2019年12月11日

奈井江町議会はこんな感じ【一般質問の傍聴】

以前から時間を見つけては他の議会を傍聴している私です。

傍聴するとその議会や自治体の雰囲気や傍聴者への配慮がわかり、その気づきが傍聴規則等の改善につながると考えているからです。(現職議員であっても傍聴経験のない人が多く、「傍聴者の不都合」は見過ごされがち。さらに、比較資料も少ないので情報提供できればと思ってます。)

■ 傍聴者目線での過去記事
北竜町議会(2018年3月)
妹背牛町議会(2018年3月)(2013年12月)
浦臼町議会(2018年3月)
月形町議会(2018年3月)(取扱い変更:2018年3月)(撮影の扱い:2017年3月)
恵庭市議会(2017年3月)
当別町議会(2013年12月)
※議場内のことは議長裁量に任されている部分が大きいため、議長交代で取扱いが大きく変わっています(特に月形町議会)。
 
ということで調べてみたら、以前から気になっていた2つの議会の一般質問が今日あるじゃないですか❗️ 外は暖気で雪の心配もない! ということで、午前中は奈井江町議会、午後から新十津川町議会の傍聴に行ってきました。
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奈井江町(人口 5,300人)は、月形から北に車で30分。国道275号線を進んで石狩川を渡ると到着です。昨日の朝からのプラス気温で(石狩川と地面の雪から水分が供給されて)濃霧がすごかった!
 
奈井江町は「こども権利条例」「病診連携」「除雪事業の権限移譲」などの先進的取り組みをして8期務めた北良二元町長が有名です。その意志を引き継いだ三本英司町長が就任されて1年が経過し、どんな一般質問が展開されているか興味を持っていました。もちろん議会の雰囲気も。
 
奈井江町議会議員は9人(女性2人)。一般質問は6人が行い、1問1答制、質問席からの対峙型。
 
傍聴には私を含め11人(男性7人、女性4人)+報道2人。最初からの人もいれば途中から入室して来る人も。熱心にメモをとる人や議論にうなずいている人も。みなさん個人的に関心があって傍聴に来られているのがよくわかりました。特別な問題がなくても傍聴に人が集まるってスゴイですよね。
 
私は午前中だけだったので3氏の一般質問しか傍聴できませんでしたが、3氏とも国の方針や法改正などから町の課題に引きつけ、今後の展開や町長の見解を問い質していました。それに対して町長は、今後の展開やご自身の考えを丁寧に述べられ、誠実さが伝わってきました。また、情報発信や情報共有の重要性も言及していて・・・ もし私が一般質問しても議論が積み上がって有意義な議論ができるんじゃないかと・・・ 私も一般質問してみたいと思っちゃいました。
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そうそう、重要なこと。
【傍聴】は個人的な研究テーマなので、ちょっと気づいたことを。
 
■定例会日程と内容がホームページに掲載されている。○
■配付資料は、議事日程(当日分)、一般質問通告書、定例会の審議順序予定表(←親切)の3種類で、ホームページでも公開されているもの。議案書等は閲覧資料として10部用意されている。
■傍聴届は、個票に住所・氏名・年代を記入し投函するスタイル。○
■傍聴者入口の資料(配付資料と閲覧資料)の配置や傍聴規則の説明が解りやすかった。○
■議場内の撮影や録音は届け出制。ただし簡易でスピーディー。○

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