2010年02月20日
地産地消料理コンテスト「第3回うんまいべ!」
2月19日、第3回になる地産地消料理コンテスト「うんまいべ!」が多目的研修センターで開かれました。今年のテーマは第1回と同じ「月形産食材を使った料理」で、例年と同じ20点(主食2、副食15、菓子類3)の出品がありました。
コンテストの入賞作品は
【グランプリ】 味付けおからコロッケ (新谷さん)
【準グランプリ】 ゴマ豆腐の野菜巻きあんかけ (仲良しグループ松本さん)
【特別賞】 自家用野菜の漬け物 (仲良しグループ福井さん)
おぼろづき食パン (金澤さん)
油揚げの野菜巻き (菅原さん)
今回は出品された作品どれもが彩り良く、目に鮮やかなお料理でした。特にグランプリの『味付けおからコロッケ』は、おからとジャガイモの白の中に、枝豆の緑、にんじんの赤、コーンの黄、ひじきの黒、他にも挽肉やタマネギなども入っていて、スゴイ!の一言。味も最高でした。(写真はバックヤードの調理室で撮影したもの。ちょっと見にくいのですが、写真左奥のコロッケがそれです。)
出品されたお料理の多くは『手の込んだお母さんの味』で、とても商業ベースに乗るようなものではありません。話を聞いたところ、3日も前から仕込んだというものもありました。「おいしいものを食べさせたい」という気持ちの表れた本当の家庭料理で、晴れの日に家庭の食卓に出てくるようなものなんだと思います。こういうお料理を食することができただけで幸せですし、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
私は毎回出品していますが、やっぱりバックヤードが一番楽しかったです。わざわざバックヤード分として多めに作ってきてくれたお料理をつまみながら、お母さん方のお料理のコツを聞いたり、材料の調達方法を教えていただいたり。料理を囲むと自然に話に花が咲き、笑みがこぼれるから不思議です。
あまりに楽しそうな雰囲気だったのでしょう、会場に来ていた新商品開発関係者の男性達も途中から加わって、『お母さんの味』を堪能していました。
[右の写真が現在開発中の月形産食材を使ったお菓子:玄米のかりんとう(プレーン・黒糖味)、かぼちゃのきな粉ねじり、かぼちゃのゼリー]
『料理はコミュニケーションの手段』
料理の大事な要素を再認識したコンテストでした。
- by 宮下ゆみこ
- at 22:18
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