にそれを運用する自治体関係者(議会も含め)の理解がなければ「無駄」の一言で追いやられてしまいます。そうならないために、若者が行政に積極的に関わらなければ。若手あるいは女性の議員がもっと増えて欲しいと強く思いました。
- by 宮下ゆみこ
- at 00:07
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