2019年03月06日

〆切間際に通告書提出完了。6番目ですって‼️【平成31年第1回定例会/その2・一般質問の通告〆切】

今日の正午、〆切間際に通告書を提出できました〜〜〜。
ようやくホッとできたのと蓄積した睡眠不足により午後は久々の昼寝。英気を養って次の課題に取り組めます!
 
私の一般質問は以下の6問。あと1つ教育分野の質問を予定していたのですが、中途半端になりそうだったので諦めました。発言時間(質問と答弁を合わせた予定時間。質問者が内容を加味して設定)は全部で3時間にしました。これから質問原稿を作成していきます。
 
さて、月形町議会では明日の議会運営委員会を経て一般質問の日程が確定するのですが、通常「通告順」に質問していきます。私は最後なので3月13日(水)になります。
 
それにしても嬉しい驚きは(議員10人中)6人も質問するということ。うちの議会は毎回2〜3人しか質問しなかったですし、改選期前の最後の議会(4年毎の3月議会)は特に少なかったんです。それが6人とは‼️
補欠選挙で当選した私と新人議員が質問に立つことも影響していると思いますが、4月の選挙は定数削減(10→8)で選挙になりそうな雰囲気もあるようなないような。やっぱり選挙って大事ですね。
 
 
余談ですが・・・ 昨日の朝の1発目のバトルの件。
 
本会議前の全員協議会で議事日程の打ち合わせをする際「行政報告で質疑を行いたい」と申し出ました。月形町議会では行政報告は書面報告(印刷物を事前に配布し、議場では「お手元の通り」で終了)にしています。内容に疑義がある場合は議場で「議長!」と動議をかけるのですが、いきなり動議を掛けるよりも予告したほうが手順としても良いかと思って(過去にそういう場面を目撃しているので、次善の策のつもりだった)。
 
ところが議長から「行政報告への質疑は認めない」「どんな内容なのかに関わらず、いきなりの質疑は町側が答弁を考える時間が必要だから」とのことで「行政報告に対する質疑があるなら一般質問で行うように」とのことになりました。
 
私としては会議規則を準用したかったのですが、副議長と議会運営委員長からも「これは議長の裁量案件。これ以上の議論は無用」とのことで撃沈。議長経験のある議員からは「文言の間違いや内容を確認したい場合もあるだろうに、質疑を全て受け付けないのも乱暴だ」という話もありましたが・・・
 
3月の定例会は日程の関係で、会期の途中に一般質問の通告〆切日が設けられているので質問することが可能なのですが、他の定例会では行政報告が手元に届いていない開会10日前に〆切です。つまり何か質疑をしたくても翌定例会まで持ち越さなくちゃならない! ヘンなの!!
 
ということで、質疑したかったものを一般質問に盛り込みました(6番目の質問)。一般質問にするからにはそれなりに仕立てる必要があり(質疑と質問は本質的に違うので)、何だか大仰ことに。まあ、それも仕方ないですね。
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1.全ての町民高校生を対象にした教育環境支援について (答弁者:教育長・町長)
 言うまでもなく、子どもたちは社会・地域の宝である。その子どもたち1人1人が尊重される教育とそれを支える支援が必要である。
月形高校存続が至上命題の月形町では、月形高校生だけを優遇した教育支援を行っている。本来、月形高校存続は行政課題であって、教育支援とは分けて考えるべきものではないのか。
様々な状況から町外への進学が1つの選択肢になっている現状を見たとき、進路に関係なく全ての町民高校生に教育環境支援を行うことが重要ではないのか。月形町として子どもたちを等しく支援することで郷土愛も育まれると考える。
教育長、町長の見解を伺いたい。
 
 
2.求められている「町民の移動手段」とは−月形町地域公共交通網形成計画について(答弁者:町長)
高齢化率41%の月形町民にとって移動手段の確保は最重要課題である。そのため現在策定中の「月形町地域公共交通網形成計画」には期待を寄せているが、そこで議論されているのは一般が利用できる「公共交通」であって、会員制の「福祉タクシー」は対象外である。
月形町内において現在もこれからも「公共の移動手段」を最も必要とするのは高齢者であるが、この計画はその高齢者の実態とニーズを充分に捉えているのだろうか。このままの計画では需要と供給のバランスを欠き、町民の期待に応えられないのではないか。
 月形町として地域交通を考えるなら、福祉タクシーも含めた総合的な「町民の移動手段」を構築する必要があると考える。
町長の見解を伺いたい。
 
