2020年03月07日

一般質問は3月4日(火)通告 → 3月11日(水)書面回答【月形町議会・令和2年度第1回定例会】

議員それぞれが「内容を充分吟味」した通告は、5人の議員から計10問。以下の通りです。
 
●東出議員
 1.新型コロナウイルス感染症にかかる対応について
●我妻議員
 1.月形高校への取組みの検証、実施について
 2.それぞれの地域コミュニティ機能維持への取組みについて
●楠議員
 1.各種計画、審議会等における町民意向の把握と共通する課題の整理について
 2.拠点施設における商業振興の取組みについて
●松田議員
 1.プログラミング教育について
●宮下議員
 1.子育て支援におけるセーフティネットの構築について
 2.地域拠点施設整備の今後の展開について
 3.新型コロナウイルス感染症対策(情報伝達方法と内容)について
 4.学校教育における「国際理解力の育成」について

__。__。__。__。__。
 
私の部分についてのみ、通告内容を掲載します。
 
《一般質問 宮下裕美子》
 
■1.子育て支援におけるセーフティネットの構築について/答弁者:町長

 
 子育て支援は各種計画の重要施策に掲げられていることから、令和2年度は「子育て家庭の経済的負担をより一層軽減する」という執行方針に従って、各種無償化を含む補助金・補助要件の拡充が予算化された。
 経済的負担の軽減は保護者が求める施策の1つではあるものの、自治体の目的である「住民福祉の向上」に照らせば、セーフティネットの構築にも力を入れる必要があるのではないか。特に今回の新型コロナウイルス感染症や一昨年のブラックアウトのような緊急対応が求められる場面が頻発する環境の変化と、諸事情により親族等による協力が得にくい世帯や共働き世帯が多くを占める状況の変化などから、より一層必要性が増すと考えられる。
 令和3年度からの「子育て世代包括支援センター」設置によって相談体制の充実が図られるが、受け皿の1つである学童保育の機能強化やファミリーサポート事業の新設も必要ではないのか。
 町長の考えを伺いたい。
 
 
■2.地域拠点施設整備の今後の展開について/答弁者:町長
 
 地域拠点施設整備は町長公約と関連して平成30年度から取り組まれ、この2月には審議会から「整備コンセプト/整備地/主要機能」が盛り込まれた答申が示された。一方で令和2年度町政執行方針には「関係機関や町民の意見を聞いて最終的に町の方針を定める」とあり、今後の展開が見通せない。
 この地域拠点施設整備にはこれまで行政に関わりの薄かった町民も参加し、関心を寄せている(例:審議会委員や候補地住民、他)。ここで曖昧な状態が続けば、せっかく育まれた「まちづくり」への関心を削いでしまいかねない。今後の展開見通し(スケジュール等)を示すことは重要である。
 町長は今後、地域拠点施設整備をどのようなスケジュールで展開する考えなのか、伺いたい。
 
 
■3.新型コロナウイルス感染症対策(情報伝達方法と内容)について/答弁者:町長 ※別途詳細説明提出
 
 2月後半から急展開した新型コロナウイルス感染症に対して、担当部署である保健福祉課や、急な臨時休校に対応した教育委員会をはじめ、全庁体制で取り組まれていることに感謝する。
 いまだ収束が見えず長期化が予想される中で、今後は具体的できめ細やかな情報伝達が求められると考える。以下の部分の改善や対応を求めたい。
1)役場発信情報の集約化と見える化(ホームページトップ「緊急情報」の活用)
2)保健衛生的対応策の指示や紹介(用品不足の代替案含む)
3)対象者別(年齢別等)の行動規範の提示
4)行動自粛時に活用できる情報やアイデアの提供
5)国等からの損害補てん・補償等の情報提供 
など
 
 
■4.学校教育における「国際理解力の育成」について/答弁者:教育長
 
 令和2年度教育行政執行方針では4月からの小学校の英語教科化やオリンピック・パラリンピックの日本開催に触れ、幼少期から生徒にいたるまでの「国際理解力の育成」「国際社会の理解」などを目標に掲げている。これからの社会を生きる子ども達にとってとても重要な視点と能力であり共感する。
 現状では英語力を身につけ伸ばすことに重点を置いているが、英語力は国際理解力を身につけるための1つの道具なので、その先にある多文化共生や人権尊重などの世界で通用する真の「国際理解力の育成」を目指して取り組んではどうか。オリンピック・パラリンピックが開催される今年だからできることもあるだろうし、日常生活の意識変化で「生きる力」が育まれることもと考えられる。
 教育長の見解を伺いたい。

comments

コメント・フォーム

(ゆみこの日記 にはじめてコメントされる場合、不適切なコメントを防止するため、掲載前に管理者が内容を確認しています。適切なコメントと判断した場合コメントは直ちに表示されますので、再度コメントを投稿する必要はありません。)

コメント・フォーム

▲TOPへ戻る