2019年05月17日

【ご案内】北海道自治体学会政策シンポジウム「災害対応と自治 〜北海道胆振東部地震の経験に学ぶ」5月25日(土)@北大学術交流会館

再度のご案内です。
 
北海道自治体学会政策シンポジウム
5月25日(土)12:30〜16:30 北大学術交流会館
「災害対応と自治 〜北海道胆振東部地震の経験に学ぶ」
 
詳しい内容はチラシ(写真をクリックすると大きくなります)をご覧ください。

申込期限を延長して、参加を受け付けています。
以下のフォームにご記入ください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScCQR03yIaUFlv6ySDSS1IbhwuciIZop859zRKeDaFCLMLWjg/viewform

2019年05月15日

仕込み中

先週から諸々の仕込み作業をしています。今日、山場を越えてあと少し。
 
完成形を思い浮かべながら、段取りを組んで準備を進めるのは楽しい。それも、色んな分野で色々進めているからなお楽しい。だけど、新しいことを始めたり、新しいことに取り組むのは、エネルギーも時間もいるし疲れる。実際ちょっと疲れてるかな〜。でも止められない。
 
私はいつも『ときめき』を求めているんだと思う。選択肢があったら直感で “ときめく方” を選んでいるもの。
 
つい先日、ラジオで脳科学者が「“ときめき”は新しいものに出会ったときにだけ感じる」って解説しているのを聴いて「‼️」「やっぱり〜〜〜💕」って思っちゃった。
 
私を「バイタリティ溢れる」と評してくれる人がいるけれど、それはきっと、多くの「ときめき」を感じているからだと思う。ときめくとエネルギーが湧いてくるものね。
 
“ときめく”ための仕込みにはエネルギーがいるけれど、それ以上のエネルギーが手に入る。仕込み=投資。そう、まず自分から種を播かないとね。
 
山を越えたので、今日は久々にゆっくりお風呂に浸かって潤って、何日ぶりかに布団で寝よう。おやすみなさい。

2019年05月13日

河北新報の社説に掲載されていたとは‼️【町村議会議員/なり手不足は正攻法で】

三重県の高沖秀宣さんから「河北新報の13日付け社説で、月形町でトップ当選した議員を賞賛する記事がありましたね」というメールをいただいた。
 
???
 
早速検索してみてビックリ! こんなところで‼️
《河北新報社説 2019年5月13日》
 
あちこちで私の活動を見守ってくれる人がいる。本当に有り難い。
それに、こうして紹介されたのも「トップ当選」という形があったからこそ。支持してくれた町民のみなさんの理解と行動なくしては実現しなかった。何と言っても一番に感謝しています。
 
高沖さんとは議会事務局研究会という勉強会つながり。高沖さんもまた同じ勉強会所属の三重県町村会・杉谷さんから情報を得たという。今の時代、ネットワークに支えられているとつくづく思う。
 


