2018年11月05日

とってもちぐはぐ。アンケートに答えた町民や、ニーズを探ろうとする先生の声に応えなくていいのか⁉️【月形町地域公共交通活性化協議会の傍聴+町民意見交換会】

今さらだけど、あまりの現実に言葉も出ない。
(傍聴席だからじゃない。声は出ないけれど、心は叫んでいる。)
 
町(行政)は何をめざしているのか?
何のために町(行政)があり、計画があるのか?
ねぇ審議委員さん、声をあげてよ! そのために席に着いているんでしょ。
 
今日(11月5日・月)の午後「月形町地域公共交通活性化協議会」があったので傍聴してきた。さらに、その前(10月24日夜)に開催された(参加者の極々少なかった)「月形町の地域公共交通に関する意見交換会」には町民の1人として発言した。いずれの会議もあまりにもヒドイ一方的な町側の進め方と方向性に驚くとともに、問題を指摘する声(今日の審議会では岸教授、町民説明会では私の意見)には耳も貸さず淡々と予定通りの時間と展開で進む現実に、意気消沈。
 
月形町の置かれた状況は理解している。JRの廃線まで時間がなく、代替バスにスムースに移行するには早急にバス運行の検討をしなければならないんですよね。さらに、当てにしている国の補助金を得るには、地域交通の課題を整理して「地域交通網形成計画」も策定しなければならないんですものね。

※ でもね、こうなってしまった背景には町の責任があるよね。JR存続を謳って何もしてこなかったんだもん。JR存続と言うのはイイ。でもね、その裏で粛々と次の対応を練る必要があったでしょ。そのことは前々から指摘してきたけど、聴く耳は皆無だったもの。
 
そして今やっていることは《仏作って魂入れず》そのもの。
 
計画を作るためにたくさんの税金(←多くは国からの補助金だが、それも私たちの税金)を投入し、たくさんの人の時間と労力を使っているのに‼️ そのデータを解析して考察しなければ、全てが浪費になってしまう。このままなら、出来上がった計画に町民の実態もニーズもほぼ反映されないでしょう(←充分な分析も論理的な考察もなされないから、思い込みと想像でできた計画にならざるを得ない)。

今日の審議会で、部会長の岸先生が「部会では(アンケートを詳細に詰めたものを元に)丁寧な議論を展開したい」「コンサルさんに、もっと分析をして欲しいと要望してある」と何度も言っていたし、審議会の方向性が混沌としているので、進め方を整理する発言を何度もしていたのに・・・ 議長を務める副町長は、岸先生の発言に理解を示す風をして当初の予定どおりに12月中に交通網形成計画の素案を作ることを提案し、審議委員は何も言わずに了承してしまった。
 
そんなのありえないでしょう‼️
 
詳細な分析をするには時間がかかるし、それを元に議論し考察するのだって時間が必要。12月中に素案ができるって⁉️ それって、いつから誰が作っていたの?
 
「丁寧な議論を展開したい」と忙しい岸先生が月形町民のために提案してくれているのに、そこまで真剣に取り組んでいる大学教授がいるのに、それを町が任命したのに、全く活かさないなんて考えられない。どうかしているでしょ。
 
これまで数々の計画策定過程を見てきたけれど、今回は最悪。
  
今のままでも最悪なのに、ここに「バスターミナルと複合施設の建設」が積み上がるなんて‼️ 
今どきハコモノ行政だなんて⁉️

今日は・・・ 言葉にならない。

2018年10月29日

ご近所総出で○○【町内会行事/廃品回収と観楓会】

10月末になってきて天気も荒れ模様です。誰もが冬支度で忙しい中、先週土曜日(10月27日)は町内会行事がありました。
 
朝9時からは廃品回収。これまでは子供会が年2回実施してきたのですが、少子化もあって春の1回だけに。冬ごもりする前に不要品を整理したいと、今年から町内会主催で廃品回収をすることにしました。
収集するのは、新聞紙・雑紙類・ダンボール・缶・金属類(雑品)。今の時代、ビンはもう有価物ではないのですね〜。一升瓶を大切にとって置いたけれど、これは町の資源ごみに。

正午からは花壇の片付けをしようと計画していましたが・・・ 大雨で断念。

そして午後12時半からは観楓会。といっても、近所の会館で食事会をするだけなんですけどね♪ 

午前中から女性陣が会館に集って20数人分の食事を作りました。ちらし寿司、オードブル、ポテトサラダ、お刺身、果物・・・ みんなで集まってご飯を作るのは楽しい〜。一昔前まではお葬式の賄い作りがあったけれど、今は「仕出し」でお役御免に。こういう機会は貴重です。
12時半には町内会のみんなが集まってきて、顔を見て食事しながらおしゃべり。超超高齢化した町内会なので、こういう機会に顔を見て、それぞれの状態や状況を把握して・・・とっても大事な機会になりました。

町内会のみなさん、お疲れ様でした!

