2019年10月16日

活発なグループ協議展開中【第3回月形町地域拠点施設整備等審議会・傍聴】

昨日(2019年10月15日)午後4時から開催された「第3回月形町地域拠点施設整備等審議会」を傍聴してきました。傍聴者は4人で、私の他は町外の人(うち2人は建設業界新聞記者)
 
今回協議されたのは以下の内容
■1 視察研修報告(9月18日、26日、27日) 
・民説民営による公共複合施設の運営(恵庭市複合施設「えにあす」)
・校舎の再利用(南幌町生涯学習センター「ぽろろ」)
・バスターミナル機能を備えた交流拠点施設の運営
 (浜頓別町交流館・道の駅「北オホーツクはまとんべつ)
 (名寄市 駅前プラザ「よろーな」)
 
■2 審議事項について
・この審議会に諮問されている事項がどれも重要で大規模なので、同時に進められない。まずは地域拠点化施設(バスターミナル複合施設)を優先的に検討し、その後に皆楽公園再整備を協議することにした。
・当初は年内に結論を出すことになっていたが、委員からの要望もあって協議の場を複数回設けることにした。数回のグループ協議を追加し最終結論は来年2月に。
 
■3 地域拠点施設の整備方針について(グループ協議)
(1)施設整備のコンセプト
(2)拠点施設の建設地
(3)拠点施設の機能
※委員固定の3グループで上記3点を1時間程度協議。終了後に途中経過報告。2〜3回の協議を経て結論を出す。12月には全体協議。
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今回のメインはグループ協議。視察研修で先行事例を見て来たばかりだったり、委員に若手や女性や初審議委員が多いこともあって、活発に話し合いが行われていました。町が主催するこの手の協議会等とは全く違った雰囲気。とても良い感じです。
 
傍聴席だったので、遠くから聞こえてくる会話に耳をそばだてる状況。途切れ途切れを盗み聴きする感じでしたが、どのグループも同じような方向性の話をしていました。会話を引っ張る中心人物の認識が同じだからかも。それでも1人1人の小さな意見を大事にしていて好感が持てました。
 
これからのまちづくりを語り合うとき、やっぱり若者と女性は外せないですよね。そういう人を加えると必然的にフレッシュなメンバーになり、新しい視点や発想もでてくる。その見本みたいな審議会だと感じました。
 
※ ここでもう一言加えると嫌がられますけれど、あえて。
 
審議会を立ち上げるときに町側がこのスタイルや進め方をイメージしていたとしたら・・・議会への説明や予算などでもっと工夫が必要だと思った。これまで通りの予算取りや資料で「これまでと違ったやり方で進める」と説明されても「なら、どう進めるの?」となるだけ。そこで終わってしまうから理解が深まらないし広まらない。溝ができるだけ。
議員が理解できないと思ってる(?)のかもしれないけれど、やりたいことがあるならそこは頑張って伝えて欲しい。プレゼン力を磨いて欲しい。その熱量で事態は変わっていくから。
 
それから、
この審議会の性質なのか協議段階の問題なのか解らないけれど、財政的な話しが全然出ていないのがちょっと心配。夢がどんどん広がるのは本当に素敵なんだけれど、懐事情を知っている私は心配になっちゃった。全部は叶えられない。現実を知ってもらう必要もあるなあと。
 
最後に、
今回の協議で皆楽公園再整備計画は後回しになった。試問されたテーマが多過ぎ大き過ぎだから優先順位をつけるのは当然だと思う。と同時に、コテージガーデンの抜けた「つち工房」、経営の厳しい振興公社、老朽化する公園設備・・・ 時間の経過とともに厳しさが雪だるま式に膨らむ方を後回しにせざるを得ないのって、どうなの? そもそも同じ審議会で協議するのに無理があったんじゃ・・・ 皆楽公園再整備計画はどちらかと言えば後処理的。夢を語るより現実を直視する難しい課題。そここそ迅速に果敢に立ち向かう必要があると私は思ってる。

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