 
3.月形町における町立病院の在り方について (答弁者:町長)
 町長は町政執行方針の中で、町立病院を「公設民営化のへき地診療所」にする方針を打ちだしたが、唐突感が否めない。まずは、この決定までの経緯を伺いたい。
 町はこれまで「町立病院の経営」面から町立病院の在り方を論じてきたが、本来は、町民や利用者のニーズ、町内全体の医療・福祉・介護の状況、広域体制を鑑み、町立病院の在り方や方向性を打ちだす必要があったと考える。
 町立病院が新たな体制に向かう前に、月形町としての病院(診療所)の在り方を町民と対話し、共有する必要があると考えるが、いかがか。
 
 
4.町民が求める情報共有と参画の場について (答弁者:町長)
 町長は「各団体や町民のみなさまに積極的に情報提供を行い」「町民皆さまのご意見をしっかりと伺った上で」と明言しているが、現実には「団体」に重きを置き、広く町民には対応していないと感じる。
 行政手法としての広報広聴の手続き(アンケート・説明会・パブリックコメント)は行っているものの、町民が広く理解するまでに情報が行き渡るのは決定間際か決定段階である。町民が参画できる段階でのきめ細やかな広報広聴と、町民側の視点に立った情報提供・情報共有が必要と考える。
 町長の見解を伺いたい。
 
 
5.役場が機能するための事業仕分けについて (答弁者:町長)
 近年、地方創生を旗頭に様々な計画が策定され、規定された年次毎に新たな施策が盛り込まれている。一方で、古くからの施策も十分な評価がないままに温存されている。現在の月形町行政は施策の海に溺れているのではないか。
 昨今の行政は分野横断的であり、高い専門性も求められている。また、働き方改革のもと効率性が求められている。的確で有効な行政を行うためには、大胆な事業仕分けによって事業の絞り込みが必要と考えるが、いかがか。
 
 
6.行政報告への葬儀の掲載について (答弁者:町長)
 毎定例会に提出される行政報告は、過去3ヶ月に行政が何を行ったかを報告・公開するものである。月形町では慣例で日程表的書式の書面報告となっている。
 その行政報告に、上坂町長就任時から
○月○日  葬儀(△△家)  □□場所
という書式で葬儀が掲載されるようになった。このことに対して以下の疑問があるので、お答えいただきたい。
1)葬儀出席は公的な行政の仕事なのか?
2)葬儀は「家」を単位とするものなのか?
3)個人情報やプライバシーの問題から町報への掲載にも確認が必要になっている状況で、公文書となる「行政報告」に掲載することに問題はないのか?
4)町のホームページ>ようこそ町長室へ>主な動き には葬儀以外が掲載されている。なぜ変えているのか?

2019年03月04日

熱い市民と冷たい議員?【美唄市立病院建て替えを考える市民会議・傍聴】

3月3日(日)午前に、お隣の美唄市で市民団体が主催する「市民会議」が開催されると北海道新聞(3月2日朝刊)に出ていたので、これはぜひ現場の空気を感じたいと(市民じゃないけれど)行ってきました。

近隣で、市民が行政問題をテーマに大規模な集会が開かれるのは久しぶり(合併問題以来?)。テーマである市立美唄病院は以前のかかりつけ病院(小児科)で、厳しい運営状況や施設の状態は知っていましたし、今回の新聞記事で議員の関わり方に問題がありそうな雰囲気も。
でも参加した1番の理由は、この建て替えに関連して開催されていた「市民委員会(市が要綱で設置した市民からの提言を求める委員会)」に公募で参加していた友人が、噛み合わない議論に消耗していたのを知っていたから。実態を知りたかったんです。

当日は会場に50人近くが集まる大盛況。これまで3回(市内で小さく)集会を開いてきたそうですが、4回目にして初めて多くの人が集まったとか。道新記事の効果もあったと思いますが、市民が本気で「市立病院の建て替え」を考え出したのだと感じました。

■ 問題の経緯 ■
当初は35億円だった建て替え費用が、計画が進むにしたがって40億円(保健福祉センターも併設)になり、労務単価や資材費上昇をふまえて50億円(基本設計・平成30年1月)になった。その後の市民説明会で懸念の声が上がったことから、市は実施設計の延期を決定(平成30年3月)。
平成30年7月、50億円の基本設計はそのままに、市は市民向け説明会を再開(多数実施)。それと前後して「市民委員会」が設置された。

