2008年09月24日

地域振興に関する意見交換会

今日は午後から岩見沢の空知支庁にて表題の意見交換会が開かれました。これは道が現在検討中の地域振興施策[地域振興に関する条例・政策展開方針・過疎対策]において、市町村(職員・議員)や地域住民の意見や提案を活かす目的で、全道各支庁で順次開催されているものです。

会場には空知支庁各市町村から職員や議員(と思われる人達)が数十名、月形からは私と役場職員1名が参加しました。それぞれのテーマごとに担当の道職員から説明、その後会場から質疑や意見があり、私も2点意見と要望を述べさせていただきました。

◆政策展開方針・地域重点プロジェクト・単独プロジェクト(そらちファンづくり)において、今まで行われてきた各市町村や各JAの単独の取り組みと、このプロジェクトの整合性は? 北海道ブランドがある今、あえて「そらちブランド」は必要なのか?
◆過疎対策において、「デジタル・ディバイドの是正」は積極的に進めて欲しい

会場からは
◆人口を集約するのではなく、分散する方向は考えられないか
(日本は東京に一極集中、北海道は札幌に、各市町村は中心市街地に・・・)
◆北海道を6つの連携地域にするということは、道と各自治体とのきめ細やかな対応に矛盾するのではないか
◆「農山漁村は社会資本である」という考え方を導入できないか
◆支庁再編で振興局と総合振興局ができるが、地域から危機感を持たれない対策を講じて欲しい
◆地方分権は権限だけでなく財源の譲渡も
◆旧産炭地、農村は疲弊している。
などを含め、積極的な意見交換がなされました。
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意見交換会に参加して感じたことは、参加者は皆「住民にとってよりよりマチ」を作るために頑張っているということ。ただ、それぞれの立場で見えているものが異なるために、重要と思うところがかなり食い違っていて、結果として議論がかみ合っていないように思います。

本来はもっと時間をかけて築き上げていくべきことがそれぞれの事情でできない現実・・・
ならばどうするればいいのか?

今回のような意見交換会の場を最大限利用すること(議論の争点を絞る。積極的な発言。対等という意識)と、お互いの言葉の先にある現実を「思いやる」気持ちと経験が必要だと思いました。

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