2019年03月23日

町民は町長からの説明を待ってるよ!【平成31年第1回定例会/その10】一般質問の報告(5)

少し間が空きましたが、月形町議会定例会報告を続けます。
今回も伝わりやすいように、あえて日常的な表現で報告しますね〜
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4.町民は情報共有と参画の場を求めています!
 
■Q 宮下 
町長は以前から「団体や町民のみなさんに積極的に情報提供を行い・・・」「町民のみなさんのご意見をしっかり伺った上で・・・」と言ってますけど、現実的には「団体(商工会・農協・区長会等)」ばっかりで、町民には全然説明してないですよね。この2年半、町民として過ごしてきましたがそう感じましたし、多くの町民からもそういう声を聴きました。
確かに手続きとしての広報広聴はやってます。だけど、1度きりの開催で当事者が参加できないとか、決定直前で参画できないとか、アリバイ作りみたい。もっと町民が参画できる段階で広報広聴して欲しいし、もっと町民の側に立った情報提供・情報共有してもらえませんか?
 
■A 町長
宮下議員は「多くの町民」と言うが、何人がそう言っているのか?
私は多くの町民の支持を得て町長になったし、毎朝役場前に立っていると声をかけてくれる町民がいる。そういうところで宮下議員の言うようなことを私は聴いたことがない。
声を出せる人はまだいい。私は、自らの意見も言えない弱い立場の人にしっかり目を向けていきたい。
 
「町民との対話の場が必要」と宮下議員は言うが見解が違う。私は町民の意見を聞いている。行政区長は地域の声を拾う代表者なので区長会議で話しを聞いているし、毎朝役場の前に立っていると町民が声をかけてくれる。
 
これからも議会のみなさんと相談しながら町政を進めていきたい。
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この質問が終了した時点で開始から2時間近く。(1時間ごとに休憩10分を入れてはいるが)答弁がちぐはぐになってきたような気がしました。

「町民への直接の説明」を求めているのに、最終的に示されたのは「議会のみなさんと・・・」。
町長自身による「町民への説明はしない」と言い張るのは、なぜ?

2019年03月21日

1泊3日・人に会う旅【札幌 → 釧路 → 根室 → 帯広 → 月形】

懸案事項=このタイミングでしかできないできないことを強行。
どうしても会いたい人がいたので、旅に出ました。

3月19日(火)
■23:10 札幌(東急デパート南側停留所)発の夜行バスに乗って出発!

3月20日(水)
■5:00 釧路市大楽毛(おたのしけ)駅前着。

農業女子仲間のやぶちゃんに迎えに来てもらい、彼女の農場へ。(彼女と会うのは実は2度目。去年11月に初対面で意気投合。いつしかこんなことを頼める中になってました・笑)
農家と言えども酪農には全く疎遠の私。朝の酪農作業を見学・一部体験させてもらいました。間近で見るホルスタインの大きいこと。「生き物としての牛」「生産体としての牛」・・・同じ農業でも植物を扱うのとは違った現場はとても刺激的で、とても興味深かったです。酪農、面白い!
朝の作業を終えてご飯をご馳走になりました。

■9:20 やぶちゃんとともに目的地に向けてドライブ開始

■11:30 根室市初田牛(はったうし)立石さん宅に到着
今回の旅はココに来るためのもの。根室は北海道の東端。地図を見ればやっぱり遠い。このタイミングを逃したらきっと秋まで来られないと思って、思い切って、友人の力も借りてやって来ました。
立石さんとは農業女性ネットワーク「きたひと」で知り合い意気投合。去年12月の酪農サミットで売り子をお願いするなどお世話になり、facebookでおつきあいが深まりました。で、立石さんに会うのも今回が2度目。

そしたら…
お手製デザートやカスピ海ヨーグルトなどを携えて、 別海町の北澤真由美さんが来てくれてビックリ❗️ 北澤さんとも「きたひと」繋がり。今年1月の「きたひと」で初めて会って、やっぱり2度目(北澤さんと立石さんは以前からの友達)。友達の輪が広がる広がる。立石さんの素敵な笑顔が、たくさんの幸せを呼び寄せます。会いに来て良かった。ありがとう。

3月21日(木)
■9:14 花咲線・厚床(あっとこ)駅を出発

立石さん宅にお泊りして英気を養った私、本日はJRの旅。
立石さん宅の最寄り駅だった「初田牛(はったうし)駅が3月16日のダイヤ改正で廃止になったので、厚床駅まで送っていただいて、旅はスタート!
 
