2010年01月24日

New Year Soul Night B・B・S in Tsukigata

BBSlive1.jpg1月23日夜、交流センターはライブハウスに大変身。札幌を拠点に活動するBAKER SHOP BUUGIEがフルメンバーで月形にやってきました。

普段と言うか、今までの人生でこういったライブにほとんど縁のない私にとって、プロの奏でるエレキギターやドラムやホーンの音と、伸びのある歌声は別世界。音楽を聴きながら手拍子したり踊ったり、町内で顔見知りのお姉さんやお兄さん方、それに大人の世界に興味津々の子供達と一緒に異文化のシャワーをめいいっぱい浴びた2時間半でした。

BBSlive2.jpgそうそう、忘れちゃいけないのはオープニングアクトを務めた「滝沢剛&金山伸吾」のお二人。二人は町内のアマチュアバンドのボーカリストで、普段は別々のグループに所属している農家のお兄さん(ほぼ私と同じ世代)。コブクロの曲をギター片手に素敵なハモリで聴かせてくれました。

それからこのライブは「田舎の夢を想像する」をコンセプトに活動するT's Brainの主催です。以前には町内でプロレスの興行も企画しました(うちの息子は魂を吸い取られるくらい夢中でプロレス観戦してましたよ)。その他、月形産農産物や加工品を販売する「ふぁーむまーと旬」も経営していて、様々な形で月形に夢を与え、月形を発信しています。

T's Brain代表の寺地さんはMELON JAM(1986年に始まった月形名物のアマチュアバンド主体の野外ライブ。2005年の第20回でひとまず終了)の立ち上げメンバーでもあって、月形の「まちづくり」にはひとかたならぬ思い入れのある人。これからの活動にも注目していきたいと思っています。(ちなみに、このライブもMELON JAMがご縁のようです。それに今年はMELON JAM 25周年だとか。何か動きがありそうですよ。)
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月形は人口4,000人にも満たない小さな町ですが、色々な人が住んで、色々な活動をしていて、本当に面白いし活気があると思います。今のところそれらが連携して大きな動きに・・・と言うのはないのですが、それでも一人一人が自分の楽しみを見つけ、地道に活動している姿に豊かさを感じます。

それに、今回のようなプロのバンドを呼び興行を成功させるのは大変でしょう。それでも人と人との繋がりで月形まで足を運んでくれるプロのミュージシャンと、それを陰で支える地元のスタッフ、それを楽しみに集まる町民とが、小さいながらも良い関係となって繋がっていることにも自然に気持ちが満たされました。

「月形のまちっていいでしょう〜。」私も自信を持って発信できます。

2009年12月25日

月形観光協会・2009・クリスマスイベント

今年のクリスマスは、たっぷりの雪(積雪約70cm)と強い冷え込み(最低気温 ー14.3℃、最高気温 ー3.1℃)で雰囲気は満点。昨年の雨降りとは大違いでした。

午後2時、観光協会会員と役場事務局でスノーランタンづくり開始!
雪がたっぷりで「余裕でしょう」と思っていたら・・・あまりの寒さに雪はサラサラ、なかなか形づくることができません。色々工夫して、約1時間で150個のスノーランタンを作り、役場前メタセコイヤの樹の回りに配置しました。

午後4時15分、アイスキャンドルを持った子供達が続々と集まってきました。
観光協会の事前に呼びかけに賛同し、自宅の冷凍庫で(牛乳パックと空き缶と水で)氷のキャンドルスタンドを作ってきてもらったものです。中にロウソクを入れて順次火を灯していきます。

午後4時30分、カウントダウン(既にこの時 ー10℃近くの冷え込み)。
5,4,3,2,1,ワァ〜〜〜! 頂点の星が金色に輝き、続いて青いツリーが・・・雲一つなくキーンと澄み切った群青の夜空に、眩しい光を放ちます。

そのあと、月形のご当地キャラクター「メロンのベルデ」がサンタクロースになって子供達にお菓子を配り、クリスマスの夜は更けていきました。

2009年12月22日

冬至の夜は キャンドルナイト

でんきを消して、スローな夜を

地球を愛する会@月形の仲間と、こうして冬至の夜を過ごすようになって3年になります。地球を愛する会@月形の開設以来、冬至の日はずっとこうして蜜ロウソクの灯りを囲んで過ごしてきました。(去年の冬至一昨年の冬至

今年は本当にこぢんまりと、会員6人だけのキャンドルナイト。
薪ストーブの炎と温もり、蜜ロウのオレンジ色の灯りが何ともほんわか・・・
それが窓を通し外の雪に映って、静寂と幻想の不思議な感覚・・・
ゆったり流れる時間・・・
今年は北海道の先住民族で、月形の地にも私達のずっと前に住んでいた先輩・・・
『アイヌ』の文化に触れました。

絵本「アイヌときつね」(かやのしげる著)の朗読から始まり、アイヌ文化のお話しや物語へ・・・

アイヌ民族の『あらゆるものが神』『同等の存在』『足を知る』などの考え方が、ほんの少し触れただけで伝わってきました。過去に追いやられてしまった文化の中に、先進性を感じたのは私だけではないでしょう。自然と共に生きることで見える世界があるのでしょう。もっと知りたい・・・