以下、引用

河北新報社説:町村議会議員/なり手不足解消は正攻法で:2019年05月13日 月曜日

 「選挙カーの運行は初日、中日、最終日の3日間だけ」。先の統一地方選で実施された北海道の月形町議選(定数8)では、立候補した9人のうち8人がこんな申し合わせをしていたという。
 選挙運動も人手不足か、あるいは地縁血縁頼りの選挙に遊説など無用と開き直ったか。いずれにせよ急速に活力を失いつつある地方議会の一断面ではある。
 地方議員のなり手不足があらわだという。自治体の規模が小さくなればなるほど深刻で、統一選では東北も35町村議選のうち10町村議選が無投票になった。
 有権者が選択の機会を奪われるのは確かに問題だ。議員も信任を得ないで住民の代表を名乗るのは気が引けよう。
 全国を見渡すと、後継を見つけられずに責任を感じた高齢の現職がやむなく引退を撤回したケースもあった。
 ただ、こうして無投票を回避したとしても、定数を1、2上回る程度の選挙戦では盛り上がりを欠き、今度は低投票率が問題になる。
 議員定数は地方自治法で昔から自治体の人口規模に応じて定められているのだから、ここに来てのなり手不足は人口減が原因ではない。
 政権選択の国政選挙と混同して政党の関与強化を求める意見もあるようだが、選挙戦を盛り上げるためだけに、地域課題を話し合う地方議会にイデオロギー対立を持ち込むのは根本的に間違っている。
 選挙のときだけ議会の体面を取り繕おうと奔走したり、もっともらしく嘆いたりするのは、もうやめたらどうか。無投票や低投票率に特効薬はない。むしろ4年の任期に意を注いだ方が有益だろう。
 議員のなり手不足の一因に報酬の低さを指摘する声もある。全国町村議会議長会の調査によると、町村議員の平均報酬は月額21万5000円。これでは家族を養って生計を立てられない、とされる。
 しかし一方で、定例会出席など町村議員の義務的拘束は平均で年間60日に満たない。財政的に報酬引き上げが難しいのなら、報酬に見合った活動を工夫すればいい。
 例えば北海道福島町議会では、傍聴席の住民による意見表明が日常の風景として定着している。これなら議員が住民の意見集約に時間を費やす必要もない。何より住民の議会参加を実現できる。
 報酬の枠内で議員活動の実を上げる議会なら、おのずと住民の関心を集め、議員を志す住民も増えると信じたい。
 総務省は今、議員のなり手不足を逆手に取って町村議会の権限縮小を画策している。地域の自治が危機にひんするという意味では、実はこちらの方が相当に問題だ。
 冒頭で紹介した月形町議選は、遊説自粛の申し合わせに加わらず、街頭で地道に地域課題を訴え続けた女性候補がトップ当選した。当然と言えば当然の結果である。

2019年05月12日

反対したけれど、バスターミナル複合施設建設計画は着々と【月形町地域拠点施設整備等審議会設置条例の制定・令和元年第2回臨時会】

令和元年第2回臨時会(初議会)の議案審議報告です。

町側からバスターミナル複合施設建設計画の関連で(当初予定どおりに)審議会を設置する条例が提出され、私と楠議員から質疑を行いました。私が反対討論(計画の進め方と条例内容に問題点がある)、楠議員が賛成討論を行い起立採決となり、1対6の賛成多数で可決されました。以下詳細です。
 
《町側の説明》
■JR代替バス+路線バス+町内公共交通の結節点となるバスターミナルが必要。合わせてコンパクトなまちづくり(公共施設の老朽化対策、利便性の向上他)も推進したい。
■昨年から検討に入っていた。(昨年10月の臨時会で、基本構想をコンサルタントに依頼する予算を議会が承認)
■この審議会は「バスターミナル複合施設の整備」「皆楽公園の整備方針」「2つの連携」について町長に意見を具申するもの。
■審議会委員は20人以内
 1)町内の公的団体や関係機関の会員や職員(12〜13人)
 2)見識を有する者(5人:大学、観光機構、経済界など)
 3)公募(2人)
■町民への説明は「審議会」が行う。事前に町側から町民に説明することはしない。
■今できている基本構想(3つの候補地、複合施設の中に入る機能、建設費等の経費概算、進行計画)は、あくまでたたき台、(案)の段階。これから変更可能。柔軟に対応する。
 
《質疑》
■Q宮下:平成29年3月に策定された公共施設管理計画には、公共施設の面積を40年後20%削減するとある。また、今回複合施設に含まれる公共施設(図書館、多目的研修センター)は対策急務の判定を受けていない。この計画との整合性は?) 
 A:図書館は老朽化が進んでいる。できればコンパクトなまちづくりと合わせて進めたいと着手した。これも含めて審議会で検討する。
■Q宮下:バスターミナル複合施設建設計画は、月形町地域公共交通網形成計画の施策としても掲載されている。建てることが前提になっていないか?
 A:決まったものではない。審議会で検討する。
■Q楠:JR廃線がきっかけだが、色々な可能性がでてくる。1つに組み立てることが大事なので諦めずにやってほしい。町民への説明機会を作るべき、審議会が柔軟に対応してほしい。
 A:進め方や進捗は柔軟性を持って。町民の意見を聞いて是非とも進めたい。
 
