2009年05月12日

平成21年度 月形観光協会定期総会

今日の夕方、役場大会議室にて月形観光協会の定期総会が開かれました。参加者は約30名。

今年度の主な事業は
・飲食店情報ガイド「食べ・飲み・おみやげ ガイド」の発行(→現在配布中。写真参照)
・観光ポスターの作成(→ゲラ刷りまで修了。校正段階)
・特産品の知名度向上のためのPR活動(→昨年同様、広告掲載と観光宣伝)
・シンボル花壇の整備(→昨年同様、つきがた花倶楽部、他各種団体との連携)
・自転車レンタルの実施(→昨年同様、JR石狩月形駅を基点に展開)
・土産品の開発

 
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観光事業は、過疎の町での大きな産業になりうる可能性を秘めています。ただ小さな町で「観光」を推し進めるには、既存の資源を「つなげる」「活用する」「発展させる」ことが重要ではないでしょうか。「観光」のために新しい何かを作り出すのではなく、今あるものを大事にして、それぞれの関係者が知恵を出し合い関連づけるような展開・・・。

月形観光協会とは直接関係がありませんが、田園空間博物館「樺戸地区」は月形町にとっての財産であり、観光資源です。先日の散策ルートマップなどの有用な資源を、垣根を越えて活用できればと考えます。それくらいの「ジャンプ(勇気と実行)」がなければ、新しい展開は期待できません。

関連づけるにはITは打って付けの道具です。
観光協会の役割や仕事や発想も、IT時代に合わせて行く必要があるのではないでしょうか。

2009年05月08日

平成21年度 田園空間博物館「樺戸地区」運営協議会

本日午後、本年度の「樺戸地区」月形支部総会(月形町役場にて)、運営協議会総会(浦臼役場にて)が開催されました。
(※田園空間博物館事業についてはこちら、樺戸地区に関する流れはこちらをご参照ください。)

月形支部では今年度の事業の目玉として
町民一般を対象としたサテライト施設の見学会」を企画し、10月頃実施予定です。

また「樺戸地区」全体で取り組んでいる「フォトコンテスト」や「啓発活動(夏祭り、小中の総合学習)」「田空つうしんの発行」「散策ルートマップの配布」もひきつづき行っていくことになりました。
 

2009年04月29日

月形町歌がもたらした、素敵な出会い

今年の初めにこのブログで「月形町歌」の存在を発見したことと、歌詞を紹介しました。
そのことがきっかけで、この4月、素敵な出会いが訪れました。

それは東京から届いた1通のメールで、月形町歌の作詞者・松実菱三さんの娘さんとの出会いです。

私の元に届いたメールには、お父様(松実菱三)の名前を検索していたところ私のブログに出くわし、お父様が月形町の町歌(当時は村歌)を作詞していたことを偶然知ったというものでした。
娘さんでも知らなかった事実が明らかになり家族の記憶が繋がっていったこと、そしてまた月形町の歴史の中に息づく、時代と場所を越えた思いを共有できたことが大変嬉しかったです。メールをやりとりさせていただきながら私自身も過去と現在を行き来し、旅した思いでした。

作詞者の松実さんは既に他界し当時のお話は聞くことはできませんでしたが、倶知安町長や雨竜町長をされていたこと、倶知安町内の小中学校の校歌も作詞されていたことなど、人となりとご功績を知ることができました。

約70年前に作られた「月形町歌」。昨年暮れにその存在を知り、今年初めに発見、そして今回の展開。そのうえ来年は月形町開町130年です。何かに導かれているような気持ちになるのは私だけではないでしょう。

早速町長に報告したのは言うまでもありません。
この後どのような展開になるのか・・・楽しみです。皆様もご期待ください。

2009年04月12日

第2回 さけ稚魚放流会(読み聞かせ)

須部都川縁での放流会に続き、ちらいおつ遊び塾内で「読み聞かせ会」が行われました。読み聞かせをしてくださったのは「おはなしじゃんけんぽん」の皆さんです。

「サケの一生」では、写真パネルや実物大のさけ見本を使って、長〜い長〜い「サケの一生」を小さな子供たちでも興味を持って聞けるように、様々な声色と間合いで聞かせてくれました。他に紙芝居「いっぽんばし わたる」、絵本「999ひきの きょうだい」もありました。

さすが! 今年、空知で実践教育の表彰を受けた「おはなしじゃんけんぽん」のみなさん!
読み聞かせの間、会場内は一点に引きつけられ、発せられる声に耳を澄ませ感じ入っていました。
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この「さけ稚魚放流会」事業は、町内の子供たちから大人、役場からボランティア団体、町外の関係機関、実に多くの人々が関わっていることに毎回感動します。それに、同じ時期に同じ場所で採卵された卵達は石狩川水系のあちらこちらで育てられ、時を同じくして放流会が開かれています。その情報はマスコミを通じ流れ、間接的に道内各地の人ともつながっていることを感じさせてくれます。

放流会で扱うのは「サケ」ですが、「水」によって結ばれる「生きもの」全てがつながっていることを実感させるこの事業。どうか末永く続きますように。

2009年04月11日

第2回 さけ稚魚放流会(放流の様子)

今年も「わたしたちの川に 大きくなって 戻ってきてね」を合い言葉にしたサケ稚魚放流会が、4月9日(木)、ちらいおつ遊び塾脇の須部都川で行われました。

昨年12月にもらい受けたサケの卵(発眼卵)は1,000個。月形小学区、札比内小学校、花の里保育園、友朋の丘、月形町役場でそれぞれ育てられ今日の日を迎えました。

(月形町役場での成長の様子は → その1その2その3

うまく育てられたところもあれば、そうでなかったところも・・・。1,000粒の卵が何匹の稚魚になったかは? 温度・水・餌の管理など、一冬かけて卵が仔魚に、そして稚魚に育て上げるのは大変なことです。

放流会の会場は須部都川のほとり、昔ながらの川縁です。そのためこの季節は、雪解け水で増水し辺り一面ぬかるみになっています。そこで「花の里つきがた水と緑を愛する会」の方々が木道を通し、足場を組んで特設の放流会場を作ってくれました。
放流会場は、川の水かさが上下しても安全に放流できるように「流しそうめん用の竹筒」も設置。心遣いいっぱいの手作り放流会場になりました。

この放流会に参加したのは保育園児や各学校の小学3年生、関係者や一般の型など約80名。大人も子供も稚魚を手に、放流するまでは子供のように大はしゃぎ、放流した瞬間からお母さんの心持ちで「元気に育つんだよ」と見送っていました。

ちなみに、この須部都川は石狩川へと続き、石狩湾へと注いでいます。海から放流地点までサケが戻って来る間に魚道のない関が4カ所あります(全て須部都川。石狩川に架かる関には魚道が整備されている)。この関に魚道がなければ戻ってくることができません。この放流事業がきっかけとなって、調査が始まったとのことです。

3年後? 4年後? もっと後かなあ? きっと戻ってきてね。

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