春分の日㊗️だからか、花咲線は昼間の時間でも結構人が乗っていました。廃線話しが出ているとはいえ、最も少ない札沼線とは随分と状況が違います。
釧路までは1時間半のローカル線の旅。スマホ圏外が頻発。どの駅にも乗降客がいるのがスゴイ。

■11:24 釧路駅からは「特急おおぞら」に乗り換え。
特急はやっぱり速い!グッとスピードが上がりました。スマホも常時繫がります。
それにしても根釧地域のいたるところにメガソーラー。それも見たことない程巨大なものも。こんなに発電機があるのに、昨年のブラックアウトでは停電が2日間続いたそう。なんだかなぁー
 
■13:00 帯広駅到着。懐かしの議員仲間と女子会。
2年半前の町長選挙の時に、十勝←→月形間を日帰り(片道3〜4時間かかるところを、2回も)応援に駆けつけてくれた女性議員仲間がいました。芽室町議会の正村きみこ議員と、鹿追町議会の山口ゆうこ議員です。
あれから2年半、それぞれに活動を重ねて4月は3人とも選挙です。お互いの議員活動・政策・町の状況・悩みごとなどなど、実に4時間半❗️の女子会で、たっぷり情報交換できました。
 
※ JR特急の車内誌3月号に、先月宿泊した中富良野町のペンションKIZUNAの中島さんご夫妻の姿と記事が❣️これもまたご縁を感じます。
 
帯広駅から再度スーパーおおぞらに乗り込んで、あとは家にまっすぐ。
と思ったら、新得ートマム間で鹿🦌に接触して停車。20分遅れて発車・・・

■20:47 札幌到着(32分遅れ)。
単線ゆえに、ひとたび遅れるとダイヤ調整が大変。待ち合わせなどの停車を経て、32分遅れで札幌に到着しました。予定していたJR学園都市線を2本乗り過ごし、21:20発 JR学園都市線で北海道医療大駅まで(22:05着)

■22:30 無事帰宅。(北海道医療大駅まで夫に車で迎えに来てもらって)
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全道各地に話しができる友人がいるって、なんて幸せなことでしょう。

この旅で
話しをして心が満たされる。
話しをして元気が出る。
話しをしてヒントを得る。
話しをして思考が鮮明になる。
話しをして進む道が見えてくる。

みんな💕ありがとう💕

2019年03月19日

選挙人名簿の確認&内科&眼鏡屋&…【議会終了で懸案事項を一気に片付け中】

議会が終わったので、今日は懸案事項を一気に片付け中(現在進行形)

朝のメールチェックを終えたら、いざ役場へ。私は選挙ハガキを出す時に選挙人名簿を使っています。3月1日に最新情報に更新された名簿を確認するために選挙管理委員会に行きました。

選挙人名簿は、手続きをすれば平日8:30〜17:00に閲覧できます。ただし、その地域で行われる選挙の告示日(公示日)から投票日5日後までは閲覧不可。北海道知事選挙が3月21日(木)告示、4月7日投開票なので、3月21日〜4月12日(金)さらに土日で4月14日(日)まで閲覧することができません。つまり、4月16日(火)の町議選告示前に確認できるのは、今日と明日と告示前日のみ。

そういう事情で、朝から集中して全有権者をチェックしました。と言っても、12月の補欠選挙の時もチェックしているので3時間で終了。幸先良いスタートを切れました。

※ 選挙人名簿を継続して確認していると、町民の暮らしの変化を感じることができます。支援者に頼む人もいますが、3000人に満たない人数ですので、私はこれだけはずっと1人でやっています。そうしないと見えてたものが見えなくなっちゃうので。

