2014年05月27日

論点と着地点【認定こども園開設準備事業/H26年第3回臨時会/報告3】

ちょっと間が開いてしまいました。ゴメンナサイ。

平成26年第3回臨時会「認定こども園開設準備」報告3です。(前回まではこちら→報告1報告2)。


認定こども園開設準備事業の審議では、いくつかの論点が提起されました。大きく分けて3つ。

【論点(課題の整理)】
1.認定こども園開設に向けた準備の手順
 ・事業の主体はどこか
 ・子ども子育て関連法改正の影響
2.指定管理者制度に関係する手続き(法務の問題)
3.認定こども園開設の目的(幼児教育のめざすところ)と今取り組むべき課題

これらが混合した中での質疑応答だったため、解りにくかったですね。これら論点について、私の視点で整理したのですが・・・ 長〜くなったので、備忘録として別項目で掲載することにしました。興味のある方はご覧ください。
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【着地点(幼児教育のめざすところ)】

少子化が進む現在、子育て世代・若者世代にとって「幼児教育」はとても関心の高い事柄であり、幼児教育環境を整えるために転居もいとわない世代であることが、昔の感覚とは違っています。

この現状を踏まえれば、高齢化と生産人口減少に悩む月形町において、幼児教育が「まちづくり」の大きなポイントになることは明白です。つまり、今、月形町に求められているのは《現状維持》ではなく《一歩進んだ》幼児教育環境であり、比較すべきは《最先端の取り組み》なのです。

認定こども園開設準備の審議で、町側からも他の議員からも「混乱が起きないように」「スムースな移行」「不安を与えない」などの言葉が再三発せられ、そのことが最も重要であり、着地点であるかのように語られてきました。しかし、本当にそれで良いのでしょうか?

私は「違う」と思っています。

誤解を恐れずに言えば、不安や混乱を抱くのは大人の感覚であって、子ども達は(最初は戸惑ったとしても)すぐに慣れます。子ども達にとって必要なのは《新たな世界》であり《飛躍》です。

自分の子どもの頃を思い出してください。幼稚園(保育園)、小学校(中学校、高校)に上がる時、不安でいっぱいだったけれどワクワクも大きかったでしょう? 年度初めもそう、すぐに行事に集中していたのでは? 子どもは常に先を見て、先を楽しみにしているのです。

家庭ではできない飛躍的な発想や広い世界を示せる幼児教育環境を整えてあげたいと思いませんか?

子どもの達の求める幼児教育環境が整えることができたなら、子ども達も、その保護者も、これから子育て世代となる若者達も、きっと月形町に魅力を感じることでしょう。そうなれば月形町全体に活気が生まれ、町民にも誇りが生まれると思っています。

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