《反対討論:宮下》
この計画をほとんどの町民は知らない。昨年10月に検討が始まっていたなら、11月の町政懇談会で町民へ説明する機会があったが何もしなかった。町民への説明不足まま進むのは問題がある。
まず町としてどういう考えでこの計画を進めるのか、公共施設管理計画との整合性も含め、町側の方針を町民に説明する必要がある。その上で審議会が町民の意見を聞くというステップが必要。
現段階での審議会設置には反対する。
 
《賛成討論:楠》
町民への説明不足は有るものの、審議会を開催しながら町民の意見を聴き、プロセスを決めていくなど、柔軟な対応をすると説明があった。
審議会設置に賛成。
 
《起立採決 → 反対1/賛成6 → 原案可決》
__。__。__。__。__。
 
このあとに予算審議がありました。
 
●審議会予算は204万4千円
・審議会4回分+道内視察(全委員で1回)+道外視察(一部委員で1回)の委員報酬と費用弁償など
・財源は全額「ふるさと納税基金」
 
審議会で町民の意見を聞くとのことだったのですが、会議の開催は4回しか計画されていません。また、町民への説明会の開催時期は審議の後半で計画しているとのこと。そんな時期に町民からの意見を聞いて、計画の変更や修正ができるのでしょうか? 条例設置のときの説明と全く違うと感じたのは私だけ?
さらに、委員のよる視察が2回も計画されていました。全部で4回しか会議を開催しないなら、視察は早い段階で行われるでしょう。町民の意見を聞くよりも前に視察の計画が入っているなら、建てることが前提で進んでいるとしか思えません。
 
町民そっちのけで進んでいる計画としか私には思えないんですが・・・
他の議員はどう考えているのでしょう? 
選挙期間中に不安の声を聴いている議員もいるはずでしょうに。
選挙で「町民の声を議会に届けます」って言ってたのに。
何の意見も言わずに賛成するから、全く解りません。

2019年05月11日

キーワードは「目的の明確化」【月形観光協会定期総会】


昨日は月形観光協会の定期総会があり、会員の1人として参加してきました。
 
月形町が「観光」に力を入れる方針を示してから、観光協会の予算(町の補助金)も事務局人員も増えています。地域おこし協力隊員が事務局員として常時籍を置く他、今年の4月には事務局の商工振興係→(新設)企画振興課になりました。
 
当然、事業の数も、回すお金も増えていて・・・
 
関係者のみなさんが努力しているのはよく解りました。でも、観光振興って、そう簡単じゃないですよね。限られた資源(予算、人材、商品、時間)で活動しなければならないし・・・。
 
色々気になることがあったので、質問と提案をしました。短時間で終わると思って参加されていた会員のみなさん、ゴメンナサイ。
 
総会を通じて私は「目的の明確化」が必要だと感じました。
 
長らく存在する観光協会なので、なんとな〜く継続したり、なんとな〜く始めた事業があって、1年回せばそれで終わり。それでヨシとしてきたんですよね。これまでは。
でも「観光振興をする!」という方針を打ちだしたなら、それに合わせて変化しないと! そのためには戦略的な取り組みが大事で、それにはまず「目的の明確化」が必要なんです。
 
総会終了後に事務局(役場職員)と話をして具体的なことを伝えました。担当者の目が輝いてくるのが見えて嬉しかったです。そう、目的が明確になると、何をすれば良いのかのイメージがつかめて動き出したくなるんです。あれをやってみようか、これをやってみよう・・・みたいな。「あしたが楽しみになる」んです。
 
そんな場面に立ち会えて、楽しいひとときでした。
次は実践、そして成果に繫がることを期待します。

<<前の5件 12345

▲TOPへ戻る