2020年04月14日

花業界の厳しい現実。さて、どうするか・・・【新型コロナウイルスの影響】

今朝の日本農業新聞の1面。大見出しを見ただけでも・・・
 
3月4月の卒入学や送別歓迎が縮小になった時点で影響が出ていたけれど、大消費地である都市部の緊急事態宣言と外出自粛で小売店(街のお花屋さん)が休業し、市場での対面セリが縮小され・・・ 花そのものが動かなければ、生産現場で素晴らしい花ができたとしても消費してくれる現場にお届けすることもできない。厳しい現実。
 
北海道での花の本格的な出荷はこれから(5月〜11月末)。だけど、既に準備も生産も始まっている。(苗の発注は昨年秋くらいからなので、今さら止められない。我が家のスカビオサも種の発注をしたのは昨年秋。種だからといっていつまでもとっておけない。発芽率の低下で何の価値もなくなってしまうので、まずは苗を作る。)
先の見通しが立たない中で、これからどうしたものか・・・ 
 
状況が好転することを願って、今は粛々と作業を続ける。
万が一に備えた対策も頭に入れながら。
 
昨年のお盆の菊の暴落(=再生産できない程の価格)を受けて、新規就農以来続けてきた輪菊作りをやめた我が家。いつもなら菊の直差しで大忙しなんだけれど・・・ 今年の春はいつもと違った春。
 
 
※ 連日、近所の麦畑にはマガンの群れ。若葉を食べてる。のどかな風景なのだけれど、麦農家にとっては食害で大きな損失が出る現実。自然界には色んなせめぎ合いがあって、それでもみんなで生きていく。

2020年04月12日

世界に日常が戻りますように【JICA札幌レストランカフェ「地球こうさてん」】

昨日は所用があって、夫と車で札幌に。用事のあと昼食のためにJICA北海道(札幌)のレストランカフェ「地球こうさてん」へ。
 
「地球こうさてん」はJICA(ジャイカ:独立行政法人 国際協力機構)らしく、世界各国のお料理が食べられるところ。検索上手な夫がみつけて一人体験済で、とても良かったのでいつか二人で行こうとなってました。現在、新柄コロナ対策で営業時間短縮(ランチ11:30〜13:00、ディナー17:30〜19:00、年中無休)で営業しています。
 
私が食べたのは
■4月の世界の料理/ブルガリア料理◆カヴァルマ(ライス・スープ・豆サラダ付)750円
□肉と野菜のハーブ煮込み□ ブルガリアの家庭料理の代表格で、豚、玉ねぎ、マッシュルーム、パプリカ、トマト等を耐熱の容器に入れてオーブンで焼いた素朴な料理です。上に卵やチーズを載せることが多いようです。ブルガリアの料理は周辺諸国のトルコ料理、ギリシア料理やルーマニア料理、アルバニアや旧ユーゴスラヴィア諸国の料理と類似するものが多いようですが、文化や食習慣によって互いに少しずつ異なっているそうです。
今回は豆のサラダも一緒に提供させていただきます。
 

夫が食べたのは
■地球ランチ/1月14日〜のメニュー(半年ごとに更新)
□今回の地球ランチでは、5つの料理のうち3つが新しくなっています。エチオピアのドロー・ワット(エチオピア風鶏の煮込み)、ラオスのパッ・ノーマイ (ラオス風竹の子炒め)とメキシコのワカモレ(アボカドのディップ)が新たにお楽しみいただけます。
ランチタイム 11:30~13:30にて、870円(スープ付)。数量限定で販売中ですので、是非世界五ヵ国を味わいにお越しください。
 

「地球こうさてん」には世界各国のメニューがいっぱい。さらに、フェアトレードの商品もいくつか置いてあって、近くに住んでいたなら毎日でも通いたいくらい。JICA北海道(札幌)と同じ建物の中にあり、JICAの駐車場に車を駐めることができます。住所は、札幌市白石区本通南16丁目南4-25。
https://www.jica.go.jp/sapporo/office/restaurant/menu.html
  
「地球こうさてん」は2年前に改装したばかりで、とても広くて開放的で綺麗な空間に、世界各国の様々な民芸品なども飾られていて良い雰囲気です。こういうご時世ですのでお客さんは本当にまばらですが、小さい子ども連れのご家族やご夫婦、お一人様などが食事を楽しんでいました。
 
