2008年08月29日

9月定例会の一般質問〆切

平成20年度第3回定例会(9月定例会)と平成19年度決算特別委員会は、9月9日(火)〜12日(金)に予定されていますが、その一般質問の〆切が今日でした。

今回は9月28日に町長選を控えているため、教育長に対してのみ質問することにしました。
質問内容は以下の通りです。

1. 学校給食の運営方針について
・・・食材や経費が高騰する中、学校給食を運営するにあたりその柱となる「方針」を伺いたい。

2. 栄養教諭の業務について
・・・今年度より月形小に栄養教諭が配置されたが、現場はどのように変わったのか、
   また今後の展開について伺いたい。

9月2日に議会運営委員会にかけられた後、一般質問となります。

2008年08月28日

第56回北海道女性議員協議会の第5回実行委員会

今日は、参加申し込み状況と、総会で審議される議案の提出状況の確認、そして当日の進行確認です。

申し込み〆切は既に過ぎましたが返信されていないものがいくらかあり、数の確定はできませんでした。ただ概ね予定数に達しそうです。総会にかけられる議案も現在4つ、もう少し増えそうだとのことです。
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総会には様々な視点からの「議案」が提出されます。それらを参加者で議論し、時には修正を加えながら全員が一致したときにのみ可決され、それぞれ目的の相手(国や道などの機関)に対し要望書や意見書として提出します。議案は女性議員協議会ならではのものも多く大変興味深い上に、この協議会が超党派で構成されているので議論は必然的に白熱します。
第56回協議会ではこの議案審議の時間を多くとっています。充分に審議し議論を戦わせ、結果だけでなく議論の過程を通して参加者それぞれが高まれば大成功だと思います。楽しみです。
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それから、記念講演として行われる佐々木貴子先生(北海道教育大学准教授)のDIG(災害図上訓練)が8月1日に江別市で行われました。そこに事前学習として実行委員のメンバーが参加、その報告がありました。

参加したメンバーは一様に目を輝かせ、
「自分の地区に持ち帰って実践してみたいと思った。」
「先生がとても上手にリードしてくださるのですぐに入り込むことができ、地図上でイメージを膨らませて体感することができた。」
「いざとなったら周辺のことより自分を守ることに必死になることに気付かされた。」
聴いているだけでワクワクし、私もやってみたいと思わせるものでした。
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準備は着々と進んでいます。

それから今回より、実行委員に浦臼町の折坂議員も加わりました。
これで開催地周辺の実行委員(理事)は17名になりました。実行委員会の回を重ねるごとに気持ちも通じ合ってきています。近隣といえども市と町村、支庁の壁でほとんど交流のなかったそれぞれの議員が仲間意識を持って活動できるのも、女性議員協議会の素晴らしいところだと思います。

2008年08月27日

「2008地方議員向けサマースクール」に行きたかった!

上記のサマースクールが今日から2泊3日の日程で始まりました。これは北海道大学公共政策大学院が主催するもので、地方議会の活性化と地方議員の能力向上を目指し、北大での座学や夕張での実地調査等を通して、地方議員が今必要とされる理論と実践を積む画期的なセミナーです。

この募集を知った時、私も「ぜひ参加したい」と強く思ったものでした。
議員になって2年目を迎えますが、残念ながら普段の議会活動では「議論の実践」「問題解決のための理論の構築」などはほとんどできていません。また町村議会議員では専業で議員活動ができるわけではなく、(私自身は)量的にも質的にも目標に届いていないように思います。
さらに様々なところで研修会が開かれていますが、多くは講義形式です。ゼミように講師陣や研修生同士が議論し合うようなものは極わずかで、私の最も求めているものでした。

とはいえ、農繁期のこの時期に丸3日間家を空けることができず、また他の議員活動の予定も入っていたので、今回は申し込みを断念しました。
議員として成長したい気持ちと、家業を守らなければならない現実、これからも葛藤は続くでしょう。いつか対処をキチンとして、向学心を満足させられるよう時間を作りたいです。

今回の定員は20名でしたが、50名以上の応募があり選抜されてセミナーに臨んだとか。私と同じように実践的なセミナーを求めている人が沢山いると言うことは心強いです(でも選抜されるということはライバルにもなるわけですね)。知り合いの道議会議員がこのセミナーに参加されているので、あとで様子や感想などを教えていただこうと思っています。楽しみです。

それから(要望があれば)ウインターセミナーの実施も検討されているそうなので、こちらに期待しして、まずは目の前の課題に取り組まなければ・・・(目下のところ、9月定例会の一般質問〆切が明後日に迫っています。)

2008年08月24日

生産地は人手不足!

