2008年01月17日

過冷却水もできる厳しい寒さ

夕べから今朝にかけて北海道は極寒(最低は旭川市江丹別ー33.2℃)でした。月形もとても冷え込み、最低気温は-21.8℃。午前0時~7時くらいまでー20℃前後で推移しました。

昨夜、この冷え込みに「パッ!!」っとひらめき・・・
ペットボトルに水を入れ、トイレ前の廊下に置いて寝ました。


今朝7時。夕べのペットボトルの水は液体のまま。

それをお椀に注ぐと~、あら不思議。
見る見るうちに「氷の塔」がニョキニョキ。

冷蔵庫のCMを目の前で再現したような光景に、家族全員、大大興奮。
氷の塔を触ってみると、弾力のあるゴムのような、シリコンのような、初めての感触でした。


今しばらく厳しい寒さは続きますが、こんな楽しみ方もできるのが、月形です。

2008年01月16日

平成20年第1回月形町議会臨時会

今年最初の臨時会が午前10時より本会議場で開かれました。
議案は、福祉灯油に関する補正予算と、皆楽公園内にある下水処理場の改修工事に関する契約金の変更、固定資産評価審査委員会委員の選任(再任)でした。

福祉灯油(高齢者世帯等福祉灯油助成事業)は、昨今の灯油高騰を受け、厳冬期の暖房費の少しでも足しになればと設けられた施策で、今年全道各地で実施されています。

月形町の場合、対象者(H20.1.1日現在月形町に住んでいる人で、H19年度の町民税が非課税。かつ、65歳以上で構成される世帯や、障がい者(要件あり)が同居している世帯、義務教育終了前の一人親世帯など。生活保護世帯や福祉施設入所者、長期入院者は対象外)に対し、1世帯あたり7,000円の助成券を交付します。この券で指定の給油所から配達してもらうことができます。
この福祉灯油事業を実施するにあたり、道からの補助金50万円と、町の一般会計から195万円を支出することになりました。

1世帯7,000円というと大きい金額のように感じますが、実際は灯油約73L(96円/L)。月形で冬を越すにはほんの足しにしかなりませんが、少しでも温かく過ごしていただけたらと思います。

2008年01月13日

平成20年 月形町成人式

成人の日を前に、1月12日(土)に月形町成人式が行われました。
今年の成人式参加者は30人、対象者の8割くらいの参加だそうです。新成人のほとんどが現在町外在住の学生や社会人ですが、町内の福祉施設に入所している人も参加していました。女性は色とりどりの振り袖、男性はダークスーツ。華やかながらも緊張感もあって、凛々しく美しく見えました。

式典では新成人が「宣言文」を朗読。その中で、両親や地域への感謝、正義と愛、責任と義務、平和と幸福のための助け合い等がうたわれ、また会場内全員で「月形町民憲章」の唱和もありました。

 
続く「成人を祝う会」は、お菓子とお茶を囲んで中学時代の恩師のスピーチ。先生の暖かなまなざしと、それをはにかみながら聴いている新成人の表情が、何とも微笑ましい光景でした。その後「お祝いの餅つき」となり、その餅でお雑煮が振る舞われました。
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質素ながらも心のこもった手作りの成人式に、ほんわかとした温かみを感じたのは私だけではないでしょう。式典での宣言文や町民憲章の朗読は、新成人に自覚と誇りの種を播いただけでなく、参加している私にも「大人の生き方」を考えさせる一コマになりました。

祝う会の餅つきに供されたもち米は、今年月形小学校の教材園で小学生が育てたものです。食べ物を介して地域や世代が幾重にも繋がっている月形町の底力を感じるとともに、郷土への愛着が一層増した、とても素敵で感動的な成人式でした。

それから、この成人式の数日前に月形学園(少年院)でも成人式が行われました。事情がある人にとっても人生の節目は同じように訪れ、それをお祝いする会が開かれているということは素晴らしいと思います。そして月形では、それが当然のように受けとめられていることに懐の深さを感じました。

成人式に新成人が参加するかどうかは本人の選択ですが、それを迎え入れる大人は、「節目」を大切にする日本人の伝統や感性を後世に伝えるべく、これから先も「お祝いの場」を提供していくべきだと強く感じました。

2008年01月11日

平成20年 月形町新年交礼会

今日の午後6時から、町内多目的研修センターにて新年交礼会が開催されました。
会場には約300人の町民が集まり、あちこちで「今年もヨロシク」と挨拶する姿や、「これ美味しいよ!」と[地産地消をテーマにした料理]を勧めあうにぎやかな光景が見られました。