私たちも世界各地のお料理を口にしながらその国に想いを馳せ、一日も早い日常が戻ることを願い、帰りには海外青年協力隊のパンフレットをもらって帰ってきました。(実は私、学生時代に青年海外協力隊に応募しようと説明会にも行ったのですが、当時の私は力不足で勉強が足りないことを痛感した思い出があります。機会があればいつか・・・なんて思ってます。)
 
日本全国にあるJICAの中にも同様のレストランがあるようです。お近くにあったら、ぜひ行ってみて。

人との接触を8割減らす【新型コロナウイルス対策】

長い記事ですが、なぜ「8割削減しなければならない」かの理由が書かれています。
さらに、それが「7〜8割減少」のような低めでゆるいに印象の言葉と数字に置き換わったのかの裏事情も書かれています。
 
8割削減を実現するのは私たち一人一人。できるだけ早く日常を取り戻すために、心に刻んで頑張りましょう。

https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/covid-19-nishiura?utm_source=dynamic&utm_campaign=bfsharefacebook&ref=mobile_share&fbclid=IwAR0KbJpzrqryv7Uh1ea7fF_0L6lcQWxAfIHeJlw1YVY4w_j1VqkcE8E4ShY

「このままでは8割減できない」 「8割おじさん」こと西浦博教授が、コロナ拡大阻止でこの数字にこだわる理由

緊急事態宣言も出て、新型コロナウイルスの流行拡大を防ぐため人との接触を8割減らすことが求められている。ところが、緊急事態宣言直前に誰かに資料の数値が書き換えられ、「7〜8割削減」「6割でもいいのか」など、様々な数字が出回っている。8割削減という目標をはじき出した「8割おじさん」こと西浦博さんを取材した。

2020/04/11 12:01
岩永直子 BuzzFeed News Editor, Japan
千葉 雄登 BuzzFeed News Reporter, Japan

2020年04月08日

国の支援策の問題点【新型コロナウイルス対策】

現在の支援策でこぼれ落ちてしまうのは、ここにでてくる個人経営の事業所。日本の多く(特に地方や身近な地域)は、このような小さな個人経営の事業所で成り立っている。
永田町からはとても遠くて見えていないのかもしれないが、今こそここに早急に手を打ってほしい。


持ち帰りに活路 小規模飲食店に決断迫る「補償なき自粛」  広岡 延隆
日経ビジネス電子版 2020年4月7日

https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00002/040601162/?n_cid=nbponb_fbbn&fbclid=IwAR3Sqgz0O_WzfEWfQotk8QrMhjAvbCbqKhrFJNIwNupjalz4Y1ybvSUMHA4
 
《以下、抜粋引用》

 政府は新型コロナウイルスの流行に伴い、雇用調整助成金の支給要件を緩和している。中小企業向けでは日額8330円の範囲内で休業手当の最大9割の支給が受けられる。ある程度の規模で従業員を抱える飲食店は、休業など、経営判断が可能になった。
 
 だが、店主と数人のアルバイトで回すような個人経営の飲食店にとっては、使い勝手が悪いことは否めない。こうした店にとっては人件費よりも家賃や光熱費などの占める割合が大きい。加えて、雇用調整助成金を申請して認められても振り込みは2カ月後などとタイムラグが大きく、その間の資金繰りという意味では役に立たない。
 
 実質無利子となる融資制度も用意されている。だが、継続的に経営が成り立つか分からない中で、借金を増やすことには抵抗があるという経営者は多い。延命しても新型コロナウイルスの流行が収まらなければ経営が再び軌道に乗るかは分からない。その中で、借金を増やすのには勇気がいる。多くの事業者が経営をなんとか成り立たせようと努力しているが、「いつ破綻するか」を現実的な選択肢として視野に入れておくことは必要だ。

種播き完了【農作業日記】

昨日の夕方、スカビオサの種まきが完了しました。予定では4日間で300枚のはずが・・・ 種が小粒で、予定重量を播ききろう思ったら459枚に❗️ 
 
結局5日間で 128穴×459枚=58,752粒‼️
 
ふ〜頑張った。
次の種まきは1ヶ月後。4万粒。
 
農作業はひとまず夫に任せて、今日はマスクを作ろ〜♪

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