市民委員会は「市立美唄病院の建替え等について、市民からの意見等 を参考に検討し、市長に提言を行うこと」を目的に、公募の市民(2)+医療・介護関係者(4)+商工農業関係者(5)+学識者(1)の計12人で構成、委員会を6回開催。平成30年11月に提言書を市長に提出して終了。

提言書には
「市立美唄病院の建替え等の必要性は理解したところでありますが、将来負担 やその他の事業への影響の懸念から、依然として反対意見も根強くあります。
持続可能な自治体経営に向け、無理のない財政計画の設計に基づいて、事業費の 抑制や有効な財源確保に引き続き取り組んでいかれることを強く要望いたします。」
と明記。

しかし、市は平成30年12月の定例会で
「市民の皆様の意見や、市民委員会の提言、さらには市議会における議論などを通じて市立美唄病院の建替えおよび保健福祉総合施設の整備の必要性につきましては、ご理解をいただけたものと考えており、今年1月にまとめた基本設計を基本として、中断しておりました実施設計を改めて進めていくこととしたところであります。」

■ 市民会議 ■
市民委員会の委員有志が中心となって、委員会での情報を市民に伝える勉強会として「市民会議」を開催。現状をより深く知るために講師を呼んで学んだり、全議員(14人)に説明を求めるアンケートを実施した。(←2度のアンケート実施も有効な回答がない状態。1人回答を寄せてくれた森川議員は急逝。)

■ 第4回市民会議(今回)の開催目的と状況 ■
3月4日〜定例会が始まることを念頭に、市議会議員全員に出席を求め、定例会に計上される「実施設計の予算」に対する考えや説明を各議員からもらう予定にしていた。
これに対して2人の議員から欠席の連絡があったものの、他11人からは連絡なし。当日の会場に用意された議員席は空のまま。現役議員の参加は0だった。

多くの参加者を集めたものの議員の参加がなく、予定していた内容を変更して開催。市立美唄病院がどうあるべきか(立て替え反対の意見だけでなく、あるべき病院の姿や市域全体の医療体制など)について参加者で意見交換が行われた。また、現状進んでいる50億円規模の建て替え計画に対しては多くの人が反対の意向を示し、どのようにすれば設計変更などが可能なのかも話し合われた。
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市民が自分たちのこととして病院を語った本当に良い機会だったのに(間際の開催案内だったとは言え)そこに現職議員が誰一人いなかったのは非常に残念でした。
議員は採決にあたって市民以上の情報を持っているわけで、真剣に説明を求める市民への説明を放棄してしまった(今回に限らず、アンケートへの回答も不誠実だった)のは返す返すも残念でした。

ひるがえって、うちの議会は、町は、どうなのか・・・

JR問題にしても、現在進行中の町立病院のことにしても、議会や行政という機関としては不十分だと感じています(実施したというアリバイ作り程度で、町民の理解は得られないままに進んでいる印象)。本当に不十分です。
だから、せめて議員個人としては誠実に対応したいと考えています。
 
美唄市は市議会議員と市長選挙が今年6月に行われます。
月形町は町議会議員選挙がこの4月、町長選挙は来年9月です。
 
選挙だけが民意をはかる場でなく、日々の活動が市民(町民)に寄り添うものであって欲しいですよね。

2019年03月01日

1度のチャンスを活かすために【議案書配布/もうすぐスタート】

3月5日(火)から始まる月形町議会定例会。3日前が告示日なのですが役場の休日になるので、その前日の今日(3月1日/金)午後、議案書が配布されました。
 
3月定例会はとにかく資料が多い!
年度終わりの予算調整と条例改正で議案書は2cm厚。さらに新年度予算書は5cm厚のリングファイル、町政や教育の執行方針、各種報告書にその他の連絡書類。ざっと厚さ10cm。
さらにさらに・・・去年12月21日に補欠当選で議員になった新人としては(これまでの町政の流れを把握するために)今年3月〜12月までの各定例会と臨時会の議案書と今年度当初予算書、常任委員会の資料、議会に配布された各種計画ももらってきたので、抱えるほどの量になってしまいました。
 
帰宅して何気に議案書を開いたら・・・補正予算のお金の流れが目にとまって・・・歳出/歳入を行ったり来たり。他の定例会の補正予算までたどったり、他会計への繰り出しやら債務負担行為やら。あっという間に日は暮れて、議案書は付箋と赤字の書き込みでいっぱい。
 
