2013年01月11日

2013年の抱負

月形は昨シーズンのように、毎日大雪に見舞われています。降雪量は昨シーズンとほぼ一緒。積雪量は年末の暖気と雨で、少しは少なくなっているようです。

数日前から国道275号線(月形市街地部分)の排雪作業が始まりました。大雪のせいでなかなか進まないようですが、少しずつ道幅が広がり見通しがきくようになってきています。


さて、今日は【2013年の抱負】。

この1年を送っていくに当たっての大事な標ですので、分野別に区切って記します。

ちなみに、写真は尾形光琳筆「松島図屏風」(もちろん絵葉書です)。荒れ狂う波間に、物怖じせずに凛とたたずむ松島の姿が美しい絵で、何とも心惹かれます。2013年、この松島のような心持ちで過ごしたいと思っているところです。
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宮下ゆみこの議員活動 2013年の抱負

■施策に対して■  『10年後、月形が活力を持って存在できるか』を念頭に、
              地域に活力を生み出す方法や施策を提案・実践する!

自民党が政権を取り、アベノミクスと呼ばれる政策が展開されようとしています。まもなく決定される大型補正予算や新年度予算によって具体化され、私たちの自治体にも様々な「波」が押し寄せてくるでしょう。経済回復・経済政策は多くの国民の望んでいることではありますが、アベノミクスが地方の活性化に繋がるか、私は懐疑的に見ています。

仮にアベノミクスが成功し今の経済の建て直しができたとしても、「10年後」という未来視点に立ったとき、果たしてどうなのか・・・ここが最も重要だと思っています。

建設国債の発行、高額納税者の課税率を小幅に留める判断、高齢者の医療費負担1割を継続、消費税増税の凍結・・・現在報道されている内容は全て「ツケを増やす」方向で非常に心配です。

そして何より心配なのは、この国の政策によって地方にも「ヒモ付きのお金」が回ってくることです。本当に必要なものに使えるお金が増えるのならばいいのですが、「得だから」「今しかないから」と身の丈に合わない事業展開や、不十分な制度設計で事業が進められたら・・・10年後にはお荷物しか残らないでしょう。

議会議員として、「問題点の提起」「課題の発掘」「新たな視点の提示」を、10年後の視点から積極的にしていきたいと考えています。

■地域活動に関して■  『知ってもらう』『理解してもらう』『繋がりを作る』

昨秋〜冬はブログをお休みして「顔の見える活動」に力を入れていました。
その中で、「町議会議員の仕事も活動もあまり知られていない=町民のみなさんは関心を寄せてくれているものの、議会や議員側の発信が足りない」ことに改めて気付かされました。

議会全体として広報活動に力を入れるよう積極的に提案することはもちろん、私自身ももっと議会の内容を理解してもらえるよう、発信に力を入れなければと思っています。

また「宮下ゆみこ」個人を知ってもらうことも大事なことだと痛感しました。何人もの人に「宮下さんて怖い人かと思ってたけど、話してみたら案外気さくで優しい感じなのね。」とよく言われました。イメージや先入観で距離を置かれてしまっては、それ以降の関係は存在しません。

月形出身でないことの利点(何でも気兼ねなく発言できる)は充分に活用させていただいたので、これからは様々な繋がりを広げ、みなさんの身近な存在になれるように努力します。

まず今年は私の「素」や「基本」の部分を、このブログも含めて発信します。

■物事に向かう姿勢■  『80点』を目標に! 幅を広げる方向で!

私はどちらかというと「タイプA」の人間です。競争的、野心的、精力的、挑戦的・・・いわゆる猛烈サラリーマンタイプで、自らストレスの多い生活を選び、ストレスの自覚があまりないままに生活する・・・確かにこういう傾向があります。

思い返してみれば、数年に1度は何らかの身体的変調があり、その都度生活を見直してきました。昨秋、咳が2ヶ月半も続いたことも一つのサイン。

これを契機に出した結論は「80点を目標にする」こと。
答えのない世界で100点満点(と言うより、減点0)を目標にしているうちに、120点を目指すようになっていたと思います。限られた時間の中、関わった全てにおいて重箱の隅まで目を行き届かせ、キチンとできていないと納得しない生活は体力も気力も相当消耗しますし、結果的に自分の幅を狭めていたように思います。

細かな気遣いと幅の広さを両立するためにも「80点」を目標に、時には妥協や許容を交えて、物事に取り組んでいきます。程々のゆるさを身につけられたら、世界は広がるでしょうね。

とは思っていても、いつかまた私が120点を目指すようになっていると「あなた」が感じたら、ぜひ一声かけてくださいね。
もちろん50点や30点しか目指さなくなっていたら、その時は「喝」を!