2018年10月16日

あ〜ぁ、そうじゃない!【月形町創生総合戦略審議会・傍聴】

昨晩(10月15日)、月形町役場で平成30年第2回月形町創生総合戦略審議会があったので傍聴してきました。

町民アンケート(8月3〜14日実施)、事業者アンケート(9月上旬実施)の結果報告とKPI(重要業績評価指数=目標に対してどれだけ達成できたか)が議題でした。今回町民アンケートを採ったのは平成27年に策定した地方創生の様々な政策の中間評価をするためです。

細かいことを書き出したらキリがないのですが、1つ例を挙げてみます。

町民アンケートは18歳から69歳までの対象者(1772人)から1000人を抽出して送付、384人から回答がありました(回収率 38.4%)。回答者の33%(127人)が60代、20代+30代は19%(75人)でした。

アンケートの中に「子育て(小児医療環境)の充実について」というものがあります。全ての人に「子育て(小児医療環境)に満足しているか? 重要度は?」と聞いていて、結果「満足・やや満足が50.5%になった。基準年の満足度が22.4%だったので向上している」という結論でした。
ですが・・・ 自由記載には19人が記入、記載内容のほとんどは子育て世代の人からの要望や不満でした。委員の1人から「自由記載を読む限り満足度が50%というのは信じられない」という意見があったものの「こういう結果が出ているので・・・」と、役場担当者も委員長もそれ以上突っ込むこともなく・・・

あ〜ぁ、そうじゃない!  傍聴席から大声を上げそうに。

私の見解です。
子育てと無縁な人からもアンケートを採っているので、施策の中身や実態を知らない人(たぶん全体の7〜8割)も回答しているから満足度が上がっただけ。自由記載を見る限り、子育て中の人は不満が多いように見える。本当に「子育て(小児医療環境)の充実」を実現しようとするならデータを詳細に分析すべきで、アンケート原簿から子育て世代を抽出しその回答がどうなっているのか、再考する必要がある。

不満を解消したり施策のヒントを得ようとしたら、当事者に目を向けることが必須で、たとえ少数意見であってもそこ事実・実態があるのだから重要視しないと!

アンケート調査には多額の費用がかかっているのに、そこには多くの町民が貴重な時間をかけて考えや気持ちを書き綴っているのに、それが結果にも今後の施策にも活かされないなんて! 悲しくなりました。

審議会ではこれ以外にも的を射た質問が1、2出ていたものの、その回答は・・・

審議会はアンケート結果を受けて中間評価の答申を出すという流れなのですが、このあと「答申案を事務局(役場)が作成し、各委員に郵送して了解を得たことにする」という手続きが了承されました。このアンケート結果をどう考察するかという最も大事な部分は何も解らないまま、話し合いもせずに進めるとのこと。ほとんどの委員が一言も発せずに会議は終了しました。

全くの「アリバイづくり審議会」になってしまったんですね。

2018年10月12日

流石プロ! 面白かった〜【狂言鑑賞会 in つきがた】

昨晩、月形町多目的研修センターで狂言鑑賞会がありました。

和泉元彌さん(和泉流宗家 家元)と和泉祥子さん(十世 三宅藤九郎)による姉弟共演の舞台とワークショップで90分間。会場は満員(定員200名)で大盛況でした。(会場内は撮影禁止なのでチラシのみ)

プログラムは
1.狂言の解説と楽しみ方のお話
2.狂言「盆山」
3.狂言「仏師」
4.狂言の所作と発声のワークショップ

ステージ上に、大松の幕、本舞台を表す柱、橋掛かり、一の松、二の松、三の松などが設置され、狂言の舞台が設えられました。

登場したお二人は流石プロ! 
所作がとにかく綺麗。修練の賜なんですね〜。
さらに、和泉元彌さんが解説などお話しの担当なのですが、とにかく発声が素晴らしい! 響きのある声で身体の中にしみ込むようでした。狂言を演じているときはもちろん、解説は(比較的早口で)話をしていたのですが、耳の遠いお婆ちゃん達にもしっかり届いていました。

また、十世 三宅藤九郎さんの表情が素晴らしかった! 
顔にある全てのパーツを自由自在に動かし、心情を映すように変化する表情のお陰で狂言がよく理解できました。

この90分間の狂言鑑賞会は、とても練り上げられたプログラムだと思います。狂言初心者を対象に地方を回って普及啓発しているのでしょう。基本から鑑賞まで全てにおいて実にわかりやすく、面白くて好奇心を満たす内容でした。
(他の自治体のみなさん、オススメします)

町民大満足、満面の笑みで会場を後にする姿が印象的でした。

2018年08月03日

さて、これからどうなる?【月形町広報紙「おしらせ号」廃止に対する意見書】

月形町民は「おしらせ号」が廃止になるかもしれないということを知っているのだろうか?

実は、7月5日発行の月形町広報紙「花の里つきがた」の13ページに、ひっそりと以下のような記事が掲載されていた。わざわざ《ひっそりと》と表現したのは、この意見募集の案内がこの1回だけだったから。ホームページにも、町内全戸設置のIP告知端末機にも掲載されることなく、これより先にも後にも町民の話題にも上ることなく、《唐突に》《ひっそりと》募集されていたのだ。


今年は春からずっと天候不順。7月2週目に入ってようやく晴れ間が見えだし、多くの町民が慌ただしく仕事に追われた7月に、町民の意見を募集しようとしても難しいのではないか。それでも「町民の声を聴いた」とアリバイ作りして、廃止に向かうのだろうか?

〆切間際の7月31日の夜中、私は意見をメールで送信した。
(後日、問い合わせたら「メールを確認いたしました。今回いただいたご意見を検討していきます。この度は、貴重なご意見ありがとうございました。」との返事があった。)

私の提出した意見書は →

さて、「おしらせ号の廃止」は今後どうなるのか? 
見守りたい。

<<前の5件 1516171819202122232425

▲TOPへ戻る