2020年04月23日
専門家会議の記者会見と「人との接触を8割減らす10のポイント」【新型コロナウイルス対策】
昨夜の「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」の記者会見をネット中継で見た。科学者が本気で取り組んで行動している姿と言葉に、いつもながら納得させられる。日本に専門家会議があって良かった。
(専門家会議のみなさんは休む間もなく調査や分析をしているというのに、2時間を越える夜間の記者会見の間ずっと真摯に説明し質問に答えていた。機器トラブルや今更の質問があってもその姿勢は変わらない。その姿に頭が下がる。心から感謝。)
記者会見では、緊急事態宣言から2週間の状況説明があり、効果が出ているところと意外な盲点なども語られた。詳しい内容は記事を検索してほしい。人との接触8割減はまだ達成されていない。
現状を受けて「人との接触を8割減らす10のポイント」が示されました。とても具体的で解りやすいので紹介します。
1)実家などへの帰省を避け、ビデオ通話によるオンライン帰省
2)スーパーでの買い物は、1人または少人数で、空いている時間に
3)ジョギングは少人数で行い、公園はすいた時間・場所を選ぶ
4)急ぎではない買い物は通信販売で
5)飲み会はオンラインで
6)診療はオンラインなどによる遠隔診療
7)筋トレやヨガは自宅で動画を活用
8)飲食は持ち帰りや宅配も
9)仕事は在宅勤務で行い、通勤は医療・インフラ・物流など社会機能維持のための業種に限る
10)会話はマスクをつけて
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000624038.pdf
これは科学的知見による、新型コロナウイルスを封じ込めるための提言。封じ込めに必要な行動が示されている。これを受けて、社会としてどうすれば良いかは政府が発信するはず。封じ込めと同時に社会の維持が必要だから。そこは政府や政治の担当分野。
- by 宮下ゆみこ
- at 09:33
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