2007年07月16日

【炊き出し訓練】

炊き出し訓練は、月形町日本赤十字奉仕団(日赤奉仕団)によって行われ、2種類のご飯を作りました。

一つは「ハイゼックス」という特殊な袋を使って炊いた白米。


ハイゼックスに研いだ白米を下の目盛りまで入れ(約1合)、そこに飲料水を上の目盛りまで入れる。空気を抜いて口をゴムでキッチリ縛る。


それを沸騰したお湯に入れ、再沸騰してから30分間煮る。(この時、茹でるお湯は泥水でも可。特殊な袋のため、袋の中は安全清潔に保たれる。)


茹で上がったらお湯から取り出し10分蒸らすと出来上がり。袋の中でふっくらしたご飯になっている。ちょっと堅めだが普通のごはんと変わらずおいしかった。何よりあたたかいのが良かった。


こちらはもう一つの米「アルファ米」を使ったご飯。今回は五目ごはん味。
袋の封を切ってお湯を入れ、口を閉める。30分待てば出来上がり。(水で作る場合は60分。)
アルファ米の食味は年々進化し、味付けごはんだったせいもあって、おいしかった。

私は山登りをするので、20年くらい前に初めてアルファ米(白米)を食べました。その時は食感(ボソボソ感)と匂いと味の悪さにガッカリした記憶があります。それに比べ今回の炊き出しのご飯は雲泥の差で、驚きました。
私の中では、山の上での生活と災害時のそれとは共通しています。温かくおいしいご飯は何よりの元気の素、明日への希望です。炊き出しはとても重要な役割を担っていると思います。

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