2019年11月15日

初雪道運転で最後の講義に行ってきました。【酪農学園大学・実践農学の講義】

昨日から時間とともに風が強まり、午後には気温もマイナスになって雪も混じる荒れ模様。天気予報が一斉に「真冬並みの寒気」「14日〜16日の吹雪暴風雪に注意」を伝え、夜には翌日(15日)の臨時休校が決まるほどの厳戒体制。夜中もすごい風でした。
 
そして今朝。風に吹き飛ばされて積雪は少ないものの道路は一面の圧雪。風が弱まって視界が効いたので、予定通りに車で月形を出発して… 無事に江別市の酪農学園大学に到着しました。
 
これから年に1度の「実践農学」の講義をします。かれこれ5年目。新規就農と花き栽培と地域の暮らし(市民自治)を織り交ぜた90分の講義。さて、今年の学生はどんな雰囲気かな〜。
いざ、出陣。
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無事に講義を終えて月形に帰ってきました。といっても、帰り道は超大変。江別は雨上がりのように道路は全て融け、薄い雲から太陽を確認できるほどだったのに・・・ 
  
当別に入ったところから雪が降り出し、その後はヒドくなる一方。道路は除雪車が入る前でズカズカ状態。轍ができたり、ソロバン路面になってたりで、急にハンドルを取られて対向車線に出そうになったり。雪の降り始めだからスピード感が夏仕様だし、後続車との車間距離も気になって・・・ 1時間強の道のりがとても長く感じました。
 
月形に戻ったら積雪20cm。まだ固まっていないので力ずくで車を駐車場に入れて、まずは家の入口と玄関前の雪かき。ちょうどご近所さんも出入口の雪かきをしていたので「やんなっちゃう季節だね〜」と、いつもの声を掛けあって、ようやく帰宅できました。
 

話しは戻って。
実践農学の講義を5年間続けてきましたが、今回で最後にさせてもらいました。この5年の間に私の軸足が農業から議員活動等に大きく傾いたことと、全道的な就農アドバイザー制度が終了し最新の情報が得にくくなったことが大きな要因です。私の知識は教科書程度なので、農業の新しい知見を伝えられないですから。フレッシュな実践農家に後を引き継ぎたいと思います。
 
担当の先生から伺ったのですが、これまでの学生の中には私の講義を聴いて「花き栽培」に興味を持ち、実習先に花き農家を選んだ学生さんが何人もいたとか。とても嬉しいお知らせでした。
また、今日の講義をとても熱心に聞いて鋭い質問をしてくれた学生がいましたし、実家が農家で「父がなぜそういうやり方をしていたのか、理解できました」と、嬉しい言葉をかけてくれた学生もいました。
 
知識の分かち合いと共感は、教壇に立つ何よりの喜びでした。
5年間、お世話になりました。ありがとうございました。

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