2009年09月21日

自民党総裁選の街頭演説で

今日は用事があって娘と札幌大通公園へ。と、ちょうどそこでは自民党総裁選の街頭演説が・・。
私はスルスルと黒山の人だかりに引き寄せられて正面へ。娘と2人約1時間、3人の候補の演説を聴いてきました。

会場にはマスコミはもちろんのこと、スーツ姿でバッチを着けたたくさんの道議や市議、国会議員の姿もありました(自民党だけでなく、他の政党の方も)。流石自民党!
どの候補も街宣車の上から聴衆に向かって力を込め「この総裁選の意味するところ」「これからの自民党の向かうべきところ・あるべき姿」「自民党再生の手法」等を、自分の言葉で伝えていました。

実は私、2,3日前に放送されたラジオの「公開討論」で3人それぞれの主張は聞いていたのですが、やはり生の演説は違いますね。候補者の気迫や動きだけでなく、聴衆のシビアな反応が相まって独特の緊張感と雰囲気を醸しだし、聴く側に「答え」を迫ってきていました。

自民党の総裁選挙なので、部外者の私が口を挟むべきことではないとは思いますが、なるほどと思うところもあれば、ピントがずれていると思うところもあり、それぞれの候補の(自民党内および国政を預かる政治家としての)立ち位置がハッキリ見て取れ、この場に居合わせてよかったと思いました。 

今回の衆院選は負けたとはいえ、地方も含め自民党の力が絶大なのを今日は改めて感じました。だからこそ「立ち位置」を決めるのは難しいのですね。自民党を党として運営している議員側の認識と、それを支える一般党員側の意識、そして国民の期待、そのどこに視点を置くかで主張も行動も変わってくるのではないかと思います。大きい組織だからこその悩み・・・。

それにしても(手前味噌ですが)、娘(高1)が最後まで私につきあい街頭演説を聴いていたことに感心しました。細かな内容まではわからなかったようですが、ポイントは感じ取れたようで、これまた感心。若い世代が政治に興味を持ってくれることは何よりです。

そうそう、それからもう一つ。会場で日の丸の小旗を配っていたのには疑問を感じました。どの組織が配布していたのかはわかりませんが、なぜ「日の丸」なのか? 私には違和感しか残りませんでした。

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