最後にドネラ・H・メドウズさんの日本語本の一部を朗読して終了。私は「万物・精神に境界線を作りだし、それを越えることができない私達人間へのエール」というメッセージを受け取りました。
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キャンドルナイト
毎回始めるまでは、面倒くさいような、恥ずかしいような、そんな感じです。
それでも、でんきを消して薄暗がりになると・・・自然に空気と同化して・・・
恥ずかしさもいつの間にか薄れて、空間の中に放り出されたような気持ちになります。
どこにでも行けるような、何とでも馴染めるような、不思議な空間。

こういう時間を持てるのは本当に幸せなことです。
仲間と、家族と、今おかれている環境と、そして自然に、感謝。

2009年12月21日

まちづくりNPOふきのとう 臨時総会

月形町には、まちづくりを考え実践する町民団体『まちづくりNPOふきのとう』があります。

平成17年4月に設立、現在5年目を迎えています。開設当初は活動も活発で、広報誌『ふきのとうだより』を発行したり(現在8号まで発行)、住民参加の対話の場『ふきのとう広場』も開催してきました(第7回まで実施)。しかしこの1,2年は様々な状況から対外的な活動はなく停滞していました。

昨日臨時総会を開き、今後の方向性を確認しました。解散という道も考えなくはなかったのですが、会員相互の「まちづくり」への想いと、NPOふきのとう立ち上げ時の理念に触発され、これからも活動を継続することで一致しました。今後は会員相互の情報交換と勉強会、語りの場として活用していくことになります。
なお役員は今まで通りとなり、私が代表を務めさせていただきます。会員も随時受け付けていますので、興味のある方はお気軽に声をかけてください。

今回、NPOふきのとうの原点を確認する意味で、当初私達が描いた「これからの月形像」を見直してみました。5年経った今でも新鮮で、夢のある構想にハッとさせられ、力が湧いてきました。

『夢』『想い』とは、なんと素晴らしいエネルギーなのでしょう!!!
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『まちづくりNPOふきのとう』のめざす 月形町の姿

 母なる石狩川の右岸 200万都市に近接する「豊かな田舎」
                   ーー 住み続けるまちづくり ーー

 1. 多様な農業を基盤とする 強いまちづくり 
    ◎安全・良食味の売れるコメ作り 
    ◎存在感ある個性的産地を目指す花卉・果菜
    ◎消費者との信頼を基礎に直売、加工、観光を目指す3次産業型農業

 2. 自然と地域が調和する 美しいまちづくり
    ◎美しい自然と調和して、人々の暮らしが息づく地域を守る
    ◎むやみな人口増を追わず、世代を繋ぐ「住み続ける」まちづくり

 3. 顔の見えるふれあいを大切にする 支えあうまちづくり
    ◎顔の見える生活圏にとって、不可欠な施設・サービスの効率的維持をすすめ
      徹底したコスト削減と、地域住民との協働を目指す 

 4. 「豊かな田舎」の資源を生かした にぎわうまちづくり
    ◎樺戸連山 石狩川 道民の森 樺戸博物館 を観光資源として位置付け
      国道275号とJR学園都市線を対流動脈とし、
       「道の駅」や直売所、温泉などをポイント施設として、
         都市圏からの人々の循環を作り出す

 5. 自主自律に基づく 開かれたまちづくり
    ◎透明な行政運営と、自由と責任に基づく住民主体により
      相互理解と信頼によるまちづくりをめざす  

2009年12月10日

開町130年 お祝いの旗

来年は月形町にとって開町130年のお祝いの年です。

既に様々な取り組みがなされています。一部を紹介すると・・・
●開町10周年に植えられた杉(円山杉林)から苗を作り、130周年記念の植樹準備
●月形町歌の掘り起こしと、中学生による合唱の準備
●「祝開町130年」をうたった、30%プレミアム付き(=130)「みかづき商品券」の発行

7月3日の式典に向け、お祝いムードも徐々に盛り上がってきています。

そして今日、また新たなお祝いアイテムを発見しました。それが左の写真、旗です。これは紙製ですが、(できるだけお金をかけずに)雨に濡れても大丈夫な素材で作り、町内の通りの街灯の下にズラ〜ッと取り付けようという計画です。

なんて素敵なんでしょう!!!

よさこいソーラン祭りの時に、札幌駅前通にこのような旗が整然と取り付けられ、風になびいてはためいているのを見たことがありますが、それと同じようにこの旗が月形町内に・・・。想像するだけで微笑んでしまいます。

開町記念の祝賀会には月形町縁の方も招待されていますし、近隣からたくさんのお客さんもいらっしゃいます。それ以上に、月形町民が自分の町の歴史を再認識し、誇りを持つ日にもなるでしょう。その気持ちを盛り上げ、確かなものにするためにも、こういった趣向は必要です。

こんな素敵なアイデアを出し、実行する町職員がいることに、乾杯!

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