2013年03月12日

♪花は咲く【東日本大震災から2年】

平成25年3月11日。
昨日は、あの東日本大震災からちょうど2年目の特別な日でした。

本当はその特別な日に、東日本大震災に関する日記を書こうと思っていました。
でも、書けなかった。まだ気持ちがあの日に残っていて、追悼式典や現地からの生中継などを見ているうちに力が抜けてしまったから。

色々想い巡ることはあるけれど、何をどうすることが(被災された方、それを支える人、そして私たちにとって)最善なのか、よく分からないでいます。
だから、何かあれば、その時に思いつく限りのことをしたい。

きっとこういうモヤモヤした感覚は、ずっとずっと先までも続くのでしょう。
でも、そういう感覚を持ち続けることが「東日本大震災を、被災地を、忘れない」ことに繫がっているようにも思います。大切にします。
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先週末の3月9日(土)午後、町内で「東日本大震災復興支援チャリティーコンサート」が開催されました。

今回集められた募金は岩手県陸前高田市の図書館「ちいさいおうち」に、本の購入支援資金として寄付されるとのこと。募金の目的を明確にして、被災地を身近に感じてもらう工夫です。

また、「募金」を主体にした支援活動は今回が最後とか。以降は別の形で息の長い活動を続けていくと、主催者(実行委員会)代表の釣崎さんはおっしゃってました。

チャリティーコンサートに出演してくださったのは、この企画常連の音楽仲間やダンス・大道芸仲間のみなさん。猛吹雪の中、町内はもとより近隣から集まってくれました。
それに応えるように、猛吹雪の合間を縫って町民のみなさんが、入れ替わり立ち替わり募金をしに来てくれました。(当日の募金額は29,228円になったそうです!)

このチャリティーコンサートでは毎回のことなのですが、音楽で心が解放され涙があふれます。特に、復興支援ソング「花は咲く」や「ふるさと」は響きますね〜。

実は今回、飛び入りで私もステージに立たせていただきました。音楽ではなく、被災地(昨年秋に議員視察で行った宮城県と岩手県)のことを話すために。
幕間のほんの少しの時間だったので、以下のような内容を話すつもりで登壇しましたが・・・実際は、♪花は咲くを聞いたあとで、涙でぐちゃぐちゃ、声もうわずって、言いたかったことの何%が伝わったか、不安・・・


『被災地に行って、その土地の人と話しをしました。被災された方々は、身近な人を亡くした悲しみと、身近な人を助けられなかった無念さを胸に抱えていて、その想いはあまりにも重かった。

もし私たちがその想いに寄り添うとすれば、私たちが身近な人と心を通わせ、みんなで助け合う環境を作ることなのではと感じました。そのために、まず、みんなで声を掛けあいましょう。人口が4,000人にも満たない月形町だから、できることがあるはずです。

みんな、名前は知らなくても顔は見たことがあるでしょう。そういう人にも気軽に挨拶したり、「良いお天気ですね」と声をかけたり、飴ちゃんをあげたり・・・そんな些細なことで、気持ちと気持ちをつなげることができるんじゃないかと、私は考えます。

そうやって繋がりを作って、いざというときに生き抜きましょう。強いまちを作りましょう。そうやって生き抜くことが、被災したみなさんの想いを受け止めることに繫がるのではと思っています。』

comments

被災地のために、今年も祈ります...
でも、被災者の声が、政府に届かない現実が悲しいです(´;ω;`)

  • 水瀬碧
  • 2013年03月13日 16:30

  •     

水瀬碧さん、再びのコメントありがとうございます。

>被災者の声が、政府に届かない現実が悲しいです(´;ω;`)

確かに。
もっとシンプルに、被災した方(や被災地)の気持ちに寄り添える政策がどんどん打ちだされたならば、国民も協力を惜しまない(=税金を払う)となって、日本全体も一体化できるように思います。が、現実には・・・違ってますもんね。

でも、被災地(や被災された方)には多様なニーズがあって、政府という大きな組織が対応するには難しいのも現実かもしれませんね。

  • 宮下ゆみこ
  • 2013年03月14日 22:21

  •     

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