お願いばかりで申し訳ありませんが、「歯止め」をかけてくれる人がいるからこそ精一杯頑張れます。どうぞ、よろしくお願いします。

2013年01月07日

平成25年 月形消防出初式

1月5日は、毎年恒例の「月形消防出初式」がありました。

前日までの天候と打って変わって、穏やかで暖かい(とは言っても−5℃)天候の中で分列行進や式典などが行われました。消防団員や消防職員の勇姿は言わずもがな。見ているだけで心引き締まる出初式でした。


昨年は年間の火災件数が5件あり、月形町としては例年よりかなり多かったです。

(実は、暮れも押し迫った30日夜にも大サイレンがあり、年末のトロンとした雰囲気が一瞬で消え、緊張が走りました。幸いにも住宅でなく、被害も少なくて済んで良かったです。これも消防団員や職員のみなさんの迅速で的確な対応によるところが大きく、有り難いと思った次第です。)


そんな状況の中、消防団団長から
「5件も火災が出たことは残念でならない。もっと予防火災に努め、今年は限りなく0にしよう。」
とのお話がありました。

私はこの言葉に正直驚きました。消防団の仕事は消火活動であり(どちらかと言えば、予防は消防職員の仕事と思っていました。また)基本的に火災の発生は出火側の問題であると思っていたからです。消防団が「予防」に力を入れ、普段の活動を通して「火災を発生させない」ことに意識が向いていることを頼もしく思いました。

消防団、消防職員のみなさん、今年も1年よろしくお願いします。

2013年01月04日

吹雪は過ぎ去って

1月3日からの吹雪は、今日の午後過ぎになってようやく落ち着きました。

この2日間、空知を中心にあちらこちらで交通障害が起きましたが、過ぎ去ってくれて「乗り越えた〜」と安堵の気持ちです。みなさん、お疲れ様でした。

これから春までの間、あと何回かは乗り越えなければならない猛吹雪ですが、どうか最小の被害で済みますように。

2013年01月03日

雪が降り続いています

20130103a.jpg2日までは穏やかだった今年のお正月ですが、3日に日付が変わる直前から強風が吹き出し、予報通りの大荒れになってしまいました。

3日の特に午前中は猛吹雪。道道岩見沢月形線は通行止め、JR学園都市線も運休。月形より北側でよりヒドイ状況だったため、国道275号線はほとんど交通量なし。家から一歩も出たくない(出られない)風と降りでした。

午後に入って少しおさまってきたところで、すかさず除雪。
町中除雪車が走り、吹きだまりになった道路や歩道を開けてくれました。
(お正月中にもかかわらず、お疲れ様です。ありがとうございます。)
また、玄関先はそれぞれの家の人が開けて、ひとまず避難路確保! 
我が家の越冬ハウス周りも夫がトラクターで除雪して、ひとまず安心。

雪国での暮らしは、「人の力」無くしては成り立たないです。

でも田舎は人がどんどん減っていきます。高齢化も進んでいます。
言わずもがなの大きな課題です。

※今、除雪をしてくれる人が少なくなってきています。土建業者が減ったことで除雪に使える重機が不足していたり、高齢化で肉体労働できる人が減ったり、そもそも除雪のようなキツイ仕事につく人が少なくなったり(これは就活でも問題になってますね)。
今後、高齢化の進行と共に需要が高まる分野だけに、構造転換も含めた新機軸の展開が必要。雪国で暮らす以上、避けて通れない課題です。

20130103b.jpgさて、次第に風はなくなったものの、闇夜と共にまた降り出してきました。
明日の朝も除雪からですね(公道の除雪は午前3時にはスタート。ただただ、ありがとうございます。)

現在−11℃。それほど冷え込んではいませんが、ストーブの火が恋しいです。

2013年01月01日

2013年、あけましておめでとうございます。

新年、明けましておめでとうございます。


今年の幕開けは多少風が強かったものの比較的穏やかに明けました。厳しい予報が出ていただけにホッと一息つくことができ、のんびりとしたお正月の雰囲気です。

さて、我が家の年越しとお正月は一般的な北海道のそれとは違っています。

大晦日はごく普通の日常で、夕食に年越し蕎麦を食べるのとNHK紅白歌合戦を見ることで「今年も終わりだね。」と感じることができます。


一夜明けて元旦。
まずは日の出頃に地元の神社に初詣。家族そろって歩いてお参りするのが習慣で、約1時間、新年の空気を全身に取り込むと改まった気持ちが芽生えて来るから不思議です。月形に暮らしてからずっと続けています。

それから心づくしのお節料理。そして「ニューイヤーズ駅伝」を見ながら届いたばかりの年賀状に目を通し、いよいよ「家族麻雀」。

家族4人(夫と私と娘と息子)というのは麻雀にはうってつけ。下の息子が小学校6年生だった5年前から我が家の恒例行事となり、正月休みで家族全員そろっている間はひたすら麻雀に明け暮れます。

長時間にわたるゲームの中の話題は多方面に広がって、大爆笑になったり思い出にふけったり。ゲームの流れが一方に傾いて悪ふざけしたり、BGMにあわせて歌ったり、ゲームに集中しながらも自由気ままな過ごし方はいかにもお正月で、それはそれは楽しいひとときです。

それにしても、子ども達は年々上達するものですね。今年は現在のところ私が最下位! 
これからまだある正月休み中に「何とか挽回しなくっちゃ!」と気合いも入ります。
こんな競争心も、きっと素敵な家族の思い出になることでしょう。


さて、今夜は初夢。

一富士、二鷹、三茄子。

どんな夢に出会えるでしょうか、楽しみです。

みなさん、良い夢を。おやすみなさい。

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