さて、
午後は内科で定期検診。コレステロール薬の継続。経過良好。
眼鏡屋さんでは愛用の老眼鏡の調整と、遠近両用メガネを新調(今日は注文だけ。完成は1週間後)
一般質問した時、手元の原稿と町長の顔の両方をしっかり見たいと強く思ったので。

そして今はJR学園都市線の車中。これから美容室でさっぱりしてきます。
そのあとは… まだまだつづく

2019年03月18日

あ〜〜〜疲れた【平成31年第1回定例会/その9】予算特別委員会&本会議(定例会)終了

まだ一般質問の報告途中ですが・・・ 近況を。

今日は予算特別委員会の最終日で、
9:30〜14:30まで総括質疑を行いました。
白熱した議論もあり、求めていた言質も取れて一安心。
(詳しくは、一般質問報告・完了後に報告します。)
 
その後、本会議での議決を経て定例会は終了。
最後の全員協議会が終わったのは16:30。
そして恒例の懇親会、二次会。
全てが終了して先ほど帰宅しました。
 
今日も一日思いの丈を発し続けたのと、定例会が終わったのと、少しお酒が入ったのとで、すでに抜け殻のようになってます。
あ〜〜〜疲れた。今夜は布団で爆睡だ!
 
そうそう、今日の午前中、北竜町から新人議員の尾﨑圭子ちゃんが総括質疑を傍聴しに来てくれました。興味津々でいっぱいメモをとってたんです。第三者の目に、うちの議会はどう映ったかな〜
 
そうそう、圭子ちゃんが今朝の朝日新聞に載っているんですよ。
中富良野町議の寺岡さんも! 記事には北海道女性議員協議会の平出会長(道議)、相内先生も。みんな繫がってる!!

町立病院はどうなるの?【平成31年第1回定例会/その8】一般質問の報告(4)

3.町立病院の在り方
 
■Q 宮下
 町長は町政執行方針の中で、町立病院を「公設民営化のへき地診療所」にする方針を打ちだしたが唐突だった。決定までの経緯の説明を。
 
■A 町長
 病院の経営については私の就任(平成28年)以前から議論してきた。それは、10年前から一般会計からの繰出金が増える一方で、地方交付税は毎年5000万円ずつ減少しているから。また、2人いた常勤医が平成29年と30年に退職し、医師確保が大変だった。
 平成30年4月に林医師が赴任したが、平成31年1月には退職願が出された。他にレントゲン技師や看護師の大量退職などもあり、財政と人的な観点から「公設民営化」にすることを決めた。
 
 町長就任以来、病院のことを考えてきた。町民に対して細かいことを知らせるより、病院で必要な医療をしっかりやっていく方が良いと判断。役場内部で検討して必要なところで説明してきたつもりだ。
 
■Q 宮下
 町立という公的医療機関なのに方針がないことで不安が広がっている。去年町立病院に林医師が赴任して看取りと在宅診療が中心になったのに、町民や利用者に説明はなかった。これから医師が変わったら、また方針が変わるのか? 広く町民に対して明確な方針を打ちだす必要がある。
 
 町長は「医療体制が確保されることが重要」と言って、医師さえ確保できれば病院が成り立つと思っているが、町民は「同じ医師に診てもらいたい」のだ。出張医でも曜日を固定するなどして同じ医師の診察が可能になるようにして欲しい。
 
 町立病院の体制を変える今だからこそ、
・町民が町立の医療機関にどんな医療を求めているのか
・町立病院で提供できる医療はどんなものなのか
・高齢者施設や在宅で、どんな最後を迎えられるのか
など、医療・福祉・介護の連携の中での町立病院(診療所)の在り方を、町民と対話して共有する必要がある。対話の場を設けて欲しい。
 
■A 町長
 私は林医師と月1回顔を合わせ課題を共有していた。次の医師が着任したら、町立病院の在り方を医師と話し合い町民に伝えたい。病院の方針は町長が決めるものではないと考えている。 
 
 「町民との対話の場が必要」と宮下議員は言うが見解が違う。私は町民の意見を聞いている。行政区長は地域声を拾う代表者なので区長会議で話しを聞いているし、毎朝役場の前に立っていると町民が声をかけてくれる。これからも議会を通して進めていきたい。

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