2013年03月05日

平成25年第1回定例会の日程

今日、平成25年第1回定例会が開会します。日程は以下の通りです。

審議の進捗状況(特に一般質問の数)によって、その後の日程(予算特別委員会、以降)が早まることもあります。詳しくは議会事務局にお問い合わせください。


3月5日(火)  本会議    :各種報告、平成24年度補正予算、条例審議等、
                町政執行方針、教育行政執行方針
3月7日(木)  一般質問〆切
3月8日(金)  議会運営委員会:一般質問数と順番の確定
        全員協議会
3月13日(水) 一般質問
3月14日(木) 一般質問
3月15日(金) 平成25年度予算特別委員会
3月18日(月) 平成25年度予算特別委員会
3月19日(火) 平成25年度予算特別委員会
3月21日(木) 本会議     :予算採決、意見案審議、他


今回の一般質問は、町政執行方針や教育行政執行方針に対する質疑も含まれるので、多くの議員が登壇すると思われます。様々な角度からこれからの行政動向が議論される一般質問ですので、どうぞ傍聴にお越しください。お待ちしています。

2013年03月04日

教育行政の現場【小学校/参観日、教育委員会/傍聴】

年度末が近づき、様々な会議や懇談会が行われています。

3月1日(金)午後、月形小学校(児童115名)の参観日を覗き、その後、役場庁舎内で運良く「教育委員会」が開催されるのを知って傍聴してきました。
__。__。__。__。__。__。

月形小学校は今年度、札比内小学校と統合して町内唯一の小学校となりました。
全町内の小学生が集まっているにもかかわらず、各学年15,6人程度(第5学年だけが30人以上。写真は5年生の授業風景)の現実。どの教室もガランと広い印象で「少子化」の現実を受け止めざるを得ません。

それにしても少子化のスピードの速いこと!

約10年前、町内には小学校が5つあり、町内同学年の人数は40名近く。月形小学校にも各学年30人はいました。それが今は・・・

※ 小学校に通う年齢の子ども達は1学年15,6名ですが、その下の世代(幼児)は若干増えています。様々な政策(少子化対策・月形刑務所の増設)が功を奏したのか(?)は分かりませんが、増えているという事実はキチンと押さえた上で議論せねば。イメージで語るより、データで現状を認識することが大事。


これとは別の視点で、認識すべきこともあります。

少子化になって、子ども達一人一人に目が行き届いているということ。
1授業時間内にほぼ全員が「発表」できたり、クラス全体として進む授業の中で個別の疑問に対応できたり。子ども達の小さい声を拾って授業が進行していく様に、ホッと一安心できました。

また、2つある特別支援学級の子ども達も(教科によって)同学年の子ども達と普通学級で学んでいました。支援する先生が寄り添う場面もありますが、ごく自然に同級生に溶け込んでいる様子は、特別支援制度ができた約15年前とはちょっと変わってきていると感じました。

また、どの学年も保護者の参観が多かったのも印象的でした。一つの家庭における子どもの人数が減ったことで、子どもへの関心が高まっているのでしょう。必然的に学校教育にかける期待と要求も高まっていると感じます。それに応えられるか・・・ 
・・・ 提供側(教育行政側や理事者)あるいはそれを審議する議会側に、(保護者の期待と要求の高さの)認識があるかどうかが問われそうです。
__。__。__。__。__。__。__。__。

午後4時からは「教育委員会(会議)」の傍聴。

「教育委員会(会議)」は通常、年3回開催されているとのこと。傍聴は可能な会議なのですが、いつ開催されるのかが明示されていないこともあり、今まで縁のなかった会議でした。今回たまたま会議室の掲示を見かけ、初の傍聴となりました。

今回の議題は、平成25年度の「教育行政執行方針」と「教育予算」の審議。

月形町教育委員会の委員は現在3名。うち1人は教育委員長で会議の議長役、もう1人は教育長で執行事務を一任されている立場。フリーの委員は1人だけ。審議とは言うものの、この会議そのものが形式的にならざるを得ない構造なのが傍聴して改めて分かりました。


ならばどこで教育行政の方向が決められるのか? 
どうすれば保護者や一般住民の感覚が、教育行政に取り入れられるのか?
地域に合致した、独自色を持った教育はできないのだろうか?

現状では委員の数を5人にしたところで、審議が進んだり、外部の意見が取り入れられるとも考えにくいです。それは、教育行政の直面する課題(国を頂点とする教育行政の縦割りシステム、教育ムラと呼ばれる閉鎖的な組織構造、人を教育するという重大で長期間を要するテーマ・・・)が大きいから。ゆえに組織構造全体を見直さなけれ変化は望めないのではと強く感じました。


大津市いじめ自殺事件や体育会系部活の体罰問題をきっかけに、教育委員会の役割や体質・体制が問われています。
子ども達が将来に向かって夢を描き、成長できるようにするにはどうすればいいのか?
保護者は、地域は、どう関わればいいのか?

独自色を出して戦略的に教育行政を進めている自治体もあります。
今、現在、声は上がっていなくても、身近な教育行政への視線は熱くなっていると、私には感じられるのですが・・・

<<前の5件 123

▲TOPへ戻る