2008年11月09日

レジ袋募金 12,201円


先日「Aコープつきがた」で買い物をしたところ、窓際の領収書に目が止まりました。

「レジ袋をご利用になるお客様には、レジ袋1枚1円以上の募金をお願い致します」という呼びかけに応えて、10月1日〜31日の1ヶ月間で集まった募金は、なんと12,201円!!

たかがレジ袋、されどレジ袋。大きな金額に驚いてしまいました。

これをどう解釈するかは、皆さんの意識の問題。あなたはどう考えます?
・募金が増えるんだから(役に立つんだから)レジ袋を使ってもいいじゃないか。
・エコバックやダンボールを利用しない人がまだこんなにいるんだあ。

なおこの募金は、月形町環境保全協議会に寄付されました(領収書はその時のものです)。
このレジ袋募金から月形町民の意識変化が見て取れるかもしれません。今後の展開も注意深く見守っていきたいと思います。

2008年11月03日

第28回子供会親睦ミニバレーボール大会

今日は文化の日。この祝日に月形町総合体育館では子供たちのミニバレーボール大会が開催されました。

例年のことながら白熱した試合に会場中が湧き上がり、参加している子どもだけでなく応援の大人達まで「子供会=地域」対抗で楽しみました。かく言う私も試合に夢中になり、競技中の子供たちの様子を写真に収めるのもすっかり忘れて大声で叫んでいました。

この大会前の2週間、夜(午後6時〜7時半)の体育館は子供会のために開放されていました。そこには子供たちだけでなく指導や様子を見守る大人の姿があり、近所のおばちゃん(お母さん)おじちゃん(お父さん)が、他人の子どもに遠慮なく声をかける場面が普通に見受けられました。
また大会当日には体育指導員や体育協会の方々が審判や大会運営に携わり、子どもが主役の行事を陰からサポートしてくれていました。
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私は、こういった地域活動が本質的な「協働」であると感じるようになりました。

今まで「協働」というと「お役所の仕事を住民が請け負う」あるいは「官民が協力して物事に取り組む」、つまり主体が行政でそれに住民が付き合うようなイメージでした。「行政のスリム化のために住民負担が増える」あるいは「行政の下請け」という感じです。いくら行政側が「行政と住民は対等で、物事の解決のために共に汗を流し協力し合おう」と言っても、その手法や事例が、行政側の問題を解決するところから出発していたために、誤解していました。

住民が普段の生活の中から「みんなで協力し合った方が良い結果に繋がる」と考え、自主的に協力することになれば理想的な「協働」になると考えます。そのためには、まずはそれぞれ(行政、住民、個人)が自分のやるべきことを真摯にこなすことが大事です。その上で情報を公開(どんなことをしているのか、何が問題なのか、どこが大変なのか・・・)し、皆が共通の認識のもと必要と感じることに協力する。言葉では難しくなってしまいますが、実際には「あの人が一生懸命やってるけど、一人では大変だから手伝いに行くか。」という昔から行われている近所づきあいそのものが「協働」なのだと思います。

行政との間で「近所づきあい」が成立するためには、まずは行政が物事を一生懸命やること、そしてそれを住民が分かるように公開すること。知らせる努力なしに理解は深まらないと思います。

2008年10月13日

平成20年度 町民歩け歩け大会

雲一つなく爽やかで、本当に秋らしい気持ちの良い今日、体育の日の午前中、町民歩け歩け大会(月形町体育協会主催)が開催されました。天候の良さも手伝って参加者は約120人(例年の3割増)。高齢の方から子供たち、グループホームで暮らす障がい者の方たちなど老若男女が参加、「誰もが参加できる体育のイベント」として大成功だと思いました。

さて、この「町民歩け歩け大会」を少し紹介します。
歩くコースは皆楽公園の排水機場を出発点に、市街地を通って円山公園をぐるっと回ってまた排水機場に戻るもので、約6kmと約9kmの2コースが用意され、参加者の希望で選択できます。この大会にユニフォーム姿で参加した月中野球部の子供たちは、トレーニングの一環で強制的に9kmコースへ。「大変だ〜」と言いながらもとても楽しそうでした。

コースの途中には15のチェックポイントが設定され、それぞれにクイズが用意されています。その答えを集めるのも大事なルール。オリエンテーリングの要領です。

そしてゴール地点では「豚汁とおにぎり」が参加者に振る舞われます。
みんなそれを楽しみに(?!)さあ、ガンバレ〜〜!!

2008年10月11日

地域の核「ちらいおつ遊び塾」

今日は町内知来乙地区にある「ちらいおつ遊び塾」で秋祭りが行われました。
私は残念ながら参加できなかったので直接の感想をいうことはできないのですが、準備段階から「ちらいおつ遊び塾のブログ」で様子を見ていたので親近感が湧き、参加したつもりになっています。

「ちらいおつ遊び塾」は知来乙小学校の跡地を利用して、昨年9月1日にNPO法人ファミリーサポートセンター聖十字広場(岩見沢市)によって開設されたものです。開所から1年間の様子はブログでも紹介されているとおり盛況で、NPO法人関連の幼稚園や学童保育所の利用の他、個人の遊び場や合宿所としても利用されています。
今回のようなイベントの時はもちろんのこと普段からも地域との結びつきは強く、ちょっとした管理や修理などを含め、地域の方達が気にかけて積極的に交流している様子がブログにも紹介されています。


「地域から小学校が無くなったら地域がさびれる」という意見があり、廃校後一時はそんな雰囲気にもなりかけましたが、今こうして「ちらいおつ遊び塾」のお陰でもう一度【地域の核】ができたように思います。これも地域をもり立てようとするNPO法人関係者と区長さんをはじめとする地域の方達の努力で、素晴らしい【まちの力】【まちの宝】です。
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町内にはここ数年内に廃校になった小学校が3つあります。が、それぞれに個性的な施設に生まれ変わって有効利用されています。

昭栄小学校  → 昭栄の里(障がい者福祉施設つきがた友朋の丘分場、鶏卵の生産)
中和小学校  → 就労支援センターオプス
        (障がい者支援施設 雪の聖母園の分所、納豆の生産)
知来乙小学校 → ちらいおつ遊び塾(NPO法人ファミリーサポートセンター聖十字広場)

建物はそこに人が集ってこそ生きるもの。生かされて輝いています。

2008年10月06日

Aコープのマイバッグ運動・第2弾

「Aコープつきがた」は以前から環境活動「NO!レジ袋運動」に積極的に取り組んでいましたが、この10月1日から、更なる取り組みを始めました。

それは「レジ袋をご利用になるお客様には、レジ袋1枚1円以上の募金をお願い致します」というもの。

レジで精算するときにレジ袋は出ず、袋詰めする台の上にこのポスターとレジ袋と募金箱が置いてあります。今までの「マイバッグ持参でメロンスタンプ2枚進呈」を一歩も二歩も進めた運動に感心しました。

今回の運動は始まったばかりなのでまだ充分に浸透していないものの、マイバッグを持つ人やダンボールの利用が確実に増えたそうです。現状(大まかな感覚として)、マイバッグ3割、ダンボール3割、レジ袋4割といったところとか。

今回の取り組みは政策を考える上でとても重要なヒントを与えてくれました。頭で理解していることを無理なく実践に移すためには、経済の原理を応用することが重要ということです。
「1枚1円以上の募金」は金額にすれば本当に些細なものです(1円程度は特売品かどうかですぐに元が取れる金額) が、それが賦課されただけで運動が急速に進むのだから不思議です。

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