今年出品されたお料理は・・・私の試食順に並べてみました。

■天然酵母パン[出品者:友朋の丘]・・・しっかりした小麦の風味が美味しかったです。
■月形産小麦のピザパン2種[T's Brain]・・・ボリューム満点。スパイシー。
■かぼちゃスープ[地産地消推進協議会]・・・改良を進めながらどんどん美味しくなってます。
■桃太郎のだんご鍋(仮称)[料飲店組合]・・・和風鍋にトマト味。野菜やパスタがたっぷり。
■かぼちゃのスウィートサラダ[T's Brain]・・・かぼちゃとリンゴ、レーズンが新鮮で美味。
■じゃんがいものニョッキ・サーモンクリーム[T's Brain]・・・ニョッキの食感、味とも◎

ここまで食べてお腹いっぱい。他にも食べたい物があったのに時間切れでした。ご紹介だけします。

■かぼちゃまんじゅう[はな・花]・・・ふっくりほっこり。あんこが美味なんです。
■手打ち蕎麦・蕎麦がき[そば打たん会]・・・ピカピカ光る打ち立て茹でたての蕎麦。ツルッと。
■納豆もち[雪の聖母園/産業課]・・・会場でついた餅に地場産大豆の納豆をかけて(写真)
■かぼちゃのモンブラン、米粉のフィナンシュ、ポテトのココアケーキ[T's Brain]
 ・・・どれも見るからに美味しそうなケーキ。色とりどりで綺麗。
■小麦とキャベツのミニドック、かぼちゃのグラタン、スライスポテトのグラタン[T's Brain]
 ・・・私が行ったときには既に完食? どこにあったんだろう、残念。
■大根と白菜のポトフ・チキンボール入り[T's Brain]・・・相当美味しかったらしい。
■「月奴」の湯豆腐・特製ポン酢仕立て[T's Brain]
 ・・・松田豆腐店の月形産大豆を使った豆腐「月奴」。大好評でした。

今回使用された月形産の材料は、蕎麦、かぼちゃ、ジャガイモ、大根、米、大豆、トマト(ジュース)、卵、牛乳。冬なので、保存のきく材料しかなかったのですが、それでもこんなにバラエティー豊かなお料理ができたのでビックリです。夏の盛りならこれに新鮮な様々な野菜が加わって、それはそれは豊かな食卓になることでしょう。

準備をしてくださった出品者の方々、役場職員の皆さん、どうもありがとうございました。お腹といっしょに心もいっぱい、元気をもらいました。こうやって地域の活力を感じると、また「ガンバロー」と力が湧いてきます。

2008年01月10日

『マイ箸』を使う理由

私が『マイ箸』を持つようになったきっかけは、地球を愛する会@月形の活動です。

地球温暖化防止の勉強をするうちに、日本の割り箸の原料が中国の森を皆伐(全ての木を切り倒す)することによって生産されている事実を知りました。もともと水資源の少ない中国で、皆伐によって砂漠化していくメカニズムに納得したことと、経済的に優位な日本がお金にものを言わせて他国の資源を買いあさっていることへの反発が直接的な動機です。

それまで「割り箸は日本の間伐材の有効利用」という話しを鵜呑みにしていた私は、自分の使っている(買っている)割り箸がどこで作られているのか、気にも留めていませんでした。普通のスーパーで、50膳100円で売っているような割り箸が日本の間伐材でできているわけがないのに。
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夫も『マイ箸』を使っています。「なぜ使うのか?」という話しになりました。
「俺は、ゴミを出したくないから。自分が使っただけでゴミになってしまうようなものを使うより、自分が『マイ箸』持ち歩くことでゴミを出さないなら、その方が良いと思って。」

なるほど! 私にとって説得力のある言葉でした。でも周りの人からは
「割り箸の中には日本の間伐材を使っているものもある。経済を回すという意味で、そういう割り箸は使った方が良いんじゃないか?」

夫曰く
「経済を回すというのであれば、間伐材は別の有用な資材として活用されればいいんじゃないか。すぐにゴミになるような割り箸をあえて作らなくても、使わなくても。」

これにも納得。大量生産・大量消費に慣らされ、経済を廻すと言われればその方が優位性があると考えてしまいがちだった社会への明解な反論に正直驚きました。間伐材といえども何年もかけて育った木、一瞬でゴミにしてしまうのは申し訳ないと、私も思います。
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今、私が『マイ箸』を使う理由は・・・

私にとって『マイ箸』が、ものの見方を変えるお守りのようなものだからかもしれません。

マイ箸を使うようになってから、
世の中を『もったいない』の視点から見ることができるようになった。
『愛着』という言葉の意味を理解できるようになった。
『必要なもの』を見極められるようになった。
自分の使うものは自分で用意する → 人に頼らなくなった(かな?)。

小さなことでも一歩踏み出してみれば、世界が変わっていくことを実感する今日この頃です。

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