2013年09月18日

台風一過

台風18号はひどい雨台風でした。

京都桂川が決壊し、一面泥水に覆われている映像には心が痛みます。
他にも小規模だけれど深刻な状況になっている地域はあるはず。(北海道でも道東方面で被害が出ていて、今も断水している地域があります。)

報道に載らないために知ることができないだけで、地元のみなさんは大変な状況になっているのでしょう。復旧が早急に進むことを願っています。

月形町は幸いにも大きな被害を受けずに済みました。雨はしばらく続きましたし、台風一過とともに吹き返しの強風が吹き荒れましたが、対応できる範囲でした。(写真右)

上の写真は、昨日昼の須部都川。普段よりは水量が増し、河川敷の草地まで水が上がってきていますが、雪融け時くらいのもの。間もなく引いていくでしょう。


9月は最も災害の多い月。
毎年台風の被害が出るのも9月。
月形町で過去に水害が出たのも9月。

できる対策は取らなければなあと、気が引き締まりました。

2013年05月05日

ゴールデンウィークの一コマ【経験と知恵が生きる職業】

ゴールデンウィークも終盤。こどもの日の今日、やっと一息つける暖かさになってきています(午前11時現在 8.4℃)。

4月に入っても続いていた寒さはゴールデンウィークといえども容赦なく、低く垂れ込める雲と時折降る冷たい雨。最高気温も5℃止まりの毎日でした。

今日は早朝には青空も見え、久しぶりに気持ちが晴れるひとときでした。時間を追うごとに雲が出てきていますが、午前中は風もなく刻々と気温が上昇。今日は何度まで上がるかな〜?
もっとも、夕方からは雨の予報で、明日の午前中までは続くそうです。

写真は今朝、うちの圃場で撮影したもの。
手前のツクシ(スギナ)、昨日までの数日間は地面ギリギリにちょこんと頭だけ出して、まるで玉砂利を敷いたような雰囲気だったんです。でも今日の暖かさに誘われて、一気に背丈を伸ばしたもよう。春に敏感ですね〜。

それから、奥の畑の一部にはまだ雪が残っています。ここは冬の間、越冬ハウスを除雪した雪を堆積していたところ。融雪剤も散布していますが、しぶといですね〜。

月形町の現在の様子ですが、田んぼや畑などは完全に雪が融けましたが、低地・北斜面・側溝・雪捨て場等にはまだ随分残っています。もちろん周辺の山々にも。例年よりかなり遅いです。

「卵が先か、鶏が先か」ではないですが、周辺に雪が残っていると空気が冷やされ気温が上がりません。気温が上がらないから雪も融けない・・・ 
ふ〜、卵が先でも鶏が先でも良いから、現状打開して欲しいものです。

こんな状況ですが、我が家の農作業はゴールデンウィーク中に着々と進んでいます。

こちらの写真は、お盆用輪菊の定食風景。挿し穂といいます。

親株から採ってきた菊の穂(先端に成長点を持つ菊の枝)を地面に直接差し、「ちちんぷいぷい」とおまじない・・・じゃなくて、発根剤や殺菌剤などの力を借り、温度と湿度を管理していくと、約2週間で根が出てきます。その後は菊の生長パターンに合わせ環境を整えることで、予定の日に花を咲かせることができます。技術と観察そして手間によって収入を得る「農業の基本」ですね。

菊作りを始めた20年程前は、教わったとおりにやっても失敗続き。反省と調査、新規技術の導入等チャレンジを続けていくうちに、いつの間にか、気を張らなくても予定した日に予定した花を咲かせられるようになりました。それに省力化も。
始めた頃は躰も頭も心もきつかった菊作りですが、今は楽しみになっています。

もちろん途中には「あれ、まずったかな?」と思うような事態が起きることはありますが、すぐにそれなりの対処ができ、結果には影響がないレベルに。まさしく経験ですね。

『経験や知恵が生きる職業』『経験や知恵を活かす社会』が理想です。

2013年04月16日

春、スタートの時!

新年度がスタートして早半月。

この2週間で雪融けも進み、
(これでも)
随分と春らしくなってきました!


町内では
「ふきのとうが顔を出した!」
「クロッカスが咲いた!」
などの話題もちらほら聞こえるようになっています。
あー、でも、私はまだ目撃できず、残念。

あっ、そうだ! 
天気の良い日に「ヒバリのさえずり」を聞きました!


年度替わりに別れや出会いもあり
「区切り」を迎えました。

今はスタートダッシュの時。
馬力が必要な時。
色々なことが動き出しています。 

私も!


さあ未来に向かって、いざ。

2013年01月04日

吹雪は過ぎ去って

1月3日からの吹雪は、今日の午後過ぎになってようやく落ち着きました。

この2日間、空知を中心にあちらこちらで交通障害が起きましたが、過ぎ去ってくれて「乗り越えた〜」と安堵の気持ちです。みなさん、お疲れ様でした。

これから春までの間、あと何回かは乗り越えなければならない猛吹雪ですが、どうか最小の被害で済みますように。

2013年01月03日

雪が降り続いています

20130103a.jpg2日までは穏やかだった今年のお正月ですが、3日に日付が変わる直前から強風が吹き出し、予報通りの大荒れになってしまいました。

3日の特に午前中は猛吹雪。道道岩見沢月形線は通行止め、JR学園都市線も運休。月形より北側でよりヒドイ状況だったため、国道275号線はほとんど交通量なし。家から一歩も出たくない(出られない)風と降りでした。

午後に入って少しおさまってきたところで、すかさず除雪。
町中除雪車が走り、吹きだまりになった道路や歩道を開けてくれました。
(お正月中にもかかわらず、お疲れ様です。ありがとうございます。)
また、玄関先はそれぞれの家の人が開けて、ひとまず避難路確保! 
我が家の越冬ハウス周りも夫がトラクターで除雪して、ひとまず安心。

雪国での暮らしは、「人の力」無くしては成り立たないです。

でも田舎は人がどんどん減っていきます。高齢化も進んでいます。
言わずもがなの大きな課題です。

※今、除雪をしてくれる人が少なくなってきています。土建業者が減ったことで除雪に使える重機が不足していたり、高齢化で肉体労働できる人が減ったり、そもそも除雪のようなキツイ仕事につく人が少なくなったり(これは就活でも問題になってますね)。
今後、高齢化の進行と共に需要が高まる分野だけに、構造転換も含めた新機軸の展開が必要。雪国で暮らす以上、避けて通れない課題です。

20130103b.jpgさて、次第に風はなくなったものの、闇夜と共にまた降り出してきました。
明日の朝も除雪からですね(公道の除雪は午前3時にはスタート。ただただ、ありがとうございます。)

現在−11℃。それほど冷え込んではいませんが、ストーブの火が恋しいです。

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