2009年01月07日

役場のサケ・観察日記2

月形にやってきてから約1ヶ月。サケの卵はほぼ全部、仔魚(しぎょ=お腹にオレンジ色の卵黄部分を抱えている状態の魚)になっていました。

昨年より低温気味に管理しているので、今のところは昨年より小さめですが、積算温度通りの成長で「順調」とのことです。この冬は例年より暖かいので、役場玄関風除室でも凍れることは少なく、管理もしやすいようです。

さてこれからどうなるか・・・楽しみです。

2009年01月05日

平成21年月形消防出初式

穏やかなお正月を迎えた月形町で、本日午後2時から出初式が行われました。

出初式は例年通り消防署前で開始宣言が行われた後、敬礼と観閲(最高責任者の町長を先頭に、来賓などが団員の前を歩く)があり、分列行進(分団ごとに隊列を組んで町内の一部地域を行進。団員のあとは消防車両や救急車も徐行で行進)、式典(表彰と祝辞)と続きました。

今年の出初式に参加した消防団員(団本部、女性団員、第1分団、第2分団)、職員はあわせて75名。寒空の中、統率のとれた分列行進は消防団の組織力の強さを感じました。また表彰式では10年〜35年までの永続勤務表彰等が行われ、たくさんの団員が対象となっていました。生活の一部としての消防団活動に敬服するとともに、積み重ねの重要性と重みを感じました。

式典最後に消防団長から「今年は公設111年目、新たな気持ちで防災に努めよう。」という呼びかけと決意が心に響くとともに、老朽化のため今年度いっぱいで取り壊しになる式典会場の「月形町福祉センター」にもまた歴史の重みを受け取りました。

2009年01月03日

私は月形が好き! それは・・・

最近の日本社会を見回してみると、経済は先行きが見えず、実体経済よりも精神的にあおられて不況に向かっているような気がします。政治もしかり。思惑や想像が勝手に一人歩きし、世の中を動かしているかのように見えますが、実際は何も動いていない・・そんな空虚な感じです。

バブル以降(それ以前からかもしれませんが)、物事の価値がイメージや発想などにばかり重きを置くようになってしまったと思います。イメージや発想が大事なことは私もわかっていますし、重要だと理解していますが、それらを「形」にしなければ真の評価は得られません。実体の行動や生産とイメージや発想が互いに結びついてこそ価値が生まれると思うのです。

月形町は北海道の田舎町です。ちょっと前の景気の良いといわれていた時期も、さして良くはありませんでした。そして今「100年に一度の未曾有の時」といわれていますが、それほどのダメージは現れていません。もちろん倒産や減収などもあります。しかし、餓死したり、明日に絶望して自暴自棄になっているとは聞きません。昔ながらの心のふれあいや助け合い、地縁や血縁、知恵や知識、そして食糧を生産できる土地と地に足のついた生活、つまり「豊かな風土」が存在しているからです。
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私は山が好きです。登山というには恥ずかしいのですが、登山道が整備されたような普通の山に登るのが好きです。山の景色はとても素晴らしく、そこに行けば五感でその全てを感じることができます。これは説明のしようがなく、体験したことのある人にしかわからないでしょう。

この山登りの感動は、歩幅1m足らずの自分の足で積み重ねていって初めて手に入れることができます。こんな歩き方で、こんな一歩で、いつになったら目標に到達できるのだろうかと不安と投げ出したい気持ちに駆られることがあります。それでもふと振り返れば、着実に登ってきた道が見え、周りの景色は変化していたと気付きます。そしてまた登り始めると、いつの間にか別天地にたどり着いているのです。

思いを成し遂げるために、自分の身体を使って、着実に到達できる「山登り」。こうして山に行くと、心が満たされます。

これと同じことが、この月形の暮らしの中には存在します。「豊かな風土」がそう感じさせるから、私は月形にひかれ、守りたいと思うのでしょう。
地に足のついた生活は、自分の身の丈以上のものを与えてくれない変わりに、それ以上のものも奪いません。想像や思惑の入り込めない、実体がここにはあるのです。

私は月形が大好きです。

2009年01月02日

2009年の抱負

今日は1月2日、家族で書き初めをしました。お題は「今年の抱負」。

私が書いたのは「転換」。

昨年の私は「連」が象徴するように、良いことも悪いこともからみ合って、連なって、影響しあっていました。そこに「遊び」があれば余裕を持って対処できたであろうことも、その「遊び」を作り出せませんでした。

そこで「転換」。視点の転換、発想の転換、行動の転換、価値の転換、優先順位の転換・・・。
何かを変えることによって、違う何かを得られるように思います。

今は変化をおそれず、積極的に乗っていく時期であると思います。そして私には、それに乗るだけの若さと体力があります。

ピンチはチャンス!

これもまた転換から生まれる言葉です。

2009年01月01日

新年明けましておめでとうございます

2009年(平成21年)が明けました。今年はどんな一年になるのでしょう。

年末年始にかけ千歳空港方面を中心に天候が悪く、多くのみなさんに影響がでていたようです。それに対し月形は多少の風がついただけで、雪もほとんど降りませんでした(今シーズンに入ってから、ずっと少雪です)。気圧配置と地形の関係で、場所により天候が全く違うのが、冬の北海道の特徴ですね。

穏やかなお正月を迎えた月形の風景を、写真に収めてみました。(左)柳橋から見た須部都川、(右)役場庁舎前のメタセコイヤです。

 
これらは元旦に樺戸神社への初詣の途中に撮ったものですが、例年より気温が高い分、木々に雪がまとわりつき、素敵な風景になっていました。初詣もそうですが、素敵な風景に出会えて、清々しい気分です。

皆さまにとって、今年がより良き年になりますように。
自然に笑みのこぼれるような一年でありますように。

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