我が家は切り花を生産する農家ですが、今年は春から人手不足です。例年通りハローワーク等を通じてパートさんを募集しているのですが、応募してくる人は少なく、特にこの1ヶ月は皆無に近い状態でした。

条件等は今までと同じ、世の中は不景気。変化があるとすれば「石油の高騰」です。

最寄りのハローワークは岩見沢にあり、そこに足を運んでいるのは岩見沢市内や近郊の人がほとんどで、月形まで通うには距離(約23km)があります。交通費がかさむ今、あえて遠いところまで働きに来る人はいないのでしょう。

町内で人手を確保しようとチラシを出しても、これもまた厳しい状態です。仕事をしたい(できる)状態の人は既に仕事を持っていますし、働き盛りの人口は減少中。
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この人手不足は我が家だけの問題ではありません。

今まで町内で人手を確保していた農家(花、米、野菜など)では、パートさんの高齢化が徐々に確実に進んでいます。不足分を新たな人手で確保しようにも、それは我が家同様見つからないとか。
町外の人材派遣会社などを利用して当座をしのいでいるとのことですが、仕事の熟練度や単価など問題もあり、長い目で見れば問題解決には至っていません。
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生産地とは農産物を作り出すところ。
そして「物」だけでなく「労働」も「お金」も作り出すところ。

しかし今(あるいは、これから)、生産地では農産物を作り出せないほど人手不足に。
せっかく「モノ」を作り出す力があるのに・・・。
都会にはニートと呼ばれる若者が沢山いるのに・・・。

「最低賃金の改定」
「生産資材の高騰」
「単価の低迷と経費の向上=手取りの減少」
「農業の生産性(換金率)の低さ」
「地球温暖化(環境の変化 → 作型・栽培種の変化)」

農業を続けていくために考え、工夫しなければならない点がたくさんあります。

「ピンチこそチャンス」 視点を変えねば!

2008年08月20日

農家としての超繁忙期

 またもご無沙汰してしまいました。

 8月始めからの約半月、我が家の家業=農業(切り花の生産)では超繁忙期を迎え、日付や曜日、時間も忘れるほどの毎日を過ごしていました。というのも、我が家の主力生産品「白輪菊(写真)」はお盆向けで、この2週間足らずに数万本の出荷を行ったからです。

 今年の菊市場は本州方面の高温の影響で主産地が咲き遅れ、全国的に品薄状況になり、市場が活況を呈しました。これは数年(イヤもっとかな)ぶりの出来事です。(ちなみに昨年は物がだぶついて最低の価格でした。)

この期間、出荷に追われていたとはいえ考えさせられることがたくさんありました。
◆人手不足・・・生産地(過疎地)では慢性的な人手不足
◆高齢化・・・・生産者は確実に高齢化している。生産力の減少
◆価格の極端な変動・・・生産原価とは関係なく、物の値段が決定するシステム
◆生産状況、流通に関する情報の薄さ
◆地球温暖化・・高温障害を引き起こす
◆石油高騰・・・作型の変化。石油を使わなくても生産できる時期へのシフト(特に本州主産地)。
◆便利さを追求した商機と、それにともなう無駄
◆慣習の変化・・墓参りもお盆期間に限らない

 私は町議会議員ですが、農業も行わなければ家計は成り立たず、また農業をしたくて月形町にやって来た新規就農者としては、農業をしているときが至福の一時です。こうして超繁忙期を迎えると両立することにもかなり努力を要しますが、議員の仕事だけでは感じられない「社会の動き・問題点」が直接肌に刺さってきます。大変でも両立していきたい仕事です。

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