あ〜あ、2年半のブランクは大きい。毎回ほぼ欠かさず定例会を傍聴していたのに知らないことがいっぱい。全員協議会で相当な説明がされていたのね〜と思いながら、実態を把握すべく資料と格闘中です。
 
それと並行して一般質問の準備も。任期4ヶ月の補欠選挙に立候補したのは、たった1度のこの一般質問のため。与えられたチャンスを最大限活かすよう、しっかり準備を進めています。

2019年02月28日

月形の課題を鋭く考察【北海道大学教育学部「地域調査実習」報告会&交流会@月形】

昨晩(2月27日)月形温泉ホテルの一室で標題の報告会があるとのことで行ってきました。発表したのは北海道大学教育学部・辻智子先生のゼミ生(主は3年生5人+4年生+院生)。参加者はこの調査に協力した町民約30人。

辻先生のゼミが調査対象地域を月形にして2年目の今回は「農村の地域づくりと若者」がテーマでした。
 
ゼミ生たちは1年間月1回JRで月形に足を運び、町内各所に出向いてたくさんの町民と対話しながら調査を進めました。その中で各人が具体的課題を見つけだし、追加のインタビューなどで深掘りして考察につなげ、報告会での意見交換でさらに深め、最終的に論文集のような冊子を発行するという流れです。
 
ゼミ生が選んだ具体的課題は
1)青年と地域活動:農協青年部の事例から
2)農村社会における世代間のコミュニケーションはなぜ難しいか
    :月形の歴史と三世代へのインタビューを通して
3)月形町における新規就農の実情
4)月形町の観光とまちづくり
5)月形町にとっての月形高校
 
以前紹介しましたが、私は(3)と(5)の関連でインタビューを受けたり、1年間を通して圃場見学(農作業紹介と植物生理の解説)でゼミ生たちと関わって来たので、とても興味深く報告を聞かせていただきました。
 
ゼミ生たちの素直な問いとそこから見えた月形の実態・・・彼らは、私たちが見えていなかったもの(見て見ぬふりをしていたもの)を白昼にさらしてくれたのです。それをどう解決していくか、私たち町民にボールを投げられたと感じました。このまま受け取って終わりにするか、そのまま打ち返すのか、磨いて投げ返すか、町民側の行動にかかってます。小さな動きを大きな成果に発展させるための行動をしたいと強く思いました。
 
この調査研究は学生が主役なのですが、それを支えている辻智子先生に私は目が止まりました。学生が地域に入って調査を進めるには調整が必要で、若いが故の不躾さを辻先生が上手くフォローしたり、町民からの過大な期待や要求には言葉巧みにキチンと線を引く・・・ こういう丁寧で人間的な先生がいるからこそ現地調査ができるんですよね。辻先生の実力を改めて感じた報告会でした。
 
若い人がやりたいことを実現できるような環境を整えるには、誰かが裏方としてキッチリ行動することが必要なんですよね。辻先生が1つのロールモデルになりました。

2019年02月27日

ぜひ、傍聴に♪【月形町議会 平成31年第1回(3月)定例会 日程】

間もなく始まる「月形町議会 平成31年第1回(3月)定例会」は以下の日程で行われます。
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3月 5日(火)10:00〜 議案審議(今年度最後の補正予算)
         平成31年度町政執行方針、教育行政執行方針
3月12日(火)13:30〜 一般質問(1日目)
3月13日(水)10:00〜 一般質問(2日目)
3月14日(木) 9:30〜 予算特別委員会(新年度予算審議)
3月15日(金) 9:30〜 予算特別委員会(新年度予算審議)
3月18日(月) 9:30〜 予算特別委員会(新年度予算審議)
3月19日(火)10:00〜 本会議(承認と意見案等)
 
※審議の進捗状況により日程が変更になる場合があります。
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3月定例会での一般質問は変則的で、会期が始まった3月6日(水)正午が通告〆切、7日(木)午後に順番が確定します。これは「町政執行方針」「教育行政執行方針」の内容に対して一般質問できるとなっているため。私は多数の一般質問を予定しています。
 
月形町議会は今年4月に選挙があるので現職議員にとっては今回が最後の定例会です。どんな視点を持っているのか=どんな発言をしているのか、(発言しないことも含めて)選挙の判断材料にもなりますので、お時間を見つけてぜひ傍聴にお越し下さい。

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